本日、Enterprise Architectのバージョン10.0 ビルド1009をリリースしました。
いくつかのバグ修正・細かい改善を行いました。
インストーラのダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm
○主な修正項目
・メッセージクイック編集アドインで、設定する操作に別名が設定されている場合の挙動を修正しました。★
・プロジェクトブラウザ内の要素に対してALT+Enterでプロパティ画面を表示する際に、2回表示される問題を修正しました。★
・非常に多数の付属要素があるモデルのXMIファイルをEAPファイルに読み込む際に発生する問題を修正しました。
・SysMLのサンプルをSysML1.3形式に変更しました。(内容は変わりません。)
○Enterprise Architect Version 10.0 リリースメモ (ビルド1009)
★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。
○画面・操作など
・ダイアグラムをフレームとして配置した場合に、枠なし・ダイアグラム名なしなどの表示形式の変更ができるようになりました。
・BPMNのプール・レーンの結合動作を改善しました。
・シーケンス図で、分類子が指定されていないパート(プロパティ)要素の動作を改善しました。
・アドインや描画スクリプトで独自区画を表示している場合に、ダイアグラムの保存処理が遅くなる問題を修正しました。
・ダイアグラムにレーンを表示している場合に、拡大率を変更するとサイズが変わる場合がある問題を修正しました。
○API
・アドインサブウィンドウの表示・非表示を切り替えることのできるRepository.ShowAddinWindow()およびRepository.HideAddinWindow()を追加しました。
○アドイン
・メッセージクイック編集アドインで、設定する操作に別名が設定されている場合の挙動を修正しました。★
・SysMLアドインで、プロパティ画面の挙動を改善しました。
・SysMLアドインで、一部の要素で独自のプロパティ画面が表示されない問題を修正しました。
○その他
・MySQL5.6をDBMSリポジトリとして利用できるようになりました。
・.Net4.0のアプリケーションのアタッチでのデバッグに対応しました。
・動作解析の設定で、ビルドなどをバッチ実行する場合の動作を改善しました。
・JDWPを利用したデバッグで、中断状態で開始するVMを再開して動作するようになりました。
・MDG Integration for VisualStudioおよびEclipseを利用中の場合の、属性のプロパティダイアログの挙動を改善しました。
・GMLの出力で、ディクショナリ構造を出力する場合に、有効な構造・IDになるように改善しました。
・ArcGISの生成で、ドメインのフィールド型の探索を改善しました。
・ArcGISの生成で、ドメイン要素の参照型のフィールドで、Lengthの値を自動的に設定するように改善しました。
・要素ブラウザサブウィンドウで、要素が選択されていない場合に表示内容を消去するようにしました。
・ギャップ分析マトリックスで、プロジェクトの遅延読み込みが有効な場合の動作を改善しました。
・プロジェクトブラウザ内の要素に対してALT+Enterでプロパティ画面を表示する際に、2回表示される問題を修正しました。★
・MDGテクノロジーでスクリプトやプロジェクトブラウザ用のアイコンを定義してある場合のメモリの使用量を減らしました。
・非常に多数の付属要素があるモデルのXMIファイルをEAPファイルに読み込む際に発生する問題を修正しました。
・WindowsXPでRTFテンプレートのテンプレート部品を利用する場合の挙動を改善しました。
・XMIファイルから「GUIDを初期化」して読み込んだモデルに対して、条件ノードをコピー・貼り付けした場合の挙動を改善しました。
・「クイックリンクの選択肢減少」のMDGテクノロジーの内容を改善しました。
・SysMLのサンプルをSysML1.3形式に変更しました。(内容は変わりません。)
Enterprise Architect : Enterprise Architect 10.0 ビルド1009 リリースのお知らせ