Enterprise Architect : バージョン7.1 リリースのお知らせ
投稿者: sugimoto 投稿日時: 2008-3-13 14:46:15 (11503 ヒット)

本日、Enterprise Architectのバージョン7.1をリリースしました。

お待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。

○ダウンロード

Enterprise Architect7.1のダウンロードはこちらからお願いします。
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

(ご注意)EA7.1をインストールする場合は、EA6.5以前のバージョンおよび
EA7.1β版をアンインストールしてからインストールを行ってください。



○機能追加・改善、バグ修正

Enterprise Architect7.1では多くの機能追加や機能改善、バグ修正を行いました。

また、バグ修正内容を含む変更点については、次ページ(右下の続きボタンをクリック)を
ご覧ください。


○関連ツールのリリース予定

・Enterprise Architect7.1 Viewer(読み込み専用版)
 本日、リリースしました。

 (ご注意)Viewerをインストールする場合は、EA7.0 Viewerを含む、
 以前のバージョンをアンインストールしてからインストールを行ってください。


・Enterprise Architect7.1 Linux 版
 3/14(金)のリリースを予定しています。

ぜひ最新版Enterprise Architect7.1をご利用ください!

○Enterprise Architect7.1 変更点
(★印は日本から寄せられたご要望・ご指摘になります。)

ノート機能の強化(リッチテキスト形式)
要素のノートの情報および要求・テストなどの詳細内容について、以下の修飾が可能になりました。
 太字
 斜体
 下線
 列挙
 色の変更
リッチテキスト形式のノートの情報をHTMLドキュメントやRTFドキュメントに出力できます。
リッチテキストの情報は、HTML形式で内部保存されています。
リッチテキストのエディット領域で、Ctrlキーを押しながらマウスのホイールを回転させると、文字の大きさを変えることができます。

モデルの比較とマージ機能
ベースラインに保存した情報や現在作業中のプロジェクトファイルの内容と、別のプロジェクトファイルの内容を比較する機能を追加しました。
ベースラインから現在作業中のプロジェクトファイルの内容に、差分を反映する(マージする)機能を追加しました。
比較機能の実行速度を向上しました。
ベースラインとの比較やマージの機能をAPIから利用可能になりました。

ビューブラウザサブウインドウ
指定した検索ルールに該当する要素を、プロジェクトブラウザ風に表示し、要素を利用できます。
ビューブラウザ内の要素の中で希望するものをまとめることのできるカスタムビューが作成できます。
プロジェクトファイルに保存したビュー情報は、複数の利用者間で共有できます。
ビュー情報をXML形式で入出力できます。
MDGテクノロジーごとにカスタマイズしたビューを利用することができます。
ビューブラウザで、'CLASSGUID'の情報を返すカスタム検索を指定することも可能です。

RTFドキュメント
複数のRTFドキュメントを一つのドキュメントとして出力する機能を追加しました。
RTFリソースドキュメントの大量生成機能を追加しました。?
大きなダイアグラムを画像として出力する場合に、複数ページに分割する機能を追加しました。★
リンクドキュメントオブジェクトで、検索結果に一致する要素のみを対象にする機能を追加しました。
RTFドキュメントの生成ダイアログの構成を改善しました。
テンプレートエディタで、「パッケージ.要素」の情報を編集する場合のコンテキストメニューの内容を改善しました。
リンクドキュメントオブジェクト利用時のハイパーリンクの処理を改善しました。
ダイアグラムのみのレポートで、テキストの向きを出すオプションの設定を反映するようになりました。★
RTFドキュメントの生成で、存在しないOLEインターフェースの参照の扱いを改善しました。
メッセージについて、別名・割当先・パラメータの値の情報を出力できるようになりました。
操作について、戻り値は配列の情報を出力できるようになりました。
接続について、ガードの情報を出力できるようになりました。

