本日、Enterprise Architectの最新バージョンとなるバージョン16.1 ビルド1621を
リリースいたしました。
バージョン16.1は、バージョン16.0に含めることができなかったいくつかの機能強化と
性能改善・安定性の向上を図りました。
そのほかにも、多数の細かい機能強化・バグ修正が含まれます。
概要は以下のURLをご覧ください。
https://www.sparxsystems.jp/products/EA/ea161.htm
ぜひ最新版をご利用ください!
Enterprise Architect Version 16.1 リリースメモ (ビルド1621)
○SVG形式への対応
・ダイアグラムを画像として保存する際に、SVG形式が指定できるようになりました。
・パッケージをXML形式で出力する際の設定で、ダイアグラムの画像をSVG形式で出力できるようになりました。
○設定情報の保存
・APPDATAに保存される、ユーザーごとの情報を別のフォルダに保存・参照できるようになりました。
・レジストリに保存されるユーザーごとの設定方法をファイルに保存・参照できるようになりました。
○変更の把握と追跡が可能なモデル
・「変更の把握と追跡が可能なモデル」の機能で、以下の点を修正しました。
・複製対象が付属要素である場合の型の扱いを修正しました。
・「境界配置の要素を縮小表示」の設定が有効な場合の動作を修正しました。
・要素の属性・操作や接続につながるノートリンクの扱いを修正しました。
・ダイアグラムノートも対象になりました。
・サブジェクト要素の扱いを改善しました。
・トレーサビリティサブウィンドウで、この機能による関係であることを明示するようになりました。
・接続間の接続に対応しました。
・途中バージョンからの新規バージョン作成に対応しました。
○ソースコードの生成と読み込み
・C# 10で追加されたいくつかの新しい表現に対応しました。
・Python 3.9 および Python 3.10 で追加された新しい表現に対応しました。
・Delphiのジェネリック定義に対応しました。
・JavaのSealed Classに対応しました。
・EASL_GETでタグ付き値が取得できない場合がある問題を修正しました。
○SysML
・派生プロパティの区画内での表示を修正しました。
・区画に表示される要素がシーケンス図に配置されている場合に表示速度が遅くなる問題を修正しました。
・ブロック図内のポートで区画を表示できるようになりました。
・SysMLアドインで、状態マシン・相互作用をアクティビティ図にドロップした場合に、振る舞い呼び出しアクションを作成するように動作を調整しました。
・SysMLアドインにポートのin/outで整列する機能を追加しました。
・SysMLアドインで、操作をダブルクリックした場合に、振る舞いとして別要素があり、その要素が子ダイアグラムを持つ場合には、子ダイアグラムを開く処理を追加しました。
・SysMLアドインのポートの整列で、パラメトリック図のフロープロパティは対象外にしました。
・SysMLアドインで、プロパティ要素の子ダイアグラムとしてブロックの子ダイアグラムを設定する機能について、チェックボックスでON/OFFになるように動作を変更しました。
・SysMLアドインで、独自拡張の要求の場合に、要求のプロパティダイアログの表示が乱れる問題を修正しました。
・SysMLアドインで、保存してあるダイアログの位置情報を読み込まない操作を、Ctrl+ダブルクリックからSHIFT+ダブルクリックに変更しました。
・SysMLアドインで、要求のタグ付き値が削除できない場合があるバグを修正しました。
・SysMLアドインの各ダイアログの動作・フォントを調整しました。
○その他の表記方法
・UAF version 1.1に対応しました。
・UAFのブロック図のツールボックスに関連・集約・コンポジションを追加しました。
・FACE Profile for UAFのダイアグラムの追加時の表示順序を改善しました。
・FACE Profile for UAFの各ダイアグラムのツールボックスを改善しました。
・FACE Profile for UAFの要素のタグ付き値の型の情報を改善しました。
・DMNの評価機能で、要素名に特別な文字が含まれる場合の動作を改善しました。
・FTAアドインの自動レイアウト機能で、レイアウト前の要素の横方向の順序を維持して整列するように改善しました。
・FTAアドインの自動レイアウト機能で、関係ない種類の接続もレイアウト対象に含めていた問題を修正しました。
○ダイアグラム内の動作・表示
・「要素を複数配置」の機能の動作を改善しました。
・元の要素が子ダイアグラムを持つ場合、複数配置した要素からも子ダイアグラムに移動できるようになりました。
・WebEAで複数配置した要素に対応しました。
・ダイアグラムの設定で、接続が非表示になっている場合でも表示されるようになりました。
・右クリックした場合のメニューは、元の要素と同じ内容が表示されるようになりました。
・ダイアグラムのオプションで、常にマトリックス形式で表示する設定を追加しました。
