本日、新しいバージョンの最初のリリースとなる Enterprise Architect12.0 ビルド1207をリリースしました。
多数の機能改善やバグ修正を行っています。
ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm
○リリースメモ
Enterprise Architect Version 12.0 リリースメモ (ビルド1207)
画面のスタイル適用の改善
・すべてのダイアログ・ビューやサブウィンドウなどについて、設定したスタイルが適用されるように改善しました。
・スクロールバーの描画をスタイルに適合するように改善しました。
・ソースコードエディタで、専用のテーマを設定・利用できるようなりました。
・表示に関する設定ダイアログ(旧:表示スタイルの編集ダイアログ)を改善しました。
・ソースコードエディタのテーマを全体のテーマと連動させる設定を追加しました。
・メニューのアイコンを表示するかどうかの設定を追加しました。
・いくつかのプロパティダイアログなどの表示形式を、タブ形式かツリー形式のいずれかを選択できるようになりました。
・要素などのプロパティダイアログで、基本的なプロパティ項目を表形式で表示するかどうかの設定を追加しました。
・「ダイアグラムのタブを下部に表示」「サブウィンドウのタブを下部に表示」の設定を、オプションダイアログから移動しました。
・新規インストール後の初期設定のスタイルをVisual Studio 2013(青)に変更しました。
ポータルサブウィンドウの追加
・いくつかの機能の種類ごとに、機能を簡単に呼び出すことができるポータルサブウィンドウを追加しました。
・アドインのEA_LoadWindowManagerイベントで、独自のページを追加することもできます。
ナビゲーションバー
・現在開いているダイアグラムが存在するパッケージ位置を明示するナビゲーションバーを追加しました。
・ナビゲーションバー付属のボタンから、いくつかの機能を呼び出すことができます。
・コンテキストメニューからいくつかの機能を呼び出すことができます。
・パッケージの一覧表示・ガントチャート表示
・パッケージやダイアグラム・モデルテンプレートの追加
・パッケージ位置の情報のコピー
・他のパッケージへの移動
・パッケージの名前を入力し検索することができます。
・スタートページを開くことができます。
・パッケージに関連するいくつかの機能を右端のボタンから呼び出すことができます。
データベース設計
・データベースビルダーを追加しました。コーポレート版で利用できます。
・既存のDBMSに接続し、その内容を一覧形式で表示できます。
・表示する内容について、ソートやグループ化して一覧の表示内容を調整できます。
・一度登録したDBMSのデータベースには簡単に接続できます。
・MS AccessやFirebird形式のデータベースについて、Enterprise Architect内で新規に作成できます。
・データベースに対してクエリを実行し、内容を表示できます。
・データベースの内容と設計内容を比較し、差分内容についてのSQLを生成できます。
・モデルの内容の全体のSQLを簡単に生成できます。
・外部キーの設定画面を改善しました。
・テーブル間に関連を作成時に、自動的に設定画面を表示できるようになりました。
・外部キーを新規に作成する際の手順が簡単になりました。
・外部キーを作成する際の既定値として、同名・同型の列を自動追加するように設定します。
・外部キーに関する追加設定情報を同じダイアログ内で表示できるようになりました。
・外部キーのインデックスも作成可能になりました。
・テーブルの列の編集ダイアログを改善しました。
・定義されている列の内容を、一覧形式で表示します。
・いくつかの内容については直接編集できます。
・列に関連する追加のプロパティを簡単に参照・編集できます。
・制約やインデックスなどは、列と同じダイアログのタブ切り替えで表示できます。
・テーブルの制約の編集ダイアログを改善しました。
・列のプロパティダイアログと同じダイアログにまとめて、タブ切り替えできるようになりました。
・定義済みの内容が表形式で表示され、直接編集できるようになりました。
・制約に関係する追加のプロパティを参照・編集できるようになりました。
・制約に関係する列の設定・参照が容易になりました。
・プロシージャ・シーケンス・ファンクションに関するプロパティダイアログを改善しました。
・データベース設計に関係する要素の外見を改善しました。
・ダイアグラム内に配置した際やプロジェクトブラウザ内の表示を改善しました。
・ファンクションおよびシーケンス要素をツールボックスに追加しました。
・DDLの生成についてテンプレート化し、自由に編集できるようになりました。
・テンプレートの内容をカスタマイズすることで、生成されるDDLを自由に変更できるようになりました。
・生成したDDLはファイルに保存することもできますし、そのまま実行することもできます。
・ODBC経由での読み込みのダイアログを改善しました。
・スキーマに対応しているDBMSの場合には、スキーマを選択できるようになりました。
・DDLの生成ダイアログを改善しました。
・生成に関連するオプションを、タブにまとめました。
・生成したDDLを、データベースビルダーで直接実行できるようになりました。
・対応するDBMS: Oracle, mysql, MS Sql Server (2005/2008/2012), PostgreSql, sqlite, sybase asa, sybase_ase, access, DB2, Informix, Ingres, InterBase
・登録されたDDLは、処理単位でそれぞれの実行することもできますし、まとめて実行することもできます。
・既存のデータベースとの比較機能を強化しました。
・テーブル・列・制約について、相違があるかどうかを比較します。
・差分については、処理内容を選択できます。
・差分を反映する方向(モデル→DBMSかDBMS→モデルか)も指定できます。
その他の修正
・ASAおよびSQLServerのデータベースの読み込みにおいて、ストアドプロシージャの読み込みを改善しました。
・Infomixのデータベースの読み込みにおいて、チェック制約の読み込み処理を改善しました。
・SQLServerのデータベースの読み込みにおいて、テーブル名にアルファベット以外が利用されている場合でも読み込みに対応しました。
・PostgreSQLのデータベースの読み込みにおいて、トリガーファンクションをファンクションとして読み込むようになりました。
・ビューの定義において、異なるスキーマの同一名称のビューに対応しました。
・データベース設計要素について、ツールボックスから作成した場合と、ODBC経由で読み込んで生成した場合とで、保持するタグ付き値が異なる場合がある問題を修正しました。
