本日、Enterprise Architectのバージョン10.0 ビルド1006をリリースしました。
いくつかのバグ修正・細かい改善を行いました。
該当する問題への対処が必要な方は、ビルド1006をご利用下さい。
インストーラのダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm
○主な修正項目
・OracleのDDL生成において、長さのセマンティックス出力をVARCHAR2とCHARのみになるように修正しました。★
・ステレオタイプ要素とメタクラス要素の間に拡張の関係が接続できない場合がある問題を修正しました。★
(ビルド1004および1005で作成したメタクラス要素への対応は、パッチの適用が必要です。サポートにお問い合わせ下さい。)
○画面・操作など
・シーケンス図のライフラインにポート要素を追加できるように改善しました。
・既存の要素を「新規要素として貼り付け」した場合に、要素や接続のレイアウトが崩れる場合がある問題を修正しました。
・振る舞い呼び出しアクションにコントロールフローを接続するとUMLの文法違反と判定される問題を修正しました。
・BPMN2.0のコレオグラフィタスクにシーケンスフローが接続できるようになりました。
・BPMN2.0のアクティビティ要素の名前がアイコンと重なる場合がある問題を修正しました。
○ドキュメント生成
・出力対象の接続の種類を指定してドキュメント出力する場合に、指定内容が反映されない問題を修正しました。
・テンプレート部品を利用している場合の処理速度を向上しました。
○データベースモデリング
・Informixの列の型で、NCHAR・NVARCHAR・LVARCHARについて列の長さをダイアグラム内等で表示するように改善しました。
・SQLiteのDDL生成において、NOT NULL制約とDEFAULTの出力処理を改善しました。
・OracleのDDL生成において、長さのセマンティックス出力をVARCHAR2とCHARのみになるように修正しました。★
○その他
・SysML1.3において、ポート要素間のクイックリンクのルールを改善しました。
・ノート欄にて、文字列を選択していない場合に要素をハイパーリンクとして挿入した際の動作を改善しました。
・付属ドキュメントの内容を出力する際の既定のファイル名を変更しました。
・プロジェクトブラウザ内で新規に要素を作成した場合のステレオタイプの設定内容を正しく反映するように修正しました。
・RefGUIDあるいはRefGUIDList型のタグ付き値に対して要素を指定する場合に、ステレオタイプ指定の条件(フィルタ)が反映されない問題を修正しました。
・XMI 2.xの読み込みで、ポートとパートのプロパティ型の情報の読み込み時に発生する問題を修正しました。
・クラス要素およびインターフェース要素がデータ型・列挙値・プリミティブ型を所有できるようになりました。
・ステレオタイプ要素とメタクラス要素の間に拡張の関係が接続できない場合がある問題を修正しました。★
(ビルド1004および1005で作成したメタクラス要素への対応は、パッチの適用が必要です。サポートにお問い合わせ下さい。)
・過去のバージョンからアップグレードした場合に、画面の構成が崩れる場合がある問題に対応しました。
Enterprise Architect : Enterprise Architect 10.0 ビルド1006 リリースのお知らせ