Enterprise Architect バージョン15.2 ビルド1556を本日リリースいたしました。
いくつかのバグ修正・改善が含まれます。ぜひ最新版をご利用ください。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

★マークのついている項目は、日本語版ユーザからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

Enterprise Achitect Version 15.2 リリースメモ (ビルド1556)

○ダイアグラム内の表現・操作
・振る舞い呼び出しアクションが持つアクションピンの型の表示を修正しました。
・要素を移動した際に、その要素が持つ子要素の相対位置がずれる場合がある問題を修正しました。
・ReadStructuralFeatureアクションのStructural Featureの値の設定ができない場合がある問題を修正しました。
・アクティビティパラメータの型を変更した場合に、派生したアクションピンの型の表示を改善しました。また、派生したアクションピンの型を変更できないように動作を変更しました。

○カンバン
・カンバンのレーンの設定で「既定」を設定できるように、以前のビルドでの変更を戻しました。
・適用ボタンを押した場合にフィルタの条件が適切に保持されない場合がある問題を修正しました。
・「自動配置のみ適用」の設定を有効にした場合に、属性値に結びついていないレーンに移動できないように動作を変更しました。

○画面・操作に関する変更・改善
・属性のプロパティダイアログにおいて、型指定時に同名の分類子が複数ある場合に選択した要素が正しく設定されるように修正しました。
・操作のプロパティダイアログにおいて、パラメータのタグ付き値に動作が不安定になる場合がある問題を修正しました。
・プロパティサブウィンドウで値を更新した際に、意図しないスクロールが発生する場合がある問題を修正しました。
・プロパティサブウィンドウで、操作のプロパティで「並行性」が2つ表示される問題を修正しました。
・モデルブラウザからお気に入りに追加する場合に表示される選択肢が、常に正しい内容が表示されるように修正しました。
・ダイアグラム内でタグ付き値の値を直接編集する場合に、不正終了する場合がある問題を修正しました。

○セキュリティ(アクセス権)
・フローティングライセンス利用時に、Active Directoryのユーザーを利用する設定の場合には、ユーザー名・パスワードを空に設定できるようになりました。
・OpenIDで認証する場合に、認証後もブラウザのウィンドウを閉じないように動作を変更しました。(ブラウザによっては問題が発生するため)
・OpenIDで提供されるユーザー名などがUnicodeである場合に対応しました。
・OpenIDのグループに関する設定で、大文字小文字を区別しないように動作を変更しました。
・OpenIDに対する接続テストの結果表示を改善しました。
・ユーザー名の長さがEnterprise Architectで利用可能な長さよりも長い場合には、長さを調整して保存するようになりました。

○アドイン
・SysMLアドインで、ポートの向きを保持する要素にフロープロパティが2個できてしまう問題を修正しました。★
・SysMLアドインで、プロパティの初期値にカンマを入力できるように改善しました。★
・SysMLアドインで、プロパティの初期値に引用符が含まれる場合に保存時にエラーとなる問題を修正しました。★
・SysMLアドインで、内部ブロック図の要素から新規にブロックとして抽出時に、ポートの向きがない場合の動作不正を修正しました。
・BPMNアドインで、ビジネスプロセス図以外では、クラス要素をドロップした場合にレーンにしないように修正しました。

○外部ツールとの連携
・プロジェクトファイルとのSBPI接続の動作を改善しました。
・外部ツール側の項目名に特別な文字が含まれる場合の動作を改善しました。

○その他
・XMI1.1でDTDを利用する場合に、構文検証でエラーになる問題を修正しました。
・アクティビティ図のシミュレーションで、シミュレーションコンソールからの変数の値の変更時の動作を改善しました。
・要素の種類「UMLダイアグラム」の名称を「ダイアグラムフレーム」に変更しました。★
・利用されているダイアグラムウィンドウ内の一覧の「利用方法」として表示される情報として「リンク」を「図に配置」に改善しました。★
・カスタム図・分析図が作成できない問題を修正しました。★
・インライン仕様ビューの名称をノートビューに変更しました。