・SQLServerのDDL生成や比較機能で、インデックスのINCLUDEオプションに対応しました。
・クラスタ化一意制約の生成について、正しいキーワードを利用するように修正しました。
・PostgreSQLのトリガファンクションについて、通常のファンクションと同様に扱うように動作を改善しました。
・外部キーの設定ダイアログで、対象のテーブルのオーナを表示するようになりました。
ワイヤーフレーム
・iOSやAndroid・Webブラウザの画面をモデリングするために便利なワイヤーフレームのモデリングを追加しました。
・配置するコントロールは、タグ付き値で表示内容をカスタマイズできます。
・利用可能な要素はツールボックスから選択・配置できます。
・Androidグループ
・スマートフォン型・タブレット型の「枠」が利用できます。向きは、縦向き・横向きが選択できます。
・通知バー・メニューボタンの表示の有無の切り替えもできます。(タグ付き値で設定)
・Android共通のリスト・ボタンの他、スクリーンキーボードやメディアプレーヤーなどの部品も配置できます。
・Apple (iOS)グループ
・iPhone5sや6など、いくつかの「枠」が利用できます。向きは、縦向き・横向きが選択できます。
・通知領域を表示するかどうかを設定できます。(タグ付き値で設定)
・タブバーや検索バーなどの標準的な部品のほか、処理中に表示されるアイコンやキーボードなどの部品も配置できます。
・Dialogグループ
・標準・一般的なダイアログのモデリングに利用します。標準的な「枠」が利用できます。
・「枠」にはタイトルバーやステータスバーなどを配置できます。(タグ付き値で設定)
・さまざまなボタンやツリーコントロールなど、一般的な部品を配置できます。
・Web Pageグループ
・Webページのデザインに利用できるように、Webブラウザの形をした「枠」が利用できます。
・Webブラウザの枠については、タブの個数や内容など、さまざまなカスタマイズができます。(タグ付き値で設定)
・一般的な部品の他、カレンダーやメディアプレーヤー・ナビゲーションなどさまざまな部品を配置できます。
スキーマの設計
・モデルの内容からXSD等の形式のデータを生成することができます。
・クラスモデルを利用し、メッセージスキーマを定義することができます。
・対象の要素はプロジェクトブラウザからのドラッグ&ドロップで指定できます。
・出力対象となる属性を選択できます。
・継承や関連などの関係も反映できます。
・設定した内容は成果物要素としてモデル内に保存し、再利用できます。
・設計したスキーマはさまざまな形式で出力できます。
・CIM XMLスキーマ
・一般的なXMLスキーマ (XSD)
・JavaScript Object Notation (JSON) スキーマ
・Resource Description Framework Schema (RDFS)
・Augmented RDFS (CIM)
・UN/CEFACT スキーマ
・Universal Business Language (UBL)
・JavaScriptやVBScriptで定義した、独自の出力ルール
・設計した内容から、APIを利用してスキーマを出力することもできます。
・アドインからは、スキーマのデータを取得し、独自の出力を生成することができます。
・APIを利用して、独自の生成結果になるように処理を追加することができます。
・スキーマコンポーザの機能を拡張することもできます。(例:多重度の調整を可能にする)
・スキーマコンポーザーで設定したモデルデータを参照することもできます。
・独自のプロパティの入出力ができます。
・サンプルのソースコードはインストールディレクトリ内のCode Samplesに含まれています。
XSLTデバッガ
・ XML変換プロファイルが利用できるようになりました。
・XSLT・XSD・XMLファイルに対応した要素が追加され、それぞれのファイルの内容を保持できます。
・変換ルールを定義するために利用できるアクティビティ要素が利用できます。
・変換プロファイルのためのダイアグラム・ツールボックスが利用できます。
・XML変換を実施したり変換のデバッグを実施したりすることができます。
・XSLTのデバッグでは、対象のドキュメントとテンプレートを表示できます。
・デバッガで変換処理をステップ実行できます。
・ローカル変数サブウィンドウで、変換中のノードや子ノードの状況を確認することができます。
XMLエディタ
・既存のコードエディタについて、XMLファイルの参照・編集を強化しました。
・XMLスキーマやXSLスタイルシートに対してインテリセンスが利用できます。
・アウトラインの表示ができます。
・XMLドキュメントのキーワードのハイライト機能を強化しました。
・XMLの階層ツリーの表示を強化しました。
・階層ツリーにXML独自の情報を表示するようになりました。
・XML・XSDのそれぞれの型がわかるアイコンが表示されます。
・コードエディタと階層ツリーの連動を強化しました。
・スキーマに適合しているかのチェック機能をコンテキストメニューから呼び出すことができます。
・XMLドキュメントの整形機能をコンテキストメニューから呼び出すことができます。
・Windowsのファイルだけでなく、モデル内に格納されたXMLファイルも編集できます。
外部ファイルの編集
・Windowsでファイルをダブルクリックした際に、Enterprise Architectのタブとして開き表示・編集することができるようになりました。
・どのファイルをEnterprise Architectで開くかを指定することができます。
・対象のファイルを開いたときにEnterprise Architectが起動していない場合には、Enterprise Architectが起動し、タブとして開かれます。
・複数のEA.exeプロセスが起動している場合には、どのEA.exeプロセスで読み込むかを指定します。
・複数ファイルの同時編集にも対応しています。
パッケージブラウザ
・パッケージブラウザの機能を強化しました。
・パッケージブラウザに連動するナビゲーションバーを追加しました。
・パッケージブラウザのタブを複数開くことができるようになりました。
・プロジェクトブラウザ内のパッケージをダブルクリックすると、パッケージブラウザの内容も更新されます。
・表示内容の調整やフィルタなどの設定が、パッケージを変更しても維持されるようになりました。
・パッケージブラウザ内からダイアグラムを開くことができるようになりました。
マージ機能の強化
・1つのモデルに対してXMIファイルを出力し、複数の人が編集してマージする場合に対応するため、「マージファイル」が利用できるようになりました。
