Enterprise Architect : Enterprise Architect 9.3 ビルド933 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2012-6-7 9:49:38 (1763 ヒット)

本日、Enterprise Architect 9.3 ビルド933 をリリースいたしました。

細かいバグ修正・改善を行いました。

インストーラのダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

○主な修正項目


・内部IDの振り直し機能で、要素とノート・制約間のノートリンクが消える問題およびUMLダイアグラム要素の関連が切れる問題を修正しました。★
・シーケンス図クイック編集アドインの表示位置を修正しました。★
・PFD用のアドインで、10以上の番号を自動で設定する場合の問題を修正しました。★
・Rhapsodyのモデルの読み込みで、接続先が不適切な接続の扱いを改善しました。★


Enterprise Architect Version 9.3 リリースメモ (ビルド933)

○全般
・EABaseファイルに既定のフォントを設定しました。
・内部IDの振り直し機能で、要素とノート・制約間のノートリンクが消える問題およびUMLダイアグラム要素の関連が切れる問題を修正しました。★
・トレーサビリティサブウィンドウで、テンプレート束縛の接続が表示されない問題を修正しました。
・CSVファイルの読み込み時に既存の要素と型が異なる場合には、要素を作成するように改善しました。
・ベースプロジェクトのコピー機能で、要素とパッケージ間のGUIDの一貫性を維持するように修正しました。
・GoFデザインパターンのMDGテクノロジーで、対象のパターンをMDGテクノロジーファイル内に含めるように変更しました。
 (プロジェクトファイル側でパターンのデータを持つ必要がなくなりました。)
・起動時に、プロジェクトファイルに既定のフォントが設定されているかどうか確認するアドインを、「おすすめアドイン」に追加しました。
・インストール時の選択によっては「ワンポイントテクニック」が表示されない問題を修正しました。
・シーケンス図クイック編集アドインの表示位置を修正しました。★
・BPMNアドインの挙動を修正しました。
・RTFドキュメントの、ユースケースシナリオののサンプルテンプレートを修正しました。
・PFD用のアドインで、10以上の番号を自動で設定する場合の問題を修正しました。★
・Oracleのテーブル設計に必要なデータ型で、不足していた型を追加しました。
・Rhapsodyのモデルの読み込みで、接続先が不適切な接続の扱いを改善しました。★


○ソースコード生成
・振る舞い図からのソースコード生成で、オブジェクトの分類子が削除された場合の処理を改善しました。
・ソースコードの生成で、関連端のプロパティの「メンバーの型」について、ターゲット側のクラスの名前に適切に置換されるように改善しました。
・機能マクロPROCESS_END_OBJECTについて、複数の接続が存在する場合に正常に処理が終了しない問題を修正しました。


○XMI
・XMI2.1形式で出力する場合の出力形式・内容を改善しました。
 ・シーケンスメッセージの属性messageSortは、既定値synchCallの場合には出力しないようになりました。
 ・実行仕様のスロットで、definingFeatureの値で元となる属性を参照するようになりました。
 ・ループノードの真偽値をtrueとfalseで出力するように修正しました。
 ・ループノードの属性deciderを出力するようになりました。
・XMI1.0の読み込みにおいて、VisioのXMI1.0ファイルのステレオタイプの読み込みに対応しました。
・XMI2.1形式の出力について、以下の点を改善しました。
 ・次の要素について、メタプロパティの既定値を出力しないようにしました。: 属性・アクションピン・ポート・操作・汎化セット・アクティビティパラメータ
 ・属性について、可視性についてpublicの既定値を出力しないようにしました。
 ・ネストの接続が汎化として出力される問題を修正しました。
 ・要素や接続と関連づけられていないノート要素と制約要素は、その要素を含むパッケージ内の要素として出力するようにしました。
 ・internalが指定されている制約は、対象の要素の制約として出力するようにしました。
 ・プロファイルを利用した要素・接続の場合、profileApplicationの情報を出力するようにしました。
・XMIの読み込みで、アポストロフィの文字を含む場合の動作を改善しました。
・Visioで作成されたXMI1.0の読み込みで、属性・操作・操作のパラメータ・接続のタグ付き値の値の読み込みに対応しました。


○SysML
・SysML1.2において、パラメトリック図にパーツ要素を配置する場合の既定の大きさを変更しました。

○BPMN 2.0
・以下の内容について、BPMN2.0に関連するタグ付き値を改善しました。
 ・BusinessProcessのsupportタグについて、複数のBusinessProcess要素を指定できるようになりました。
 ・ChoreographyのcorrelationKeysタグについて、複数のCorrelationKey要素を指定できるようになりました。
 ・ChoreographyのinitiatingParticipantRefタグについて複数のParticipantあるいはPool要素を指定できるようになりました。
 ・IntermediateEventにactivityRefタグを追加し、Activity要素を指定できるようになりました。
 ・LaneにpartitionElementRefタグを追加し、任意の要素を指定できるようになりました。
 ・InputOutputBindingのinputDataRefおよびoutputDataRefを修正しました。
 ・ResourceRoleを修正しました。
 ・DataStoreのisUnlimitedタグを修正しました。
・ActivityおよびChoreographyのStandard Loopマーカーの描画を改善しました。
・BPMN 2.0 XML形式で出力する場合のさまざまな問題を修正しました。
・BPMN2.0 XMLの出力で、以下の修正を行いました。
 ・exporterおよびexporterVersionとして出力される内容を修正しました。
 ・インターフェースと操作の出力を改善しました。
 ・要素のノートの情報を出力するように改善しました。
 ・ゲートウェイおよびアクティビティの種類に応じて'Default'の情報を出力するように改善しました。
・サンプルファイルに含まれるBPMNのモデルの内容を更新しました。

○ArcGIS
・抽象クラスや特性クラスの複数継承に対応しました。
・任意のパッケージからの特性データセットの出力に対応しました。
・ドメイン要素の出力が、名前がDomainsのパッケージ以外からも可能になりました。
・プロジェクトブラウザ内で要素を選択した場合でも、位置参照情報の設定が可能になりました。
・WKIDの出力は、値が指定されている場合のみ出力するように変更しました。
・プロファイル属性に不要な'Domain'と'DefaultValue'を出力しないように修正しました。
・DefaultValueの出力内容が不適切な場合がある問題を修正しました。
・CoordinateSystemTypeタグの既定値をUnknownCoordinateSystemに設定しました。
・RelationshipClass要素に'Catalogpath'タグを追加しました。
・ファイルの読み込み時に、AttributeIndexesが参照する値の解決を、同名の属性が存在する場合に適切に解決できるように修正しました。
・新規にテーブル要素を作成した場合に、OIDFieldNameをOBJECTID属性に関連づけるように改善しました。
・Esriの主要なクラスやインターフェースを利用できるモデルテンプレートを追加しました。