・ダイアグラムフレームが表示されている場合のロードマップ表示を修正しました。
・描画処理の設定が「拡張 - 1」の場合に、手書きモードの表示を改善しました。
・ロバストネス図のステレオタイプを持つクラスのインスタンスを作成した場合に、同じステレオタイプが設定されるようになりました。
・名前空間の情報を表示する設定のダイアグラムの表示速度を改善しました。
・接続の「飛び越え表示」で、配置によっては不適切な位置に飛び越え表示される問題を修正しました。
・付属要素を表示した状態の、属性・操作と付属要素サブウィンドウの表示を改善しました。
・最後に作成した要素の再作成機能で、プロファイルで定義されたイベント送信要素に対応しました。
・コンポジット構造図の表現の接続の作成を改善しました。
・スイムレーンのフォントの設定が保存されない場合がある問題を修正しました。
・状態マシン要素のインスタンスとして作成した状態要素のダブルクリックで、状態マシン要素が持つ子ダイアグラムに移動できるようになりました。
・ダイアグラムがロックされていても、プロパティの「拡大率」が変更可能であった問題を修正しました。
・描画スクリプトを持つ要素に画像を設定し、その後解除すると描画スクリプトが反映されない問題を修正しました。
・名前のないアクション要素は、モデルブラウザ内でも分類子名のみを表示するようになりました。
・ツールボックスからツールボックスプロファイルで定義した受信をダイアグラム内にドロップできないように改善しました。
・コンポジションが対象のステレオタイプを、最後に作成した接続の再作成機能を利用すると集約になる問題を修正しました。
○画面と操作
・要素がロックされている場合の作業・リスク・測定に関するダイアログの動作を改善しました。
・属性・操作と付属要素サブウィンドウの動作を改善しました。
・いくつかのタブ・要素について、種類を一覧内で変更できるようになりました。
・付属要素のダイアログで、ステレオタイプおよび種類の表示を改善しました。
・付属要素は、モデルブラウザの表示順序と同じ順序で表示されるようになりました。
・右クリックメニューに「利用されているダイアグラム」と「モデルブラウザ内の位置を表示」の機能を追加しました。
・ワークスペースレイアウトの設定ダイアログで、起動時に適用のチェックボックスの表示位置を調整しました。
・有効なアドインがない場合に、モデルブラウザ内のコンテキストメニューに「アドイン・拡張」が表示されない問題を修正しました。
・モデルブラウザ内の要素をCtrl+ダブルクリックすると、Enterprise Architect標準のプロパティダイアログが表示されるようになりました。
・プロジェクトの整合性確認ダイアログに、すべてのチェックボックスにチェックを入れるボタンを追加しました。
・モデルブラウザ内で、ステレオタイプが設定されていないパッケージのアイコンが正しく表示されない場合がある問題を修正しました。
・出力サブウィンドウで、開いているタブを常に表示する機能を追加しました。
・関係マトリックスで、名前がない要素の表示を改善しました。
・関係マトリックスで、ノート要素およびサブジェクト要素は対象外になりました。
・関係マトリックスで、要素の種類の選択肢を絞り込む機能を追加しました。
・プロパティサブウィンドウで「共役」が2つ表示される問題を修正しました。
・モデル内の検索結果で、ノートの内容の表示を改善しました。
・モデルブラウザなど、ツリー形式の表示の展開ボタンのデザインを変更しました。
・ノートなどのエディタでCtrl+Spaceで表示される、用語の選択ウィンドウの幅と高さが小さい問題を修正しました。
・64ビット版のEnterprise ArchitectでEAPXファイルを利用時に、属性の「コンテナの型」に情報を保存するとエラーになる問題を修正しました。
・要素の情報を含まない検索結果からのコピー・貼り付けの動作を改善しました。
・ダイアグラム要素のパッケージ内の要素を移動・削除する場合に、パッケージのロック状態に準じて可能・不可能を決定するようになりました。
・フローティングライセンスの設定画面の構成を改善しました。
・「生成・入出力」リボンの構成を見直しました。
・「コード」リボンに「サンプルを追加」ボタンを追加しました。
・プロジェクトの再読み込みで、モデルブラウザ内のパッケージコンポーネントのアイコンが正しく表示されなくなる問題を修正しました。
・プロパティサブウィンドウで、シーケンスメッセージのステレオタイプの表示を改善しました。
・ガントチャートで、ダイアグラムに固有の要素は表示しないように改善しました。
○シミュレーション
・64ビット版で動作解析の設定からシミュレーションを実行できない問題を修正しました。
・自動実行のシミュレーションで、呼び出しアクションの直後にデシジョン要素がある場合の動作を修正しました。
・自動実行のシミュレーションで、Trace関数でInteger/Boolean/Double/String/Objectの型に対応しました。