(コーポレート版のみ利用可能)
・XMIファイルを出力する際に、その時点での情報を示す「マージファイル」を出力するかどうかを選択できます。
・編集後に元のモデルにマージする際に、「マージファイル」との差分を確認し、変更点のみを元のモデルにマージします。
・マージファイルに存在しない内容(別の人が追加した内容など)は差分として認識されず、変更されることもありません。
・この機能を利用した分散設計の基本的な流れは次のようになります。
1.それぞれの設計者は対象のパッケージのコピーをXMI形式で受け取ります。
2.そのXMIファイルを、自身が持つプロジェクトファイルに読み込みます。
(自動的にベースラインが作成されます。)
3.モデルの内容を編集します。
4.編集が完了したら、XMIファイルとマージファイルを出力します。
5.元のモデルにXMIファイルを読み込みます。その際に、マージファイルを利用することで、他の設計者が変更した内容は
差分比較の対象に含まれず、それぞれの設計者が変更した内容のみが比較対象となります。
6.最終的に、それぞれの設計者が変更した内容がマージされます。
MDG Link for Eclipse および Visual Studio
・過去にMDG Link for Eclipse および Visual Studioとして提供していた機能をEnterprise Architect本体に統合しました。プロフェッショナル版以上で利用できます。
(MDG Integration for EclipseおよびVisual Studioにつきましては、従来と同様に別売りのアドイン製品です。)
・Visual Studioのソリューションファイルを指定し、既存のソースコードの読み込みやデバッグ(シーケンス図の自動生成)の設定を自動作成できるようになりました。
・複数の同名のソリューションに接続できない制限を解除しました。
・「すべてのアクティブなプロジェクトの読み込み」機能を追加しました。
・対象のプロジェクトを過去に読み込んだことがある場合、内容の同期になります。
・読み込んだことがないプロジェクトは、内容をすべて読み込み、同期するように設定も自動で行います。
・Visual Studioとの連携に関するさまざまな問題を修正しました。
・Visual Studio 2013での動作を改善しました。
・Eclipseとの連携で、列挙要素に対応しました。
プロジェクト管理に関連する要素
・チェックリスト要素を追加しました。
・ダイアグラム内に簡単にチェックリストを作成・配置できます。
・チェックリスト内の個々の項目のチェック・チェック解除ができます。
・チェックした項目の表示形式をいくつかの形式から選択できます。
・プロジェクト管理図と要素を追加しました。
・バックログ・配布物・イベント・ミーティング・マイルストーン・フェーズ・スプリント・バージョンの要素がツールボックスから利用できます。これらの要素を利用して、プロジェクトのスケジュールなどを視覚的に表現することができます。
プロパティダイアログの改善
・要素のプロパティダイアログの構成を見直しました。
・名前とノート以外の項目は一覧形式で表示・設定するようになりました。
・タグ付き値の情報も最初のページから参照できるようになりました。
・バージョン11でのいくつかのタブをまとめました。
・属性と操作のプロパティダイアログの構成を見直しました。
・属性や操作を一覧形式で表示・編集できるようになりました。
・一覧にはよく利用する情報を表示しています。
・操作と、そのパラメータを同じページ内に表示するように改善しました。
・属性や操作の固有の追加属性は一覧形式で表示・編集するように改善しました。
・接続のプロパティダイアログの構成を見直しました。
・接続のソース・ターゲットの情報を1つのページにまとめました。
・それぞれの関連端のプロパティを一覧形式で表示・編集できます。
・プロパティダイアログ内のページの切り替えについて、タブ形式とツリー形式を選択できます。
スタートページ
・スタートページの構成を変更しました。
・スタイルの変更にあわせて表現が変わるようになりました。
・ポータルサブウィンドウ内の情報を呼び出すボタンを追加しました。
画面に関するその他の変更
・モデルメッセージについて、ダイアログではなくビューとして表示するようになりました。
・選択した要素についての概要を表示する「概要ビュー」を追加しました。
・要素だけでなく、属性・操作・テスト項目・保守項目など、選択した項目に関する概要を表示します。
保守・プロジェクト管理・テスト
・保守に関するサブウィンドウとプロジェクト管理に関するサブウィンドウについて、従来はタブ形式で種類を切り替えていたものが、それぞれ独立したサブウィンドウになりました。
・必要に応じて複数のサブウィンドウをまとめることもできます。
・それぞれの要素について、イベント・検討項目を定義・管理できるようになりました。
・それぞれの保守項目に関するトレーサビリティのための機能を追加しました。
・それぞれの保守項目について、IDが自動的に生成され、外部からの参照に利用できます。
・接続を、保守項目に対してつなげる表現ができるようになりました。
・テスト項目サブウィンドウについて、すべての種類のテスト項目をまとめて表示できるようになりました。
・テスト項目サブウィンドウを表示する速度を改善しました。
・テスト項目の種類として「検証テスト」を追加しました。
・テストの詳細ダイアログでは、テストの実施内容を「結果」タブに追加する機能を追加しました。
・ガントチャートの内容を更新した際に、選択中の要素の選択状態が外れる問題を修正しました。
・ツールボックスの保守グループに「テスト」「バグ」の2つの要素を追加しました。
・要素に定義したシナリオから、テストスイート図を生成する機能を追加しました。
・シナリオエディタのツールバーのテスト項目に関するボタンから機能を呼び出すことができます。
・要素のシナリオ・要求・制約をテスト項目として読み込む際に、テスト項目の種類を適切に設定するように改善しました。
・テストサブウィンドウから要素ブラウザに移動する機能を実行した際に、対象のテスト項目が正しく選択されるように改善しました。
・ダイアグラム内の要素にテスト項目を表示している場合に、そのテスト項目をダブルクリックするとテストサブウィンドウに内容が表示されるようになりました。
ドキュメント生成
・ドキュメントエディタのツールバーからスタイルを選択・適用できるようになりました。
・ドキュメントの背景に画像を配置する機能を追加しました。
・HTMLドキュメントの生成時に、テーマを選択・適用して出力することができるようになりました。
・マスタードキュメント要素やリンクドキュメント要素からHTML出力する場合のツリーの最上位の名前を対象の要素の名前にするように修正しました。