操作系の改善
全画面モードを追加しました。「ウインドウ」メニューから呼び出すことができます。★
接続を新規に作成する場合に、SHIFTキーを押すとその場所に頂点が追加されるようになりました。
接続の端をドラッグした場合に、対象の要素がわかりやすくなるように明示するようになりました。★
接続の端を付け替える場合に、ドラッグ中も接続の位置がわかるように改善しました。
要素をドラッグした場合に、親となる要素がある場合には、その要素を明示するようになりました。★
いくつかのラベルがF2キーで編集可能になりました。
いくつかの表示スタイルでツールバーやサブウインドウの配置操作を改善しました。
F1キーを押したときに常にヘルプが表示されるように改善されました。
接続や要素のラベルも、SHIFT+カーソルキーで移動できるようになりました。
プロジェクトブラウザで、ユーザおよびグループのロックの状態が表示されるようになりました。★
削除に関するメニュー項目について、ダイアグラムからの削除か、モデルからの完全削除かをわかりやすくしました。★
既存の接続を付け替える場合に、ドラッグ中にも接続を表示するように改善しました。★
要素のコンテキストメニューで、付属ドキュメントに対応する要素の全てに、付属ドキュメントに関する項目を表示するように改善しました。
Windowsのファイルをダイアグラム内にドラッグ&ドロップすることで、ハイパーリンクを作成できるようになりました。★
ハイパーリンクの文字列をF2キーで直接編集できるようになりました。
要素の付属ドキュメント情報をプロジェクトブラウザのコンテキストメニューから参照できるようになりました。
ノートサブウインドウで、TABキーでタブ文字を入力できるようになりました。
ダイアログやメニューで表示される文言を、よりわかりやすいものに改善しました。★
掲示板やRTFテンプレートエディタで、文字列を選択した状態で文字を入力しても置換されない問題を修正しました。★
インターフェース要素の操作を保存しても、引き続き「保存」ボタンが有効になる問題を修正しました。★
要素のプロパティダイアログで、アクセスキーが効かない場合がある問題を修正しました。★
プロジェクトブラウザから属性や操作をダイアグラム内にドロップした場合に、配置される位置が不正になる場合がある問題を修正しました。★

デバッグとシーケンス図の生成

状態遷移の自動記録
 ・シーケンス図の自動生成において、状態の情報をシーケンス図に出力できるようになりました。
 ・デバッグ中の動作の内容から状態を判断し、その状態の情報を自動生成されるシーケンス図で表現します。
 ・状態の判断ルールと動作させるプログラムの組み合わせを変更することができますので同じプログラムに対し、別の状態の判断ルールで異なるシーケンス図を生成することもできます。

指定した範囲の自動記録とシーケンス図の自動生成
 ・指定した範囲のシーケンス図を自動生成する場合、バージョン7.0までのデバッグ機能では、ブレークポイントを配置した範囲について手動で記録する方式でした。
 ・記録マーカーの機能を利用することで、マーカーを配置した範囲について自動的に記録を取得することができます。この機能の場合には、マルチスレッドで実行している場合でも、より適切なシーケンス図生成が可能になります。また、デバッグログの取得開始・終了を手動で操作する必要はありません。
 ・マーカーは複数組の配置が可能ですので、いくつかの範囲についてのみデバッグログを取得しシーケンス図を自動生成することが可能です。

デバッグに関するその他の改善
 ・プロジェクトブラウザの操作のコンテキストメニューに「シーケンス図の自動生成」を追加しました。
 ・デバッグログのフィルタ機能の動作を改善しました。
 ・シーケンス図を生成する場合に、クラス名とメソッド名から既定のシーケンス図の名前を生成するようになりました。
 ・配列変数の内容表示のスクロールを改善しました。
 ・ブレークポイント配置時の確認処理を改善しました。
 ・UAC(ユーザーアクセス制御)が有効なVista環境でもワークベンチ機能が利用できるように改善しました。
 ・Vistaでデバッグ機能を実行するとハングアップする場合がある問題を修正しました。★

HTMLドキュメント
左側のツリー表示で、要素より前(上)にダイアグラムを表示するように変更しました。
左側のツリー表示で、プロジェクトブラウザと同じ順序で要素が並ぶように改善しました。
接続の制約情報を適切に出力できるようになりました。

