Enterprise Architect :  Enterprise Architect バージョン16.1 ビルド1628.1 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2024-7-16 16:18:06 (361 ヒット)

Enterprise Architect バージョン16.1 ビルド1628.1を本日リリースいたしました。

ビルド1628のリリース以降、SysMLアドインに関連して機能改善やバグ修正を行っており
バージョン17.0に反映させる予定でしたが、関係するお問い合わせが時折届くため
SysMLに関連した内容のみを反映した修正版をリリースすることにいたしました。

SysML以外の変更・改善など含まれていませんので、SysMLをご利用の方のみ
ビルド1628.1の利用をご検討ください。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm



Enterprise Architect Version 16.1 リリースメモ (ビルド1628.1)

○SysMLアドイン

・プロパティ画面の動作変更
 ・ブロック要素を派生した要素に対してもプロパティ画面を出すように改善しました。
 ・インターフェイスブロック要素およびポート要素を派生した要素に対してもプロパティ画面を出すように改善しました。
 ・ブロック要素の追加のステレオタイプとして、プロファイル名つきステレオタイプの設定に対応しました。
 ・プロパティ要素の型が列挙型の場合には、初期値を選択して設定できるようになりました。
 ・WindowsDPI設定が100%ではない場合に画面のレイアウトが崩れる問題へ対処しました。
 ・完全ポートは共役にはできないように動作を変更しました。
 ・ポートの向きの設定対象外の場合に、保存時に強制的にnoneを上書きする処理を削除しました。

・ダイアグラム内での操作
 ・ブロック要素からポートを作成した場合は完全ポートに設定するようになりました。
 ・シグナル要素やデータ型要素をモデルブラウザからドラッグし、アクティビティ要素やアクション要素にアクションピン要素を追加できるようになりました。
 ・内部ブロック図で、ポートの自動作成の動作を改善しました。
 ・内部ブロック図で、コネクタ作成時に自動でポートを追加する場合の、コネクタの経路を改善しました。
 ・内部ブロック図で、コネクタ接続時に相手側にポートをつける機能が動作しない場合がある問題を修正しました。

・運ばれる要素の選択画面と関連する機能
 ・運ばれる要素の探索で、両端の要素の型で運ばれる要素の候補が見つかる場合、他の図は探索しないように動作を変更しました。
 ・運ばれる要素として、プロパティ要素も指定可能になりました。
 ・運ばれる要素の追加で、「追加」せずに画面を閉じようとした場合に保存するかどうかの確認を追加しました。
 ・アクティビティ図で、片側がデシジョンの場合でもダイアログを出すように修正しました。
 ・片方のポートを持つプロパティが、他方のプロパティの子要素の場合に向きの選択肢が表示されない問題に対応しました。
 ・ポートの型を決める場合に、適切な向きになるように修正しました。
 ・フレームの枠に付いているポートから出るコネクタの運ばれる要素の設定で、方向の限定判定が正しく行うように修正しました。
 ・内容を変更しなくてもポートの同期機能が利用できるようになりました。
 ・アクティビティ図でフローに運ばれる要素を設定する場合に、アクションピンの型が同期できるようになりました。
 ・ポートの同期機能で、対象のプロパティ要素が別のプロパティ要素から付属要素を表示で作成されている場合に動作しない問題を修正しました。

・その他の機能
 ・ポートの同期機能で、すべての候補にチェックを入れるボタンを追加しました。
 ・パラメトリック図での自動レイアウトを改善しました。
 ・型の内部ブロック図を開く機能で不正終了する場合がある問題に対応しました。

・その他
 ・リポジトリがMySQLの場合に、プロジェクトを閉じる際にエラーが表示される問題を修正しました。
 ・モデルテンプレート「基本的な値型のライブラリ」が読み込まれている場合に、プリミティブ型はその要素を利用する設定を追加しました。

○SysML

・クイックリンクの「フロー」「フロー (From)」を「アイテムフロー」「アイテムフロー (from)」に変更しました。