本日、Enterprise Architectのバージョン10.0 ビルド1007をリリースしました。
いくつかのバグ修正・細かい改善を行いました。
該当する問題への対処が必要な方は、ビルド1007をご利用下さい。
インストーラのダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm
○主な修正
・シーケンス図でメッセージをドラッグする場合に、移動の場合にはALTキーを押す必要があることを伝えるヒントを表示するようにしました。★
(オプションで非表示にすることも可能です。)
・ステートマシン図およびアクティビティ図でのクイックリンクのルールを見直しました。★
(MDGテクノロジー「クイックリンクの選択肢減少」を無効にすることで、ビルド1006までと同様のルールになります。)
・スクリプトのデバッグ機能で、条件を満たしていない環境で実行した場合のエラーメッセージを改善しました。★
・ステートマシン図のツールボックスに、トリガ・シグナルを追加しました。★
・一部の環境で、「汎用画面設計」のMDGテクノロジーファイルの読み込みでエラーになる問題を修正しました。★
・シミュレーション機能のサンプルに、信号機のサンプルを追加しました。★
★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。
Enterprise Architect Version 10.0 リリースメモ (ビルド1007)
○画面・操作など
・シーケンス図でメッセージをドラッグする場合に、移動の場合にはALTキーを押す必要があることを伝えるヒントを表示するようにしました。★
(オプションで非表示にすることも可能です。)
・ステートマシン図およびアクティビティ図でのクイックリンクのルールを見直しました。★
(MDGテクノロジー「クイックリンクの選択肢減少」を無効にすることで、ビルド1006までと同様のルールになります。)
・スクリプトのデバッグ機能で、条件を満たしていない環境で実行した場合のエラーメッセージを改善しました。★
・コンテキストメニューから付属要素を貼り付けする場合の動作を改善しました。
・シーケンス図内にプロジェクトブラウザから要素をドロップした場合に、分類子として貼り付ける選択が可能になりました。
(バージョン9.3と同じ動作にすることができるようになりました)
・成果物要素に対して、キーワードではなくアイコン表示にすることができるようになりました。
・ステレオタイプに対するアイコンが表示されているクラスについて、他の要素と名前の表示位置を同じになるように調整しました。
・テーブル要素およびリンクドキュメント要素について、ステレオタイプを非表示にする設定が有効の場合にはアイコンを非表示になるように修正しました。
・いくつかのダイアグラムにプロジェクトブラウザから要素をドロップした場合に、保存されている既定の動作にかかわらず動作が「インスタンス」に設定される問題を修正しました。
・パートに対して設定したステレオタイプが削除できない場合がある問題を修正しました。
・大きなプロジェクトでポートを作成する際の処理速度を改善しました。
・付属要素の作成時に名前を変更した場合に、対象の要素と関係のない内容が更新される場合がある問題を修正しました。
○ドキュメント生成
・付属ドキュメントの作成時に、テンプレートが選択できない問題を修正しました。あわせて、作成時にテンプレートの選択画面を表示するかどうかのオプションを追加しました。
・RTFドキュメントのサンプルテンプレート「(設計ドキュメント サンプルテンプレート2)」の内容を変更しました。
・HTMLドキュメントの生成結果に不要な文字が含まれている問題を修正しました。
○アドイン
・PFDアドインで、子ダイアグラムを指定し直した場合でも正しく動作するように改善しました。
・PFDアドインで、クイックリンクでコメントの作成が可能になりました。
・DFDアドインで、名前入力欄をクリックした際の動作を改善しました。
○その他
・ステートマシン図のツールボックスに、トリガ・シグナルを追加しました。★
・一部の環境で、「汎用画面設計」のMDGテクノロジーファイルの読み込みでエラーになる問題を修正しました。★
・シミュレーション機能のサンプルに、信号機のサンプルを追加しました。★
・ソースコードや変換テンプレートの情報をリファレンス情報として出力する際に、名前に空白文字が含まれる場合の動作を改善しました。
・チームレビューの情報をリファレンス情報として読み込む際に、既存の情報とマージするように改善しました。
・Oracleリポジトリで、ステレオタイプの定義を削除できない問題を修正しました。
・バージョン管理ツールとしてTFS 2012を利用している場合の挙動を改善しました。
・MDGテクノロジーを「常に利用」に設定した場合、既定のUMLの評価ルールの有効・無効の設定が変わらないように改善しました。
・属性や操作のプロパティ画面内のノート欄に他の要素へのリンクが含まれる場合、プロパティ画面を開く処理が遅くなる問題を修正しました。
・動作解析の設定で、不適切なデバッガが指定されている場合には、デバッガが未選択として表示されるように改善しました。
・SysML1.3のブロック要素が関係マトリックスの対象として選択できない問題を修正しました。
・SysML1.2/1.3の要求要素で、複数のステレオタイプが設定されないように定義を修正しました。
・SysML1.3のクイックリンクのルールを改善しました。(主に要求要素に関係するルール)
・Win32画面設計で、画面間およびボタンから画面へのクイックリンクに「遷移」を追加しました。
Enterprise Architect : Enterprise Architect 10.0 ビルド1007 リリースのお知らせ