・自動実行のシミュレーションで、開始時および終了時に実行される内容を改善しました。
・自動実行のシミュレーションで振る舞いや操作の参照に対応しました。
○ドキュメント生成
・ドキュメント生成の速度を大幅に改善しました。
・ドキュメント要素が持つドキュメントの内容を、ダイアグラム内で表示できるようになりました。
・大きなダイアグラムの画像生成で、解像度ができる限り最大になるよう生成処理を改善しました。
・HTMLドキュメントの出力時のパスの文字列によってはエラーとなる問題を修正しました。
・HTMLドキュメントの出力で、ノートの書式の出力を改善しました。
・HTMLドキュメントの出力で、ナビゲーションセルがリンクできない場合がある問題を修正しました。
・HTMLドキュメントで、接続のタグ付き値に対応しました。
・モデルブラウザのリソースタブからドキュメント生成する場合に、オプションの設定が反映されない問題を修正しました。
・64ビット版で段落番号の定義の編集を実行すると不正終了する場合がある問題を修正しました。
・カスタムドキュメントで、保護されたセクションを含む範囲の削除の動作を改善しました。
・過去のバージョンのHTMLドキュメントのテンプレートで生成する場合の生成結果を改善しました。
・テンプレートの先頭にセクションを追加するとテンプレートが壊れる場合がある問題を修正しました。
・ドキュメント生成中にMDGテクノロジーで定義されたスクリプトを呼び出すことができるようになりました。
・いくつかの要素の名前を変更しました。
・リンクドキュメントオブジェクト→ドキュメント出力定義
・マスタードキュメント→ドキュメント定義パッケージ
・ドキュメント出力設定→ドキュメント生成
・{ResourceSource}フィールドの内容が適切に設定されない問題を修正しました。
・HTMLのテンプレートエディタで、編集中に他のテンプレートに切り替える場合に確認のメッセージを表示するようになりました。
○プロジェクト
・Proクラウドサーバに接続する際の動作を改善しました。
・Proクラウドサーバとの接続が切断・回復した際の、重要ではないメッセージは出力サブウィンドウに表示するようにしました。
・Proクラウドサーバとの接続が切断した際の、Enterprise Architectのバックグラウンドの処理の動作を調整しました。
・Proクラウドサーバに同時接続が多数ある場合の動作速度を改善しました。
・接続がタイムアウトした場合のメッセージを改善しました。
・QEA/QEAXファイルの圧縮機能を追加しました。
・高性能なマシンで利用している場合に、まれにディスカッションの投稿が保存されない場合がある問題を修正しました。
・QEAファイルの複製機能を利用時に、新規要素として貼り付けでエラーになる問題を修正しました。
・接続文字列に特殊な文字が含まれる場合の動作を改善しました。
・EAPXファイルを扱うことができるか(関係するドライバがインストールされているか)の判定を改善しました。
・接続時にエラーが発生した場合に、まれに不正終了する場合がある問題を修正しました。
・EA内蔵ドライバを利用時の、OracleリポジトリのCLOB・BLOB形式のデータの参照速度を改善しました。
・プロジェクトの再読込や別のプロジェクトを開いた際に、内部のダイアグラム情報のキャッシュ処理を改善しました。
・セキュリティ機能が有効な場合に、パッケージの削除の権限判定に誤りがあった点を修正しました。
○モデルの入出力
・XMI2.1形式のファイルの入出力の速度を改善しました。
・XMIおよび独自形式のファイルの読み込みで、タグ付き値の扱いを改善しました。
・Proクラウドサーバ接続時の、独自形式のファイルの読み込み速度を改善しました。
・パッケージをXMLファイルとして出力する際のダイアログの構成を改善しました。
・Proクラウドサーバに読み込む場合には「一括処理を行う」の設定を利用できないように動作を変更しました。
・XMIファイル内に最上位のパッケージ情報がない場合の動作を改善しました。
・パッケージに対してバージョン管理の更新を実行する場合の動作を修正しました。
・XMI2.1形式で出力する場合のアクションピンの出力内容を修正しました。
・独自形式のファイルの出力で、対象パッケージとは関係ない情報が出力されていた問題を修正しました。
・独自形式のファイルをGUIDを初期化する設定で読み込む場合に、DMNシミュレーションの設定要素が正しく読み込まれない場合がある問題を修正しました。
・他のツールで作成されたBPMNファイルで、X座標の値が負の場合でも正しく読み込めるように改善しました。
・CSVファイルの読み込みで、プロファイルで定義されていないタグ付き値の読み込みで、上書きになるように動作を改善しました。
・XMLファイルの読み込みダイアログで、モデルルートとして読み込めるかどうかのチェックをするかどうかの設定を追加しました。
・OWL/RDFの読み込みが失敗する問題を修正しました。
○API・スクリプト
・サンプルプロジェクト内のモデル内アドインのデータを最新の内容に更新しました。