・HTMLドキュメント内のWin32要素のクリック可能な範囲が不適切な問題を修正しました。
・ドキュメント生成テンプレートで、属性の初期値の上書きの情報を出力できるようになりました。
・属性の「長さ」「全桁数」「小数点桁数」の情報で、該当する情報がない場合には空白を出力するように改善しました。
・ドキュメントテンプレートエディタで、要素のディスカッションの内容を出力できるようになりました。
・ドキュメント生成を実行する際に、保存していないテンプレートがある場合には確認のメッセージを表示するようになりました。
・ドキュメントテンプレートエディタからDOCX形式のファイルを生成できるようになりました。
・テンプレートを名前をつけて保存する際に、スタイルシートとして保存することができるようになりました。
・ドキュメントのページ設定を変更した際に、即時に反映されるように改善しました。
・過去のバージョンで作成したテンプレートを読み込む際に、不正終了する場合がある問題を修正しました。
・セクションを追加した直後の編集時の動作を改善しました。
・「選択パッケージ自身を含まない」のオプションについて、テンプレート部品でも反映されるように修正しました。
・挿入したフィールドに設定した色情報が、隣の項目にも反映されてしまう場合がある問題を修正しました。
・付属ドキュメントを持つ要素について、「ノートのない要素を含まない」の設定が有効な場合でも、付属ドキュメントのセクションが存在する場合には出力するように改善しました。
・ドキュメントエディタ内で文字列を選択して印刷を実行する場合の動作を改善しました。
・テンプレート部品を利用しているテンプレートを利用してドキュメント生成を実行する場合に、一部の環境で不正終了する問題を修正しました。
・非常に大きなEAPファイルに対してドキュメント生成を実行する際に、エラーが発生する場合がある問題を修正しました。
・生成されるドキュメントのブックマークの埋め込み処理を、以前のバージョンと同じになるように修正しました。
・検索ルールを利用してドキュメント生成を実行する場合に、検索単語が認識されない場合がある問題を修正しました。
・「(設計仕様書 テンプレート)」で、クラス要素の場合に親要素・子要素の情報を出力し、出力内容がリンクとして認識される内容を追加しました。
・テスト項目の出力を含むテンプレートで、採番処理を改善しました。
・ドキュメントテンプレートや付属ドキュメントテンプレートで、未使用の段落番号定義の設定を削除する機能を追加しました。
・表紙のテンプレートから、自動的に不要なスタイル情報を削除し、スタイルシートの設定が正しく適用されるように修正しました。
・新しくテンプレート部品を作成する際に、編集済みとして扱われる(閉じる際に保存するかどうか確認する)ように改善しました。
・セクションタグを削除できないようにエディタの動作を改善しました。
・レポートの定数を定義した場合に、その定数値が正しく適用されるように改善しました。
・ドキュメントの出力対象としてSQL検索を利用している場合に、進捗状況が適切に表示されるように改善しました。
・プロジェクトの問題点の出力を改善しました。
・ダイアグラムの画像を出力しない場合に、内部処理のためのフィールドが残る問題を修正しました。
API・アドイン
・APIを利用して、ポータルに独自のページを追加することができるようになりました。
・JavaのAPIで、一部の新しく追加された内容が反映されていない問題を修正しました。
・要素内に配置された別の要素のDiagramObjectの順番を変更できるようになりました。
・プロファイルで定義された要素を配置した際に、EA_OnPreNewElementのEventPropertiesのParentIDの値が適切に設定されるように修正しました。
・アドインサブウィンドウのタブを右クリックした際に表示されるメニューについて、不要な項目を削除しました。
・SimulationオブジェクトにStepIn, StepOverおよび StepOutメソッドを追加しました。
・要素のタグ付き値のTaggedValuesEx.GetByNameの動作を改善しました。
・EA_ShowHelpイベントが再度利用できるようになりました。
・Repository.AdviseConnectorChangeでタグ付き値の変更があった場合の挙動を改善しました。★
・EA_FileCloseで渡されるRepositoryオブジェクトの内容が不適切な場合がある問題を修正しました。★
・EA_OnPreDropFromTreeで渡される座標が不適切な問題を修正しました。★
・Element.HasStereotypeを追加しました。★
・対象の要素が他のプロファイル要素を継承している場合に、継承元の要素のステレオタイプを持っているかどうかの判断に利用できます。
・Diagram.SaveImagePageを追加しました。ダイアグラムを分割した画像にすることができます。
・Diagram.PageHeightおよびDiagram.PageWidthで分割する大きさを指定できます。
・操作のパラメータのタグ付き値を取得しようとすると、一部の環境でエラーになる問題を修正しました。
・MDGアドインを作成した場合に、アドインのメニュー項目は「接続」メニューの下に表示されるようになりました。
・プロジェクトルートに対しても、EA_OnContextItemChangedのイベントが発生するように改善しました。
・EA_MenuClickで、まれにメニュー項目名として渡される値が正しくない問題を修正しました。
・Method.ThrowsをAPIで利用する場合の動作を改善しました。
・APIでタグ付き値の型を定義した場合に、タグ付き値の型一覧に表示されるように改善しました。
・APIでBPMN 2.0 XML, XPDL 2.2, Ecoreの形式のファイルを出力できるようになりました。
・APIからシナリオのステップや分岐の削除ができるようになりました。
・APIを利用して接続を作成する場合に、「作成時に文法をチェックする」の設定が有効な場合にはチェックを行うように動作が変わりました。
・接続のタグ付き値のコレクションに対して、GetByNameが利用できるようになりました。
ベースライン
・非常に大きなベースラインを作成しようとして失敗した場合に、出力サブウィンドウにエラーを表示するように修正しました。
・列挙要素とベースライン対象のパッケージの間に接続がある場合に、差分比較で常に差分として判定される問題を修正しました。
・接続に関する比較の処理時間を改善しました。
・別のパッケージにあるパッケージコンポーネントについて、差分として判定される問題を修正しました。
・ベースラインから戻した場合に、パッケージのタグ付き値も復元するように修正しました。
