Enterprise Architect : Enterprise Architect8.0 ビルド858 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2010-6-24 16:58:12 (1405 ヒット)

Enterprise Architectのビルド858をリリースしました。
ぜひ最新版をご利用ください。

○主な修正項目・改善内容

プロジェクトブラウザで右クリックした場合に「アドイン」メニュー以下の内容が重複する問題を修正しました。★
テンプレートの編集で、拡張形式のシナリオの「名前」の項目(フィールド)名を「アクション」に変更しました。★
Vista・Windows7環境で、新規にプロジェクトファイルを作成時にエラーになる場合になる問題に対応しました。★
描画スクリプト機能を利用している接続について、ダイアグラムの概要サブウインドウの表示やメタファイルとして利用する場合の処理を改善しました。★
ダイアグラムを開いていない状態で、シナリオのステップに含まれる要素からプロジェクトブラウザ内の位置を表示させると、その後に不正終了する問題を修正しました。★
HTMLドキュメントの出力で、パッケージの内容が2回出力される場合がある問題を修正しました。★

ダウンロードはこちらから:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

追記: 一部環境におきまして、スタートページに表示される情報の一部が
欠けてしまっているようです。この対応を行ったファイルを、18時過ぎにアップロードしました。
(情報ファイルinfo.txt以外の変更はありません。)


Enterprise Architect Version 8.0 リリースメモ (ビルド858)
★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

○モデリング・画面操作
プロジェクトブラウザで右クリックした場合に「アドイン」メニュー以下の内容が重複する問題を修正しました。★
テンプレートの編集で、拡張形式のシナリオの「名前」の項目(フィールド)名を「アクション」に変更しました。★
Vista・Windows7環境で、新規にプロジェクトファイルを作成時にエラーになる場合になる問題に対応しました。★
描画スクリプト機能を利用している接続について、ダイアグラムの概要サブウインドウの表示やメタファイルとして利用する場合の処理を改善しました。★
ダイアグラムを開いていない状態で、シナリオのステップに含まれる要素からプロジェクトブラウザ内の位置を表示させると、その後に不正終了する問題を修正しました。★
行の途中にカーソルがある場合にオートコンプリート機能を呼び出した場合の処理を改善しました。
要素の選択画面で、対象パッケージがロックされていたりアクセス権がない場合に「新規追加」ボタンを押せないように修正しました。
遷移のプロパティ画面で、「仕様」の欄に入力された文字列をコピーできるように改善しました。
タグ付き値サブウインドウで、継承しているタグ付き値の値が更新されない場合がある問題を修正しました。
一部の環境で、ツールバーのアイコンが他の機能のアイコンに変わって表示される問題を修正しました。
サブウインドウの表示をアニメーションする機能を既定値で無効にしました。
スクリプト機能で、EAConstantsクラスが利用可能になりました。このクラスには定数値が設定されていて、スクリプト内で利用できます。
パーティション要素が入れ子に配置されている場合の移動操作の結果を改善しました。
関連の特化機能を実行した際に、汎化が作成される場合がある問題を修正しました。
XMIファイルの読み込みで、別のパッケージに含まれるテーブルとの外部キーの扱いを改善しました。
ソースコードの生成で、多数の関連を持つクラスの生成速度を改善しました。
パッケージの削除で、開かれているダイアグラムから関係のない要素が削除されてしまう問題を修正しました。
検索条件の設定時に、コンボボックス内に英語文字列が含まれる問題を修正しました。
検索条件で要素のタグ付き値の条件を指定した場合、検索実行時に不正終了する場合がある問題を修正しました。
スタートページで「SparxSystems.jpトップページ」をクリックしてもサポートフォーラムが表示される問題を修正しました。
インストーラで、EABaseファイルを常に上書きするように動作を変更しました。
「カスタム定義の色情報」の機能について、保存と適用の機能の説明が逆になっていた問題を修正しました。