MDGテクノロジーとAPI
UMLプロファイルにおいて、ステレオタイプつきパッケージを新規に作成した場合に、特定のダイアグラムを自動生成できるような設定方法を追加しました。
独自のMDGテクノロジーの作成において、検索ルールの指定が可能になりました。
APIにおいて、ElementやRepositoryで、長い文字列や特定の文字を含む文字列の扱いを改善しました。
APIにRepository.IsTechnologyEnabled()を追加しました。
データフロー図(DFD)およびフローチャートを既定のアドインとしてインストーラに追加しました。
UMLプロファイルの定義で、自分自身の汎化を作成できないように改善しました。
APIでConnectorクラスでGetStereotypeExメソッドが利用できるようになりました。
APIでClassクラスのMethodsExで、メソッドの上書き(オーバーロード)を考慮した結果を返すようになりました。
APIでAttributeクラスのIsCollectionが不適切に変更されてしまう場合がある問題を修正しました。
Oracleリポジトリで接続の制約をAPIから取得する場合の問題を修正しました。
Windows認証と連携するモードでもAPIのRepository.ChangeLoginUserが適切に動作するように修正しました。
EA_GetMenuItemsが呼ばれた場合に、選択されている要素の情報が古い場合がある問題を修正しました。★
MDGテクノロジーが有効になっているとソースコード読込が動作しない場合がある問題を修正しました。★
APIでConnectorEnd.IsChangeableの値を設定する場合に、値の内容を確認するようになりました。

セキュリティ(アクセス権)
プロジェクトブラウザでパッケージ・ダイアグラム・要素がロックされているかどうかを表示するようになりました。★
パッケージなどのロックの設定ダイアログで、ロックされているかどうかを表示するようになりました。★
ベースラインに関するアクセス権を追加しました。
・ベースラインの作成・削除・入出力のためのアクセス権
・ベースラインやXMIファイルの比較やマージのためのアクセス権
ノートのプロパティダイアログで、アクセス権の有無の確認を改善しました。
パッケージのプロパティダイアログで、アクセス権の有無の確認を改善しました。
リソースの編集アクセス権がない場合には関係マトリックスのプロファイルを編集できないように修正しました。
プロジェクトの転送機能を利用する場合に必要なアクセス権を確認するようになりました。
グループを削除した場合に、関係するユーザーのアクセス権の情報を即時に更新するようになりました。
ユーザーやグループを削除する場合に、関係するロックがある場合にはロックを解除するように修正しました。
グループロックを作成したユーザーがグループロックを解除しても、実際にはロックが解除されていない場合がある問題を修正しました。
セキュリティのモードを変更するときに、内部的なロックの制御を確実に変更するように修正しました。
Windows認証と連携するモードになっている場合には、ログイン名やグループ名の大文字小文字を区別するようになりました。
要素のテンプレートパッケージがロックされている場合でも、要素を作成できるように改善しました。
関係マトリックスで、ロックされているパッケージを適切に処理できるようになりました。
ユーザーとグループのアクセス権一覧ダイアログに「すべて選択」「すべて非選択」ボタンを追加しました。
要素がロックされているときにシナリオの内容を変更できないように修正しました。

プロジェクトファイルやリポジトリの管理に関する改善
プロジェクトの転送において、Oracleへの転送時に空文字列を設定してしまう問題を修正しました。
SQLServerにプロジェクトを転送する場合の性能を改善しました。
Sybase SQL Anywhere 10をリポジトリとして利用できるようになりました。
プロジェクトデータの転送機能で、OpenEdgeおよびSQL Serverに監査の情報を転送する場合の問題を修正しました。

検索
検索ルールの作成で、クエリビルダでダイアグラムを対象にすることができるようになりました。
検索ビューのオプションをドロップダウンリストとして表示するように変更しました。
最近更新した要素やダイアグラムを検索するルールが追加されました。(検索条件として、何日前までを対象にするかを数値で指定します。)
自分がチェックアウトしたパッケージを検索するルールが追加されました。
検索ビューで、ノートに長い文字列が含まれている場合の処理速度を改善しました。

CSV形式の入出力
CSVの読み込み機能を利用する場合に、パッケージのステレオタイプに適切に対応できるようになりました。
CSVの入出力機能で、プロジェクトブラウザ内の親子関係の情報に対応しました。