ダイアグラム内の機能
・ノート要素の外見をいくつかのスタイルに変更できるようになりました。
・ノート要素を右クリックし、「書式設定」以下の項目から選択できます。
・アクティビティ要素とアクション要素に対してデシジョンテーブルを定義した内容を、ダイアグラム内で表示できるようになりました。
・Enterprise Architect Suiteの各エディションでのみ利用できます。
・ダイアグラム内のショートカットキーを追加しました。
・Q: 名前の変更
・N: ノートサブウィンドウの表示
・P: プロパティサブウィンドウの表示
・S: 現在の要素を選択状態にする (このキーを利用するとキーボードで複数選択が可能になります)
・O: 操作のプロパティダイアログの表示
・A: 属性のプロパティダイアログの表示
・G: ソースコードの生成
・Y: ソースコードの読み込み
・W: 接続に頂点を追加
・F: 選択要素内の編集可能な項目にカーソルを移動
・Enter: 要素が選択されていない場合には、左上に最も近い要素を選択
・カンマ: 選択した要素の親要素にカーソルを移動
・ピリオド: 選択した要素の子要素にカーソルを移動
・R: 接続ブラウザを表示
・I: グリッドに配置機能を有効にする
・M: 要素の追加
・/: 要素と接続の間での選択対象の切り替え
・パッケージ要素を右クリックして、パッケージ内にダイアグラムや要素を追加できるようになりました。
・パッケージ要素の右クリックメニューの構成を改善しました。
・要素のラベルの既定の位置を見直しました。
・描画スクリプトの要素は、SetOriginでの指定を常に優先するようになりました。
・菱形の要素は、要素に接続がある場合には左上に、ない場合には上に表示します。
・付属要素は、親要素の外にラベルを配置します。
・ラベルのテキスト位置の既定値を「中央」(中央揃え)に変更しました。
・ダイアグラム上部のステータスバーの左端にボタンを追加し、ツールボックスの表示・非表示を簡単に切り替えることができるようになりました。
・菱形の要素とつながっている、直交スタイルの接続の挙動を改善しました。★
・クリップボードから要素をコピー・貼り付けした場合に、要素間の接続の形などもコピーするようになりました。
・シーケンス図のメッセージで「消滅」メッセージの扱いを修正しました。
・メッセージを移動した際に、ノート要素も合わせて移動するように修正しました。★
・横ツリーのスタイルの接続について、要素の大きさを変更した場合に向きが変わる問題を修正しました。★
・描画スクリプトで接続に対してDrawNativeShapeを利用する場合に、色情報が反映されない問題を修正しました。
・N項関連の要素に対して描画スクリプトを適用できるようになりました。
・描画スクリプト内で利用できる属性を追加しました。
・QualifiedName - パッケージや親要素の名前も含めた名前です。
・PackagePath - パッケージの階層構造の情報です。
・描画スクリプトのdecorationの設定は、他のステレオタイプの描画スクリプトで定義した内容を継承し反映されるようになりました。
・「要素名を太文字」の設定を有効にした場合に、ステレオタイプ名も太文字になる問題を修正しました。
・ダイアグラムフレームが表示されている状態でも、状態遷移表が正しく表示されるように修正しました。★
・Win32画面設計や汎用画面設計の画面要素について、タイトルバーをクリックして要素を選択できるようになりました。
・複製機能を利用しているEAPファイルで、CallBehaviorアクションの振る舞いの同期処理を改善しました。
・クラス要素やデータ型要素など、いくつかの要素についてダイアグラム内でリサイズした場合の動作を改善しました。
・ユーザー機能・リスク要素の描画を改善しました。
・要素を選択したときに表示される枠について、ダイアグラムの背景色によっては見えなくなる問題を修正しました。
・ダイアグラムの概要サブウィンドウで、ページ境界を表示しないように変更しました。
・スマート配置機能が有効になっている要素をカーソルキーで移動させる場合の動作を改善しました。
・ノート要素の内容として数値の列挙スタイルを利用している場合の印刷結果を改善しました。
・ポートのインスタンスが作成される際に、作成元と同じステレオタイプを持つように改善しました。
・貼り付けた画像を他のダイアグラムに貼り付ける際に、大きさが維持されるように修正しました。
・ダイアグラムの再読込を実行した後に複合フラグメントを移動すると、不正終了する場合がある問題を修正しました。
・要素ブラウザからテストや保守項目をダイアグラム内の他の要素にドロップできるようになりました。
・プロジェクトブラウザから要素をドロップした際に表示されるダイアログについて、表示しない場合の動作をシーケンス図とそれ以外の図とで、異なる設定にすることができるようになりました。★
・「整列」レイアウトで、要素が重なってしまう場合がある問題を修正しました。
・プロジェクトブラウザ内でダイアグラムを右クリックした際の「コピー」「貼り付け」のメニューの位置を変更しました。
・特別な意味を持つ成果物要素は、ダブルクリックやEnterキーを押した場合に、関連づけられた処理を実行するようになりました。
(プロパティダイアログを表示したい場合はCtrl+Enterを押す)
・カンバンの設定ダイアログのヘルプボタンで、正しい内容が表示されるように修正しました。
・菱形の要素につながる接続で、接続の頂点を追加している場合に、ダイアグラムの再描画で接続の形が変わってしまう問題を修正しました。★
・ツールボックスの要求グループに、追加の要求要素を追加しました。
・Ctrl+Shift+F9で、列挙要素の値を追加できるようになりました。
・タイミング図で、タイムラインに関する設定を変更した場合に、一部の内容が変わってしまう問題を修正しました。
・状態要素に対して属性や操作を編集後、区画の編集を行った場合に発生する問題を修正しました。
・ダイアグラムフィルタの機能で、ステレオタイプが複数指定されている要素に対しても正しく動作するように改善しました。★
・「要素の種類ごとに色を変える」のオプションが有効な場合に、列挙要素についても適用されるようにしました。
・リポジトリの種類によっては、カンバンのレーンごとのパラメータ設定が正しく適用できないことがある問題を修正しました。
・クラウドサーバ利用時のスイムレーンの編集処理を改善しました。
・子ダイアグラム内の要素についてインスタンスに変換した際に、開いているダイアグラムと同じ位置に配置されるように改善しました。
・OracleをDBMSリポジトリに利用している場合でモデルの内容が非常に大きい場合の、子ダイアグラムの選択機能の動作を改善しました。