○ソースコードエディタ
ソースコードエディタの書式設定について変更することのできる画面を追加しました。(オプション画面から設定)
サイズの大きなファイル・Unicode形式のファイル・UTF-8形式のファイルの扱いを改善しました。
単語にマウスカーソルを載せた際に表示されるツールチップで、対象の単語に関するソースコードの情報がない場合には用語集の情報を検索・表示するように改善しました。
単語にマウスカーソルを載せた際に表示されるツールチップで、操作の情報が重複して表示される場合がある問題を修正しました。
C++ファイルのオートコンプリートで、列挙値の値を補完できるように改善しました。
複数の引用符に囲まれている場合のテキストの選択・表示処理を改善しました。
F3キーで検索を実行した場合に、エディタからフォーカスが外れる問題を修正しました。

○ビジネスルールモデリング
ルールコンポーザーでタブを右クリックした場合の挙動を改善しました。
ルールコンポーザーのインテリセンス機能で、要素名に下線(_)を含む要素の処理を改善しました。
ルールコンポーザーのインテリセンス機能で、パラメータの編集時には操作の名前を表示するように改善しました。

○データベースモデリング
外部キーの設定ダイアログで、参照整合性の設定機能を強化しました。
外部キーの設定ダイアログで、列が定義されていない場合や列の型が定義されていない場合などにメッセージを表示するように改善しました。
ODBC経由のデータベースの読み込みで、スキーマ名が定義されている場合には、データベース要素の名前とあわせて表示するように改善しました。
Oracle 11gのTimestamp型およびInterval型への対応を強化しました。
OracleのDDL生成において、トリガーとシーケンスの生成結果を改善しました。
MySQLのDDL生成において、主キーに一致するキーの制約を生成しないように改善しました。
PostgreSQLのデータベースの読み込み時に、データベーススキーマによるフィルタを利用できるように改善しました。
SQL Server 2000のデータベースの読み込みで、ビューの読み込みを改善しました。
ODBC経由の読み込みの際に、ストアドプロシージャ・ファンクション・シーケンスの同期処理を改善しました。

○RTFドキュメントの生成
セクション内に表がある場合、できる限り1つの表として生成されるように処理を改善しました。
リンクドキュメントのドキュメント生成において、子パッケージの生成でテンプレートの指定を反映するように改善しました。

○HTMLドキュメントの生成
パッケージの内容が2回出力される場合がある問題を修正しました。★
メッセージ項目のテンプレートで、の#NOTES#タグではノートの内容のみを出力するように改善しました。
メッセージ項目のテンプレートで、タグ#TYPE# #SYNC# #KIND#を追加しました。
拡張形式のシナリオに対応しました。
・'Scenario Item'に#STRUCTURED#と#EXCEPTIONS#のタグを追加しました。
・'Scenario Structured', 'Scenario Structured Item', 'Scenario Exception', 'Scenario Exception Item'のセクションを追加しました。
ソースとターゲットが同一要素になる接続の出力を改善しました。
非常に大きなモデルに対して出力を実行した場合の処理を改善しました。

○デバッグ(シーケンス図の生成)機能
動作履歴からシーケンス図を生成する場合に、遅延読み込みの機能が有効になっている場合の結果を改善しました。
Windowsネイティブ環境用のデバッガで、デバッグ対象の例外・スタック・テンプレートクラスへの対応を改善しました。
デバッグの実行時に、ターゲットのファイルが読み込めない場合がある問題を修正しました。
ローカル変数サブウインドウで、MFCおよびSTLに関連する型の変数の表示を改善しました。
コードエディタにおいて、ソースコード内の変数から、ウォッチサブウインドウあるいはローカル変数サブウインドウの変数に移動する機能を追加しました。
ウォッチサブウインドウに「エディタで表示」機能を追加しました。
.NETおよびJavaのデバッグの際にも文字列ビューアが利用できるようになりました。