プロジェクトファイル
EAPファイルごとの既定のフォントが設定できるようになりました。★
「名前をつけて保存」ダイアログの挙動を改善しました。
Vista環境で、プロジェクトブラウザの要素の複数選択の挙動を改善しました。
ファイルメニューで表示される最近利用したプロジェクトで、DBMSの場合には省略して表示されるようになりました。
名前空間の設定を解除した場合に、すぐにアイコンの表示に反映するようになりました。
プロジェクトの転送時に、開いているプロジェクトは転送できないように改善しました。
大きなUMLパターンを読み込む場合にエラーが発生する場合がある問題を改善しました。

モデリングに関するさまざまな修正と改善
パッケージを新規に追加する場合に、同時にダイアグラムを追加することができるようになりました。
ダイアグラム内のハイパーリンク要素について、文字列の位置を右・左・中央揃えに設定することができるようになりました。
ダイアグラムの概要サブウインドウが非選択の場合に、表示内容が正しく表示されない場合がある問題を修正しました。★
ダイアグラムを閉じた場合のキーボードフォーカスの扱いを改善しました。
複数の要素を選択中に、誤操作をしても要素の新規作成にならないように改善しました。★
ダイアグラムのグリッドを変更時の描画を改善しました。
パート要素の名前の描画を改善しました。
RefGUIDのタグ付き値をノートで表示する場合に、GUIDではなく名前で表示するように改善しました。
白黒印刷を行う場合に、接続に関連付けられたノートや制約の描画を改善しました。
全ての分類子について、プロジェクトブラウザからドロップした場合に状況によってはポート・パートが作成可能になりました。
ダイアグラムフレームが入れ子になっている場合のダイアグラムの読み込み速度を改善しました。★
情報フローで、成果物要素を運ぶことができるようになりました。
ノートサブウインドウの動作を改善し、選択した項目のノートの内容をより適切に表示するようになりました。
Vistaの環境でダイアグラムの名前を変更した場合に発生する問題を修正しました。
要素のシナリオの内容を更新した場合に、ダイアグラム内の関連付けられたノートの情報が更新されない問題を修正しました。★
ダイアグラムの概要サブウインドウの操作時に、ダイアグラムの拡大率が意図せず変更されてしまう場合がある問題を修正しました。
要素の制約の情報を変更したときに、関連付けていたノートの内容が更新されるように修正しました。
クラスに付属するポートや提供・要求インターフェースの配置を改善しました。
接続をドラッグしてダイアグラムをスクロールさせる場合の描画処理を改善しました。
要素の中にレーンやパーティションを配置した場合の処理を改善しました。
複合フラグメントの背景に色をつけた場合に、「最背面に移動」することが可能になりました。★
ロバストネス図の要素を画像出力する場合の要素の境界計算を改善しました。★
ダイアグラムの画像をクリップボードにコピーする場合のフレームの描画を改善しました。
コミュニケーションメッセージを移動させる場合のマウスカーソルの動作を改善しました。★
ノート要素からノートリンクを追加する場合に、どの要素や接続に追加されるのかを動的に表示するようになりました。★
「特性の表示設定」機能が有効でない場合に、メニュー項目を選択できないように改善しました。
コミュニケーション図のメッセージの移動する場合に、対象の関連を明示するようになりました。

状態遷移表
状態遷移表の内容をCSVファイルとして出力できるようになりました。★
状態遷移表の移動やサイズ変更の操作を改善しました。
状態遷移表において、状態や遷移を削除した場合の挙動を改善しました。★
状態遷移表において、状態と遷移の関係の処理を改善しました。
状態遷移表で、それぞれのセルに「無視」「不許可」の情報を追記できるようになりました。★
状態遷移表で、ステートマシン図で遷移が非表示の場合には遷移の情報を表示しないように修正しました。
状態遷移表から遷移を削除する操作した場合に、削除されない場合がある問題を修正しました。★