・Repository.ShutdownEAを追加しました。
・JavaScriptのダイアグラムスクリプトのテンプレートを追加しました。
・要素にステレオタイプが設定された場合にEA_OnContextItemModifiedが正しく呼ばれるようになりました。
・付属要素を追加した場合に、On_PostNewDiagramObjectが正しく呼ばれるようになりました。
・名前のない属性・操作・タグ付き値は作成できないようになりました。
・スクリプトレット内で!INCが利用できるようになりました。
・スクリプトレットでtheDiagramが、対象と異なるダイアグラムを返す場合がある問題を修正しました。
・表要素をツールボックスから配置した場合にスクリプトレットが動作するようになりました。
・Repository.GetCountを実行するとエラーになる問題を修正しました。
・セキュリティ機能が有効なプロジェクトを開く際にログインに失敗してもエラーにならないように動作を変更しました。
・Repository.DataTypesに関する操作を実行するとエラーになる問題を修正しました。
・パッケージのステレオタイプを、パッケージのElement要素から設定できるようになりました。
・DiagramObject.BackgroundColorの動作が、バージョン15.2までと16.0で異なっていた問題を修正しました。
・一覧オブジェクトのNTypeの値を設定しました。
・スクリプト内からRepository.EnsureOutputVisibleを実行した場合に、スクリプトのタブが開く問題を修正しました。
・Interop.EA.dllにProject.ExportProjectXMLの定義が含まれない問題を修正しました。
○MDGテクノロジー・UMLプロファイル
・描画スクリプトにコマンド「SetAttachmentMode」を追加しました。要素につながる接続の端点の位置を辺の中央のみに制限できます。
・MDGテクノロジーウィザードで、モデルテンプレートを追加する際にisFramework属性を有効にするように改善しました。
・イベント送信要素に対して_HideUmlLinksが有効にならない問題を修正しました。
・関連端に設定されたステレオタイプがプロパティサブウィンドウに表示されない問題を修正しました。
・プロパティ要素が対象のステレオタイプは、関連端にも適用できるように改善しました。
○設計支援
・レビューとディスカッションサブウィンドウ内の表示形式を改善しました。特に、返信の動作・表示を改善しました。
・レビューとディスカッションの検索(表示の絞り込み)機能を追加しました。
・最近追加されたレビューとディスカッションの表示形式を改善しました。
・ディスカッションの履歴サブウィンドウで、ダイアグラムのディスカッションも表示するようになりました。
・ディスカッションに関する通知の動作を改善しました。
・ディスカッションやチャットを投稿するキーを
・チャットの履歴の情報をレビューとディスカッションの履歴サブウィンドウ内に移動しました。
・チャットの検索機能を追加しました。
・チャットの表示範囲の指定機能の選択肢を増やしました。
・プロジェクトの再読込を実行すると、ディスカッション等のアバターのアイコンが正しく表示されなくなる場合がある問題を修正しました。
・Proクラウドサーバ利用時の、ディスカッションなどの通知機能の動作を改善しました。
・同じプロジェクトに複数接続している場合の通知機能の動作を改善しました。
・PostgreSQLのリポジトリで、初めてチャット機能を利用する場合の動作を修正しました。
○その他
・QEA/QEAXの拡張子に対するショートカットファイルの扱いを改善しました。
・ステレオタイプ名に引用符が含まれる場合の動作を改善しました。
・検索単語に'['が含まれると、検索の実行時にエラーになる問題を修正しました。
・モデルテンプレートで、親子関係がある要素で子要素が先に作成された場合でも、親子関係が正しく設定されるように改善しました。
・ノート要素が翻訳対象の場合に、画像のリンクで表示される内容の翻訳処理を改善しました。
・付属ドキュメント・ベースライン・画像の管理の機能でメモリリークしていた問題を修正しました。
・XMLのエラーに関する扱いを改善しました。
・WSDLの生成で、soap:headerの操作の生成結果を修正しました。
・MDA変換機能で、属性のIsIDに正しく値が設定されない問題を修正しました。
・スキーマコンポーザーで、anyOfおよびallOfのどちらでもないルート要素のJSONスキーマの生成を改善しました。
・動作解析の設定で、ブレークポイントのプロパティ画面の表示を改善しました。
・動作解析の設定で、プロファイラサブウィンドウをESCキーやReturnキーで閉じた場合の動作を修正しました。
・ロードマップ機能で、時間軸の表示を下・上下両方に設定できない問題を修正しました。
Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン16.1 リリースのお知らせ