・BPMNダイアグラム内で、要素をレーン・プールの中に移動後にUndoした場合に、プロジェクトブラウザにおける関係も元に戻すように改善しました。★
シミュレーションおよびexe実行のステートマシン
・条件ノードを含むモデルをXMIファイルから読み込んだ場合に、シミュレーションが正しく動作しない問題を修正しました。
・親要素が存在しないダイアグラムでも既定のJavaScript変数が適切に作成されるように修正しました。
・手動実行のシミュレーションで、アクティビティの振る舞いの再利用・再呼び出しが正しく処理されるように修正しました。
・オブジェクトフローの接続が直接オブジェクト要素に結びつけられている場合のシミュレーション動作に対応しました。
・シミュレーション機能を示すアイコンを変更しました。
・シミュレーションを実行した後に、任意のJavaScriptを実行できるようになりました。
・シミュレーションが終了した際に呼び出され、シミュレーション中に利用した変数を参照できます。
・exe実行のステートマシンに関するソースコード生成でマクロを利用するようにし、環境に依存しないソースコードになるように改善しました。
・exe実行のステートマシン内で、オブジェクト間のリンクを定義し、参照できるようになりました。
・CONTEXT_REFマクロで、リンク先の情報を取得できます。
・JavaScriptのコード生成で、関連がある場合に属性の情報を出力するように改善しました。
・C++およびC言語のコード生成で、前方参照宣言を追加しました。
・生成されるソースコードで、イベントの扱いを改善しました。
ソースコード生成
・標準C++および ++/CLIのenumクラスの扱いを改善しました。
・VB.NETのソースコードの読み込みにおいて、関数やサブルーチンのパラメータとして関数定義を持つ場合に対応しました。
・ソースコードの読み込みにおいて、コメント内に"@link"のタグがある場合に、要素のノート欄に内容を追加するように改善しました。
・Win32のダイアログを同期する際に、エラーが発生する場合がある問題を修正しました。
・C++のソースコードの読み込みにおいて、rvalue参照および末尾戻り型(trailing return type)に対応しました。
・C++のソースコードの読み込みにおいて、overrideおよびfinalのキーワードに対応しました。
・C++のソースコードの読み込みにおいて、コンストラクタのキーワードdefaultとdeleteに対応しました。
・ソースコードエディタで、マクロSTDMETHODおよびSTDMETHODIMPがある場合の処理を改善しました。
・モデル変換機能で、いくつかの言語の変換ルールで列挙要素の変換を改善しました。
・OWL/RDFファイルへの出力で、ODM要素に複数のラベルがある場合の出力処理を改善しました。
・ソースコード読み込みにおいて、列挙要素に対する同期処理を改善しました。
・ソースコード読み込み時に表示されるダイアログで、対象のクラス名を完全名で表示するように改善しました。
・ソースコードの生成で、操作(メソッド)の出力で指定された順序で出力されない問題を修正しました。★
動作解析
・Visual Studioのプロジェクトとリンクさせ、自動的に動作解析の設定を作成することができるようになりました。
・XSLTのデバッグ・実行と検証が可能になりました。
・デバッグ中に、カーソル位置まで処理を実行する機能を追加しました。
・マーカーの種類として「アクションポイント」を追加しました。
・このマーカーを利用すると、テストやデバッグの際に、再コンパイルを行うことなく実行結果を変えることができます。
・変数の値を変更し、処理結果を確認するために利用できます。
・実行行を別の行に変えることで、一部の処理を省略したり代替パスに移動したりすることができます。
・動作解析で記録した内容から、コールグラフを作成することができます。
・WINE環境でのプロファイラの動作を改善しました。
・Win32ダイアログの読み込み処理を改善しました。
・バイトオーダーマークに対応しました。
・DLGINIT宣言を適切に処理するように改善しました。
・64ビットプロセスを32ビットプロセスとして認識してしまう問題を修正しました。★
・トレースポイントに到達した際に制約内容を出力する処理を削除しました。
・スクリプトサブウィンドウのコンテキストメニューからデバッグ機能を呼び出すことができるようになりました。
ArcGIS
・ArcGISのモデル内容の評価の処理速度を改善しました。
・ステレオタイプが付加されていないクラス要素について、ArcGISのクラス要素を継承することができるようになりました。
・ArcGISSchemaViewパッケージと直接関係がないパッケージについても、部分的なスキーマの出力ができるようになりました。
・ArcGISのモデル内容の評価処理を改善し、いくつかのエラーを追加で表示するようになりました。
・ドメイン要素に<
・ArcGISの座標系に関する情報をArcCatalog10.2に対応しました。
ArchiMate
・ArchiMate 2のInterface要素の描画を改善しました。
・ArchiMate 2 MotivationおよびImplementation & MigrationツールボックスにGrouping要素とJunction要素を追加しました。
Risk Taxonomy
・Open Groupが定義するRisk Taxonomyに対応しました。
UMMおよびUPCC
・UMM(UN/CEFACT's Modeling Methodology)が利用できるようになりました。
・UPCC(UML Profile for CCTS)が利用できるようになりました。UPCC 2とUPCC 3の両方が利用できます。
・スキーマコンポーザーを利用して、UN/CEFACTスキーマが生成できます。
ディスカッション
・要素のディスカッションで、日付の書式をWindowsの設定を参照するようにしました。
・「ディスカッション一覧」を追加し、全ての要素のディスカッションを一覧できるようになりました。
・ディスカッションサブウィンドウの要素名が表示されている部分をクリックして、いくつかの機能を呼び出すことができるようになりました。
検索
・全体的な構成を見直し、検索結果の表示領域を拡大しました。
・ダイアグラムに対して検索する場合には、検索結果をダブルクリック(あるいはコンテキストメニューの「開く」)でそのダイアグラムを開くことができるようになりました。
・「最近更新された要素」の検索ルールの結果に「作者」を含むように改善しました。
・検索ルールを編集後、保存する前に実行する場合には、保存するかどうかの確認メッセージを表示するように改善しました。
・Enterprise Architectが提供する検索ルールについて、グループ分けして探しやすくなりました。