シーケンス図
メッセージ間の時間制約が表現可能になりました。
非同期の自己メッセージを表現できるようになりました。
シーケンス図でメッセージが他のメッセージと交差する場合の描画を改善しました。
シーケンス図で、メッセージに関連付けられたノート要素の描画を改善しました。
タイミング図・シーケンス図・コミュニケーション図を別の図にドロップした場合に、参照要素が作成されるようになりました。
汎用順序を持つメッセージで、メッセージの端を選択する場合の動作を改善しました。
シーケンス図のメッセージで、別のライフラインにドラッグでメッセージを付け替える場合の動作を改善しました。
フォントが既定値より大きなサイズの場合の描画速度を改善しました。
シーケンス図のメッセージの新規作成時でも、「生成」のメッセージが作成できるように修正しました。
シーケンス図およびタイミング図のショートカットボタンのツールチップの内容を改善しました。
シーケンス図を編集中に別のシーケンス図を保存すると、編集内容が破棄される場合がある問題を修正しました。★
シーケンス図のメッセージで「反復」にチェックを入れても保存されない問題を修正しました。★
メッセージが境界についてしまう場合がある問題を修正しました。★

タイミング図
タイミング図の生存線で、目盛りが要素からはみ出す場合がある問題を修正しました。
シーケンス図・コミュニケーション図・タイミング図を参照として別のダイアグラムに配置した場合の描画を改善しました。

コピー・貼り付け
ダイアグラムをスクロールしていたり、拡大縮小している場合に、画像を要素として貼り付けると位置が不正になる問題を修正しました。
検索結果をCtrl+Cキーでテキストとして保存できるようになりました。
コミュニケーション図のメッセージを含むダイアグラムをコピーする場合の処理を改善しました。
PostgreSQLをリポジトリとして利用している場合に、ダイアグラムをコピーするとレーンがコピーされない問題を修正しました。

要素の表示と動作
ビジネスモデリング要素で、別名が表示されない問題を修正しました。★
複数の要素が選択されている場合のコンテキストメニューの挙動を改善しました。
クリップボードの画像を要素に適用する場合に、単一の要素のみが選択されている場合に適用可能に変更しました。
メインメニューに、要素のフォント設定を変更するメニュー項目を追加しました。
集約の関連端のステレオタイプを表示するように改善しました。
要素のテンプレートパッケージで、インターフェース要素で動作しない問題を修正しました。★
要素が乗っている境界要素の移動処理を改善しました。
要素のファイルタブに格納するリンクとして、HTTP以外のプロトコルも指定できるようになりました。
SysMLで要求の描画を改善しました。
コンポーネントの多重度を表示するように改善しました。★
ダイアグラムフレーム内のノート要素の描画を修正しました。
ユースケースやアクティビティを四角形で表示した場合の描画を修正しました。
要素に画像を設定した後、画像を解除すると要素名が不正な位置に表示される問題を修正しました。★
ダイアグラム内での文字の描画を改善しました。
ノートやテキスト要素の印刷結果を改善しました。
名前と別名を両方表示する設定の場合に、パッケージの内容の描画を改善しました。

接続の表示と動作
接続の一部を非表示にした場合に、非表示範囲をクリックしても選択できないように改善しました。
コミュニケーション図のメッセージの角度を、関係する接続の角度と一致するようになりました。★
状態遷移にアクティビティを指定した場合の処理を改善しました。
ダイアグラムの概要サブウインドウで、ベジエスタイルの接続の描画を改善しました。
関連の誘導可能性および集約記号の描画を改善しました。
接続や要素のラベルのサイズ変更のUndo/Redoに対応しました。
接続の頂点が対象の要素内に含まれる場合、接続の先を要素の中心に表示するように変更しました。
接続の関連端のプロパティを変更した際に、即時にダイアグラムの内容が更新されない問題を修正しました。★

クイックリンク
クイックリンク機能で、垂直のフォーク/ジョイン要素に対する動作を改善しました。
インターフェース要素間で汎化の関係をクイックリンクで作成できるようになりました。★

ダイアグラムの自動レイアウト
要素に接続がない場合に自動レイアウト機能を実行した場合、ページの幅で折り返して要素を整列するようになりました。★

ラベル
ラベルの位置をSHIFT+カーソルキーで移動できるようになりました。
接続のラベルを縦向きに出すことができるようになりました。
ラベルを表示範囲外にドラッグした場合に、ダイアグラムがスクロールするようになりました。
ダイアグラムのプロパティ変更時に、ラベルの表示について変更内容が即時反映されない問題を修正しました。
成果物・インターフェース・配置仕様要素の名前を折り返して表示できるようになりました。
ノード要素の名前が長い場合の折り返し処理を改善しました。

