Enterprise Architect : Enterprise Architect 10.0 ビルド1008 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2013-7-18 15:23:48 (1354 ヒット)

本日、Enterprise Architectのバージョン10.0 ビルド1008をリリースしました。
いくつかのバグ修正・細かい改善を行いました。

インストーラのダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

○主な修正

・シーケンス図のメッセージの移動で、ノート要素などの横にメッセージを移動できない問題を修正しました。★
・関係マトリックスで、シーケンスメッセージを表示できるように改善しました。★
・タグ付き値の新規作成時に、タグ付き値の値に改行を含めることができないように修正しました。★
・クラス要素の子要素として保持される列挙要素のソースコード生成ができない問題を修正しました。★
・BPMNアドイン内の評価ルールを一部修正しました。★
・BPMNアドインで、イベント要素間にリンクを追加し移動できる機能を追加しました。★
・PFDアドインで作成したPFDの内容をExcelへ出力する機能を追加しました。★
・EABase.eap内に格納されている、SQLiteの既定のデータを修正しました。★
・Enterprise Architectの画面が非表示の場合には、出力の画面を表示しないように改善しました。★


★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

Enterprise Architect Version 10.0 リリースメモ (ビルド1008)

○画面・操作など
・シーケンス図のメッセージの移動で、ノート要素などの横にメッセージを移動できない問題を修正しました。★
・CSV形式の読み込みと出力の設定ダイアログで、順序変更の上下ボタンの表示を改善しました。
・操作や属性を持つことができない分類子のインスタンスについて、操作や属性のプロパティダイアログを表示できないように修正しました。
・関係マトリックスで、シーケンスメッセージを表示できるように改善しました。★
・各種ツールボックスで、接続グループの内容をアイコンのみの表示から、要素と同じアイコン+種類名で表示するように変更しました。
・タグ付き値の新規作成時に、タグ付き値の値に改行を含めることができないように修正しました。★

○ドキュメント生成
・HTMLドキュメントの出力内容について、FireFoxのバージョン16以降で正しく表示されるように修正しました。
・RTFドキュメントのテンプレートエディタで、段落番号データの編集中に段落番号マスターを削除すると発生する問題を修正しました。

○ソースコード生成
・パッケージを指定して一括でコード生成する場合に、列挙要素も選択できるように修正しました。
・クラス要素の子要素として保持される列挙要素のソースコード生成ができない問題を修正しました。★

○アドイン
・SysMLブロック図で初期作成時に操作の区画を表示するように変更しました。
・SysMLの要求テーブルや割り当て一覧の内容をExcel形式で出力する機能を追加しました。
・SysMLの割り当てテーブルで、バージョン10.0で作成した割り当ての関係が表示されない問題を修正しました。
・BPMNアドイン内の評価ルールを一部修正しました。★
・BPMNアドインで、イベント要素間にリンクを追加し移動できる機能を追加しました。★
・BPMNアドインで、BPMN1.1以外のバージョンのBPMNが有効になっている場合には、アドインが動作しないように修正しました。
・PFDアドインのクイックリンクのルールを改善しました。
・PFDアドインで作成したPFDの内容をExcelへ出力する機能を追加しました。★
・シーケンス図チェックアドインで、操作を追加した場合に対象のクラスの末尾(一番下)に必ず追加されるように修正しました。

○XMI
・他のツールで作成されたXMI2.x形式のファイルのコメントの読み込み処理を改善しました。
・OMGが定義するプロファイルの要素を利用しているモデルをXMI2.x形式で出力する場合に、OMGが定義する名前空間の情報に合わせて出力するように修正しました。
・XMI1.1の読み込みにおいて、操作の引数で、種類が'Return'で型が分類子の場合の処理を改善しました。
・XMI1.1の入出力において、列挙要素の扱いを過去のバージョンのEnterprise Architectと互換性があるように修正しました。
・XMI1.1の読み込みにおいて、パッケージとつながる接続の扱いを改善しました。
・BPMN2.0 XMLの出力において、独立した補償イベントの扱いを改善しました。

○その他
・プロジェクトファイルを読み込んでいない状況で、MDGテクノロジーの有効・無効を切り替えた場合の挙動を改善しました。
・複製機能が有効になっているEAPファイルを、DBMSリポジトリに転送できるように改善しました。
・EABase.eap内に格納されている、SQLiteの既定のデータを修正しました。★
・メニュー項目でカスタマイズ可能な項目を追加しました。
・ホワイトボード図を開いた際に、対応するツールボックスが開かない問題を修正しました。
・インストール中に選択できる追加アドインの選択画面で設定できる「日本語文字列解析」機能を、既定の状態ではインストールしないようにインストーラの動作を変更しました。
・APIで、ExportPackageXMIやExportPackageXMIExを実行した場合に、Enterprise Architectの画面が非表示の場合には、出力の画面を表示しないように改善しました。★