Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン16.1 ビルド1628 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2023-9-27 13:44:56 (1130 ヒット)

Enterprise Architect バージョン16.1 ビルド1628を本日リリースいたしました。
ビルド1627までに含まれるいくつかのバグ修正・細かな改善が含まれます。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

ぜひ最新版をご利用ください。


Enterprise Architect Version 16.1 リリースメモ (ビルド1628)

○画面・操作

・多くのダイアログにある参照(...)ボタンを、「...」表記から「参照」などの表現に変更しました。
・プロパティサブウィンドウ内のタブの動作を改善しました。
・Windowsのハイコントラストの設定の場合の表示を改善しました。
・凡例要素のフィルタの設定時に、他の要素を選択するとエラーが表示される問題を修正しました。
・要素のコピー時に、要素間の接続につながる接続の扱いを改善しました。
・パッケージのXML形式での出力で、XMLを生成しないスタイルシートを指定した場合の動作を改善しました。
・自動カウンターの一括適用機能で、ステレオタイプ付き要素へのカウンターの適用動作を改善しました。
・パッケージ名に「.」の文字が含まれる場合のモデルブラウザのパス情報の扱いを改善しました。
・テンプレートパラメータのプロパティダイアログで、パラメータ名の変更に対応しました。
・属性・操作・操作のパラメータの型の選択で、プリミティブ型が重複して表示される場合がある問題を修正しました。
・自分のガントチャートで「状態」の列を利用できないようにしました。(何も表示されないため)
・編集不可のパッケージの内容が編集できてしまう問題を修正しました。
・スイムレーンのフォントの変更が保存されない問題を修正しました。

○ダイアグラム内の描画・動作

・区画を非表示にした接続のラベルの描画を修正しました。
・設定により、子ダイアグラムを持つ要素の「目」のアイコンが正しく表示されない問題を修正しました。
・MDGテクノロジーが持つ画像をダイアグラム内で利用する場合の描画速度を改善しました。
・SysMLのダイアグラムを切り替えると、非表示になっている区画が表示されてしまう場合がある問題を修正しました。
・アクションピンの名前としてその要素のGUIDが表示される場合がある問題を修正しました。
・接続のノートや制約を削除時に、Enterprise Architectが不正終了する場合がある問題を修正しました。

○SysMLアドイン

・ブロックの区画の追加後、指定した型が選択肢に残らないように改善しました。
・プロファイルで拡張した要求要素のステレオタイプが上書きされる問題を修正しました。
・自動レイアウト機能の結果を元に戻す機能を追加しました。
・プロパティ要素のいくつかの属性について結びつく集約に反映されない問題を修正しました。
・プリミティブ型と同名の要素を型として設定する場合に、プリミティブ型が設定される問題を修正しました。
・アクティビティ図の自動レイアウトでも、内部ブロック図と同じように動作を選択する画面を表示するようになりました。
・アクティビティパラメータのフレーム上への配置処理を改善しました。
・運ばれる要素の選択肢の表示を改善しました。
・モデルブラウザからシグナルをインターフェースブロックにドロップした場合はフロープロパティを作成するようになりました。
・運ばれる要素の追加で、ポートの向きで運ばれる要素の向きが決まる場合、選択肢を制限するようになりました。
・右クリックメニューから子ダイアグラムとして作成した場合には、SysMLのダイアグラムになるように動作を改善しました。
・ブロック要素のプロパティ画面から、内部ブロック図を作成する機能を追加しました。
・多重度に設定した内容の妥当性を確認するようになりました。
・運ばれる要素を設定した直後に、利用されているダイアグラムアドインでその要素を検出できない問題を修正しました。

○ドキュメント生成

・ドキュメント定義パッケージからHTMLドキュメントを生成する場合に、アイコンが表示されない場合がある問題を修正しました。
・PDFドキュメントの生成で、PNGファイルの透過処理が行われない問題を修正しました。
・ドキュメント生成テンプレートの{ReportAuthor}が正しく置換されない問題を修正しました。
・「事前制約」のセクションの内容が出力されない問題を修正しました。
・要素の種類を条件にするとエラーが表示される問題を修正しました。

○シミュレーション

・自動実行シミュレーションで、以下の修正を行いました。
 ・オブジェクトフローの入力のみを持つノードに対応しました。
 ・CreateObjectActionで分類子を生成しない問題を修正しました。
 ・スクリプト内でのアクションが持つピンの参照で、フルパスを指定せずに参照できるようになりました。
 ・アクティビティパーティション内のノードが無視される場合がある問題を修正しました。
 ・遷移のガードと効果について、モデル全体のトリガを参照できるようになりました。
 ・ステップ実行で、トリガのステップオーバーの動作を改善しました。

○ソースコード生成

・C++のソースコードの読み込みおよびエディタでtryブロックおよびGNUの属性指定マクロの扱いを改善しました。
・振る舞い図からのコード生成で、DerivedTransitionsおよびDerivedOutgoingTransitionsの動作を修正しました。

○API

・Diagram.Updateを実行時に、プロジェクトの設定に応じて画像のキャッシュを更新するようになりました。
・EA.Appの実行に失敗した場合にエラーコードを戻すようになりました。

○その他

・ProクラウドサーバおよびODBC接続でプロジェクトを利用している場合に、接続が切断された場合の動作を改善しました。