データベース設計
MySQLでカスケード制約の詳細を読み込めるようになりました。
SQLServerからの読み込みで、システムオブジェクトを読み込まないように修正しました。
Oracleの一意制約の読み込みを改善しました。
メインフレームのDB2でチェック制約の読み込みを改善しました。
OracleのLONG RAWおよびXMLTYPEに対応しました。
Informixの読み込みで、オーナー情報を読み込むように改善しました。
Informixの読み込みで、システムオブジェクトを読み込まないように修正しました。
外部キーの指定ダイアログで、列が複製される問題を修正しました。
Oracleの読み込みで、同期読み込みの場合に列名が同期されない問題を修正しました。
プロシージャのコメントの生成結果を改善しました。
APIでElement.GenTypeを変更時にDBMSの種類が適切に変更されない場合がある問題を修正しました。
SQL Server 2000の読み込みにおいて、オーナーがない場合のテーブルの名前の取得処理を改善しました。
DBMSの種類を変更する機能を次のステレオタイプを持つクラスにも適用するようになりました。'stored procedures','procedure', 'view','sequences','function'
既定のデータベースの種類をツールバーに表示するようになりました。
SQLServerのトリガの読み込み及び生成に対応しました。
既存のデータベースと生成されたDDLを比較する機能を追加しました。
SQL Serverのテーブルの読込において、オーナがある場合の列のプロパティの読み込みを改善しました。
SQL ServerのDDL生成においてDrop View文にオーナ情報を追加するようになりました。
SQLServerのDDL生成およびにおいて、varchar(MAX),nvarchar(MAX),varbinary(MAX)を適切に処理できるように改善しました。
トリガの生成で、空のコメントが生成されてしまう場合がある問題を修正しました。
Oracleの読み込みで、NVARCHAR2型およびNCHAR型の読み込みが不正になる場合がある問題を修正しました。
SQLServerの読み込みで、binary型およびtimestamp型の読み込みを改善しました。
PostgreSQLの読み込みで、インデックステーブルの読み込みに対応しました。
外部キーの設定ダイアログで、外部キーの多重度の扱いを改善しました。
dBaseの読み込みおよびDDL生成に対応しました。
SQL Anywhere 10の読み込みに対応しました。
テーブルスペースが適切に保存されない場合がある問題を修正しました。
SybaseASEのテーブルの読み込みを改善しました。
Ingresの列のコメントの読み込みに対応しました。
SQL Server 2005の非クラスタ化主キーに対応しました。
トリガのノートについて、適切にDDLに出力するようになりました。★
Informixのデータベースの読込において、主キーおよび外部キーの解析処理を改善しました。
SQL Serverのdrop view文の出力を改善しました。
OracleのDDL生成において、別名を利用している場合で列のコメントの出力結果を改善しました。
生成したDDLとデータベースの比較において、ユニーク制約の比較を改善しました。
複数のテーブルを1つのファイルとしてDDL生成すると、トリガーの内容がコメントとして出力される問題を修正しました。

XMLスキーマ設計
参照されているスキーマや複数のスキーマファイルを読み込むことができるようになりました。★
参照のあるスキーマファイルを生成できるようになりました。★
XSDtopLevelElementおよびXSDelementについて、"fixed" および "default" の読み込みと出力に対応しました。
大きなスキーマファイルの読み込み処理を改善しました。
Model-Groupの変更時にステレオタイプを置換するのではなく追加するように改善しました。
"ref"要素の読み込み時に"anonymousRole"および"anonymousType"のタグ付き値が追加されない問題を修正しました。
XMLスキーマのラウンドトリップ開発を行う場合の処理を全体的に改善しました。
XSDGlobalAttのプロパティを分類子から基本型に変更した場合に、正しく表示されない問題を修正しました。
complexTypeクラスが、別のcomplexTypeクラスの子要素になっている場合に、不適切な位置に出力される問題を修正しました。
XSDの生成において、ファイルの位置とschemaLocationのタグ付き値が異なる場合に対応しました。
XSDの読込において、注釈内のマークアップの読み込みに対応しました。