・いくつかの新しい検索ルールを追加しました。
・検索結果の項目を選択した際の、他のサブウィンドウとの連携を改善しました。
・検索結果が属性・操作・リソース・テスト項目の場合に、ダブルクリックするとそれぞれのプロパティダイアログが表示されるように改善しました。
・関係マトリックスでSQL検索を利用する場合に、SQLのエラーになる場合がある問題を修正しました。
チャート
・ダイアグラムのフレームが表示されている場合の描画を改善しました。
・チャートの種類に応じて、初期設定タブの内容の選択の可不可を適切に変更するように修正しました。
接続ブラウザ
・設定した列の内容と幅が維持されるように改善しました。
・接続ブラウザで多重度や要素の種類を表示できるようになりました。
・現在のダイアグラム内に存在しない要素については、名前を括弧で囲んで表示するようにしました。
・表示されている内容を右クリックした際に表示されるメニューの内容を改善し、さまざまな機能を呼び出せるようにしました。
・接続ブラウザで表示されている接続を複数選択し、接続のスタイルを一括で変更することができます。
仕様ビュー
・ツールバーに印刷機能を呼び出すボタンを追加しました。
・仕様ビューでテスト項目要素を表示すると、ODBCエラーが表示される場合がある問題を修正しました。
・内容を直接編集後、Escapeボタンを押した場合に、変更内容を保存するように動作を変更しました。
・プロジェクトを開く前に、仕様ビューを開くことができるようになりました。
(ワークスペースに含めることができるようになりました。)
XMI
・XMI 2.4.2形式での出力に対応しました。
・XMIファイルの読み込みで、ベースラインの情報の扱いを改善しました。
・XMIファイルを出力する際に、不適切なファイル名やパスが指定された場合の動作を改善しました。
・APIを利用してXMIファイルを出力する際に、EA独自の情報を削除して出力することができるようになりました。
・XMIファイルを読み込む際に、「GUIDを初期化」を有効にした場合にチャート要素が適切に読み込まれない問題を修正しました。
・XMI 2.1ファイルの読み込みで、子要素を持つポート要素およびコンポーネント要素の読み込み処理を改善しました。
・EAを起動後、すぐに監査が有効になっているプロジェクトを開き、すぐにXMIファイルを読み込むとエラーになる場合がある問題を修正しました。
・要素の要求項目へのノートリンクがある場合に、Firebird形式のリポジトリやFEAPファイルに読み込めない問題を修正しました。
・接続の制約に結びつけられたノート要素の読み込み処理を修正しました。
・EMXファイルの読み込みにおいて、関連端の多重度の読み込み処理を改善しました。
・DBMSリポジトリにOracleを利用している場合に、一括入出力を実行時にログを正しく出力するようになりました。
・相互参照の欠落の報告機能において、ダイアグラムのスイムレーンやマトリックスについての情報は表示しないようになりました。
・パッケージ外にあるダイアグラムが子ダイアグラムとして指定されている要素の読み込み処理を改善しました。
モデルテンプレート・パターン
・パターンを指定してモデルを作成する場合の動作・処理を全体的に改善しました。
・モデルテンプレート追加時の対象パッケージの選択機能を強化しました。
・パッケージを新規に作成する際の作成後の処理としてモデルテンプレートの追加が可能になりました。
・ダイアグラムの追加ダイアログで、追加先のパッケージを変更できるようになりました。
・要素の追加ダイアログの構成を改善しました。
・ダイアグラム内でMキーを押すことで呼び出すことができます。
・要素を連続で作成・配置することができます。
バージョン管理
・TFSのバージョン管理の設定で、「表示名」が設定可能になりました。パッケージをチェックアウトしているかどうかの判定に利用します。(TFS2013ではinfoコマンドでアカウントIDではなく表示名が戻ることへの対処です。)
・TFSのバージョン管理の設定で、「チェックアウト時のロックを必須」の設定項目を追加しました。ローカルのワークスペースを利用する場合への対応ですが、チェックを外すことは非推奨です。
・CVSをバージョン管理に利用している場合に、名前に空白文字が含まれる場合の処理を修正しました。
・プロジェクトを共有してバージョン管理機能を利用している場合に、チェックアウトなどのコマンドを実行する際に、実行前に他の人の変更を確実に反映するように改善しました。
・最新バージョンを取得機能を実行した場合に、子パッケージのプロジェクトブラウザ内の順序が変わってしまう問題を修正しました。
・最新バージョンとして更新機能について、オフラインチェックアウトしている場合でも正常に動作するように改善しました。
セキュリティ
・複製機能が有効なEAPファイルについて、Windowsのログオンアカウントとの連動機能が利用できるようになりました。
・ステレオタイプの編集のアクセス権がないユーザーが要素のプロパティダイアログを開いた場合の動作を改善しました。
・編集に関するアクセス権がない場合でも、メモ型のタグ付き値の値を参照できるようになりました。
・アクセス権の設定にかかわらず、MDGテクノロジーファイルを自分のマシンに読み込むことができるように改善しました。
・状態遷移表へのアクセス権がない場合でもトリガや状態が追加できてしまう問題を修正しました。
・メッセージのプロパティダイアログについて、ダイアグラムのロック状態に応じて編集不可能にするように改善しました。
・関係するパッケージやダイアグラムがロックされている場合には、インスタンスに変換機能やローカルコピーに変換機能を利用できないように修正しました。
その他の変更
・変更要素や問題要素のプロパティダイアログの構成を、一般的な要素と同じ構成に変更しました。
・ノートサブウィンドウで編集中に、文字列をダイアグラム内にドロップした場合に編集内容が維持されるように修正しました。
・タグ付き値の追加時に、名前よりも先にタグ付き値の値を入力した場合の動作を改善しました。
・コード生成テンプレートエディタ内のテンプレートの一覧をソートした場合の動作を改善しました。
・コード生成テンプレートエディタで新規にテンプレートを追加する際に、「対象の種類」がすべて表示されるように改善しました。
・ファイルをEnterprise Architect内で開く場合に、非常に多数のファイルを同時に開く場合に指定した全てのファイルが開かれない場合がある問題を修正しました。
・ソースファイルを開く機能で存在しないファイルを指定した場合には、指定したファイルを作成するかどうかの確認のメッセージを表示するようになりました。
・ヘルプの内容をEnterprise Architect内で開く場合に、タブの名称を正しく表示するように修正しました。