ソースコード生成と読み込み
いくつかのC言語の文法を適切に解釈できるように改善しました。
オブジェクト指向モードでC言語のソースコードを読み込む場合に、複数のクラスが1つのファイルに定義されている場合の処理を改善しました。★
C言語のビットフィールドを解釈できるようになりました。
VB.NETでPrivateのDim宣言がされている属性を適切に解釈できるようになりました。
Actionscript 3のソースコードの解析処理を改善しました。
C++/CLIのハンドルがあるソースコードを読み込んでも関連が生成されない問題を修正しました。★
C++のソースコード読込において、コンストラクタについての処理を改善しました。
C++/CLIのソースコード生成において、プロパティの生成結果を改善しました。★
Actionscriptのソースコード生成において、パッケージとインターフェースの出力結果を改善しました。
ディレクトリの一括読み込みで、コンポーネントの生成処理を改善しました。

XMIの入出力
XMI1.1でDTDを利用時に、アクティビティ要素の属性や操作の入出力に対応しました。
XMIの読み込み時にシーケンス図の条件の情報が変更されてしまう場合がある問題を修正しました。
Rose互換のXMI1.1形式で、ステレオタイプ情報の出力を改善しました。
Rose互換のXMI1.1形式の読み込みで、実現の関係の読み込みを改善しました。
Roseで出力されたXMI1.1形式の読み込みで、操作の事前条件・事後条件が255文字を超える場合の処理を改善しました。
バージョン管理の「最新情報を全て取得」機能を実行時に、XMI1.1形式の場合に要素のシナリオ情報などが欠落する場合がある問題を修正しました。
XMI1.2形式において関連クラスの出力を改善しました。
XMI2.1で、標準ではない多重度の情報を出力できるようになりました。(ポート・パート・関連端)
XMI2.1で、属性の"isOrdered"の情報を出力できるようになりました。
XMI2.1でビルドスクリプトの情報の読み込みを改善しました。
XMI1.1形式で汎用順序の出力に対応しました。
シーケンス図の条件がまれにメッセージのステレオタイプとして読み込まれてしまう問題を修正しました。
Rose互換のXMI1.1形式で、操作の例外の情報の読み込みを改善しました。
Rose互換のXMI1.1形式で、操作の事前条件・事後条件の内容が長い場合の読み込み処理を改善しました。
操作の例外がタグ付き値として設定されている場合の読み込みに対応しました。
XMI2.1の読み込みで操作のパラメータの別名の情報が読み込まれない問題を修正しました。
EMXファイルからの読み込みで、ステートマシン図・アクティビティ図・シーケンス図の読み込みを改善しました。
EMXファイルの読み込み時に要素の前後方向の位置情報が失われる問題に対応しました。
Rose互換のXMI1.1形式の読み込みで、関連の「保持方法」の情報に対応しました。
Roseで出力されたXMI1.1あるいはEMXファイルのダイアグラムリンクの処理を改善しました。
情報のないリンクされたノートを出力する際にエラーが表示される問題を修正しました。
Oracle環境で作成されたパッケージに、要素が1000個以上含まれる場合にXMI出力するとエラーになる問題を修正しました。
XMIの入出力の際に、画面に途中経過を表示するように改善しました。
分類子が多く含まれるパッケージのXMI出力の速度を改善しました。

バージョン管理
選択したパッケージ以下の全てのパッケージを一括でバージョン管理対象にする機能を追加しました。
入れ子でバージョン管理されているパッケージを、ブランチファイルとしてまとめて出力する機能を追加しました。
関係マトリックスでの個々の項目のロック状態の判定を改善しました。
プロジェクトブラウザに表示されない項目の削除時にロックの状態を確認するようになりました。
バージョン管理の対象から解除した場合に、作業ディレクトリのファイルやバージョン管理ツールのファイルを削除しないように改善しました。★
SynergySCCで発生する問題に対応しました。
Subversionでアプリケーションが出力する内容の改行文字が異なる場合にも適切に解釈できるようになりました。
SubversionへのコマンドがWindowsのコマンドラインが許容する以上の長さになる場合がある問題を修正しました。
TFSをバージョン管理ツールに利用している場合に、ユーザー名やワークスペース名の空白文字を適切に扱えるように改善しました。
TFSをバージョン管理ツールに利用している場合に、サブフォルダにあるXMIファイルのバージョン管理に対応しました。
「XMIファイルと比較」機能を利用する場合に、現在のモデルが最新の内容かどうかを確認するように変更しました。
バージョン管理機能の実行時のログ情報を出力サブウインドウに表示するようになりました。
バージョン管理されているプロジェクトの読み込み速度を向上しました。
パッケージを新規に追加する場合に、バージョン管理の対象として追加する機能を追加しました。

描画スクリプト
描画スクリプトが利用されている要素でも「別名で表示」オプションの内容を反映するようになりました。
描画スクリプト利用時に、見えないラベルが選択可能であった問題を修正しました。★
描画スクリプトで、文字が存在しないラベルが作成される問題を修正しました。★
描画スクリプトエディタの文法エラーメッセージに間違った内容が表示される場合がある問題を修正しました。
描画スクリプトで、リッチテキスト形式のノートを表示できるようになりました。

その他の修正と改善
スタートページに「ビギナーガイド」のリンクを追加し、初めてEnterprise Architectを使う人が使いやすくなりました。
例外ハンドラと割り込み可能アクティビティ領域がUMLプロファイルから作成できない問題を修正しました。★
「ダイアグラムのみのドキュメント」出力時に、「メタファイルで縦の文字を逆に出す」のオプションが逆に働いていた問題を修正しました。★
検索ビューで、非表示にした列を再表示できない問題を修正しました。★
レーンのあるダイアグラムをコピーした場合に、レーンの色がコピーされない問題を修正しました。★
タイミング図での遷移のコピー結果を改善しました。
ロックされた要素の操作のプロパティダイアログを閉じる際の挙動を改善しました。
WSDLの読込において、ダイアグラム内にポートが複数配置される場合がある問題を修正しました。
JET3.5を利用している場合の接続のベースラインの比較処理を改善しました。
選択済みの要素を再度クリックした場合に、データベースへのアクセスを行わないように改善しました。
WSDLの読込において、"OneWay"および"Notification"のポートタイプの処理を改善しました。
WSDLの生成において、メッセージポートの名前空間の接頭辞の生成を改善しました。
Oracleのリポジトリの読み込み速度を向上しました。
ステレオタイプの同期機能で、メモ型のタグの値が初期化される問題を修正しました。★
関係マトリックスでのパッケージの扱いを改善しました。
パッケージの上にクラス要素を配置した後にソースコード生成を行うとエラーメッセージ表示される問題を修正しました。★
付属ドキュメントのエディタで、文字を選択して別の文字を入力した場合に、内容が置換されるように修正しました。★
役割とシナリオサブウインドウでシナリオを編集しても、関連付けたノートの情報が更新されない問題を修正しました。★
「1ページに印刷」を実行した場合に、ダイアグラムの内容が少ないと画像が縦方向に少しつぶれる問題を修正しました。★
シナリオの名前を変更すると、関連付けたノートとの関係が消える問題を修正しました。★
Vista環境で、いくつかのプロパティダイアログの一部が点滅して表示される場合がある問題を修正しました。★
JET4.0で複製機能を利用している場合に、衝突の解決機能を利用するとエラーが表示される問題を修正しました。★
パッケージ内の全ての要素から、テスト項目としてシナリオを読み込むことができるようになりました。
属性や操作のプロパティダイアログを閉じる場合に、編集中の内容がある場合には自動的に保存するようになりました。
名前空間の設定ダイアログの操作性を改善しました。
既定値ダイアログで設定できる項目について、制約のノートの長さの最大長を追加しました。
カスタム定義の色情報の入出力の実行終了時にメッセージを表示するように改善しました。
タグ付き値の型として「RTFTemplates」および「SearchNames」を追加しました。
プロトコル状態マシンおよびトリガ要素に対して、右クリックでヘルプファイルの説明を呼び出せるようになりました。
「コネクタ」型の接続に対してタグ付き値の同期が利用可能になりました。
プロジェクトブラウザで選択しているダイアグラムのプロパティをキーボード操作で開くことができるようになりました。
アクターのインスタンスを操作する場合に、アクターと同じような動作になるように修正しました。
プロパティダイアログのコンボボックスで選択肢が存在しない場合、選択できないように改善しました。
ダイアグラムが縮小されている場合にダイアグラムを印刷あるいはコピーした場合にノート要素の内容が表示されない問題を修正しました。