・接続のステレオタイプとして、既存のステレオタイプと大文字小文字だけが異なる文字列を指定した場合の動作を改善しました。
・UMLプロファイルの定義において、プロパティ要素を拡張して定義したステレオタイプについて、パートプロパティ・ポート・属性と関連端に設定できるように改善しました。
・要素の付属ドキュメントの内容を変更した場合に、要素の最終更新日時を更新するように改善しました。
・コピーした要素→ダイアグラムについて、プロジェクトブラウザ内で要素に対して貼り付け(子要素や子ダイアグラムとして作成)できるようになりました。★
・OWL/RDFファイルの出力において、OntologiesやRDFDocumentの全ての名前空間を含むように修正しました。
・チームレビューサブウィンドウにおいて、テンプレートを指定してコメントの追加ができるようになりました。
・ダイアグラムをサブウィンドウ形式にした場合に、タイトルバーをクリックした際の動作を改善しました。★
・ダイアグラムをサブウィンドウ形式にした場合に、右クリックメニューから保存と再読込の機能を呼び出すことができるようになりました。
・「WSDL バインディング操作 詳細」のダイアログで、複数の項目を変更した場合の保存処理を修正しました。
・CSVファイルの読み込みにおいて、CSV_KEYの値が重複しているファイルの読み込み処理を改善しました。
・CSVファイルの出力において、UTF-8形式で出力するように変更しました。
・オプションダイアログにおいて、テーマをカスタマイズした場合の保存処理を改善しました。
・XSDの生成において、生成するファイル名に問題がある場合の扱いを改善しました。
・XSDスキーマのプロパティダイアログで、名前空間のプレフィックスが利用できない場合の挙動を改善しました。
・プロジェクトの整合性確認の機能で、タグ付き値AUTONUMBERの値が不適切な場合には修正するように改善しました。
・MDA変換テンプレートで、接続の端のタグ付き値について追加できるようになりました。
・ノート要素やテキスト要素が、親クラスを持つクラス要素内に配置されている場合に、MDA変換機能を実行するとエラーが発生する問題を修正しました。
・状態マシン要素のプロパティダイアログに「振る舞い」「パラメータ」のタブを追加しました。
・用語集で重複した用語を追加しようとした際のメッセージを改善しました。
・パッケージブラウザで子パッケージの情報も表示する設定の場合に要素の種類でのフィルタ適用すると、パッケージ要素の扱いに問題がある点を修正しました。
・ダイアグラム検索を実行した場合の、ビューブラウザの動作を改善しました。
・ダイアグラムを一覧形式で表示した状態で、右クリックメニューから再読込を実行した場合、プロジェクトの内容を取得し直して表示するように改善しました。
・プロジェクトを開くダイアログで、クラウドに接続機能を独立したボタンとして配置しました。
・ダイアグラムにデシジョン要素が配置されている場合に、そのダイアグラムを別のパッケージに移動した場合に結果が不適切になる場合がある問題を修正しました。
・新規に作成した要素について、属性や操作のプロパティダイアログを開こうとした際に、すぐに閉じてしまう場合がある問題を修正しました。
・ワークスペースレイアウトとメニュー項目定義をまとめて1つの設定として利用することのできる「パースペクティブセット」機能を追加しました。
・タブとして表示されるWebブラウザで、Ctrlキーを押しながらマウスのホイールを回転させると、編集扱いになる問題を修正しました。
・パッケージの右クリックメニューに、対象のパッケージを関係マトリックスのソース側とターゲット側の両方のパッケージとして設定する項目を追加しました。
・MySQLのリポジトリを利用している場合に、運ばれているアイテムのダイアログを開く際に正しく動作しない問題を修正しました。
・戦略マップのパターンを改善しました。
・ローカルパス機能で、パス名にセミコロンが利用できるようになりました。
・コントロールフローおよびオブジェクトフローで、「重み」の値を設定しても保存されない問題を修正しました。
・プロジェクトブラウザから要素を配置する際のダイアログで、要素の名前を設定できるようになりました。
・パッケージリポジトリ機能で、管理者のパスワード機能を追加しました。
・XMIの入出力などいくつかのダイアログで、対象となるパッケージを変更することのできるボタンを追加しました。
・パッケージリポジトリで、パッケージの依存関係のチェックを強化しました。
・WindowsXP環境で、要素の名前に改行を含む場合に、□が表示される問題を修正しました。
・ハイパーリンクで他の要素に移動する場合に、その要素のロック状態(利用可能な機能)の判定を強化しました。
・セキュリティ機能が有効になっていない場合に、ダイアグラムや要素がロックされている場合には赤い「!」マークを表示するようになりました。
・ワークスペースレイアウトの設定で、「起動時に読み込み」の設定を追加しました。
・属性や操作のプロパティダイアログで、一覧で表示される順序について、バージョン10.0以前と同じ順序で表示するように修正しました。
・プロジェクトを開くダイアログで、「選択したプロジェクトを常に開く」の設定を追加しました。
オプションダイアログの「全般」グループにある「既定のプロジェクト」でも設定できます。
・OracleのDBMSリポジトリを利用している場合に、ダイアグラムの保存時にエラーになる場合がある問題を修正しました。
・SysML1.3のブロック要素のインスタンスを作成した場合に、プロパティ要素にならない場合がある問題を修正しました。
・CSVファイルを読み込んだ後、SysML要素のタグ付き値が表示されない場合がある問題を修正しました。
・プロファイル図でのクイックリンクのルールを見直しました。
・描画スクリプトで、サブシェイプの描画を改善しました。
・「拡張」の接続の制約のラベルの描画を改善しました。
・独自のプロファイルの定義に関して、メタクラスの作成ダイアログやツールボックスプロファイルの定義ダイアログを改善しました。
・クイックヘルプ機能は利用できなくなりました。(ポータル機能が後継機能となります。)
・MDGテクノロジーファイルの生成時に、encoding情報を追加するように改善しました。
・プロジェクトを開いている状況で、監査機能が有効な別のプロジェクトを開いた場合に正常動作しない場合がある問題を修正しました。
・シミュレーショントリガサブウィンドウのサイズを変更する差異の挙動を改善しました。
・シーケンスメッセージの番号を表示する設定の場合に、シーケンス図??
Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン12.0 ビルド1207 リリースのお知らせ