Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン12.0 ビルド1213 リリースのお知らせ
投稿者: tkouno 投稿日時: 2015-5-7 10:25:39 (798 ヒット)

Enterprise Architect 12.0 ビルド1213を本日リリースしました。

いくつかのバグ修正と機能強化・改善が含まれます。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm

○ダイアグラム内の操作・表現

・凡例要素で定義した色を、自動的に適用する機能を追加しました。
 ・要素と接続の両方で利用できます。
 ・色を決めるためのプロパティを指定できます。
 ・設定後ダイアログを閉じると、開いているダイアグラムに対して自動的に適用されます。
 ・凡例要素をコピーして他の要素に配置することで、他のダイアグラムでも適用できます。
・アクティビティ要素でsingleExecutionを有効にした場合に、要素に表示されるように改善しました。
・要素やパッケージがロックされている場合の、BPMNの要素の親要素の変更の処理を改善しました。
・複数の要素を移動した際に、自分自身への接続のサイズが変わってしまう問題を修正しました。

○ドキュメント生成
・ドキュメント出力時に、用語集の用語の代わりに意味(説明)の内容を出力する機能を追加しました。
・ノート内で、「ダイアグラムの画像」のショートカットを追加できるようになりました。
 ・ドキュメント生成時には、リンク先のダイアグラムの画像に置換されます。
 ・ショートカットをクリックすると、対象のダイアグラムが開きます。
・ドキュメントエディタの内容を外部ファイルに出力する際に、指定した拡張子とファイルの形式が一致するように改善しました。

○データベース設計
・SQLServerおよびASAの読み込みで、シーケンスの読み込みに対応しました。
・データベースビルダーの表示内容を、右クリックメニューから更新できるようになりました。
・データベース設計に必要なタグ付き値が定義されていないモデルをデータベースビルダーで利用する際の動作を改善しました。
・外部キーの作成ダイアログで、外部キーの型の長さを、主キーの情報から参照して設定するように改善しました。
・外部キーの多重度の設定が正しく保存されない問題を修正しました。★
・DDLの生成ダイアログのオプションの設定方法を改善しました。
・SQLiteのDDL生成において、チェック制約の出力に対応しました。
・DDLの生成ダイアログで出力時の進捗状況を表示するように改善しました。
・MySQLのDDL生成において、テーブルのCHARSETおよびCOLLATEの出力を修正しました。
・DB2およびPostgreSQLのDDL生成において、テーブルのTABLESPACEの出力を修正しました。
・制約の出力位置を変更する設定を有効にした場合でも、インデックスの出力位置は変わらないように修正しました。

○API・アドイン
・APIで実現の接続が作成できない場合がある問題を修正しました。
・APIでC++のソースコードの読み込みを実行する場合に、解析中にエラーが発生した場合に処理を継続するように改善しました。
・APIでDDLの生成を実行する場合に、カスタマイズしたテンプレートを適切に利用するように修正しました。

○動作解析
・記録サブウィンドウ内のツールバーのメニューから、ソースコードの読み込みの機能を呼び出すことができるようになりました。
・ウォッチサブウィンドウおよびローカル変数サブウィンドウ内で値を編集すると、コンテキストメニュー表示時にエラーが表示される場合がある問題を修正しました。
・ソースコードエディタで、'override'および'final'の解析に失敗する問題を修正しました。

○その他の変更・改善
・ファイルを保持している成果物要素がロックされている場合にファイルを開くと、そのファイルが次回以降開けなくなる問題を修正しました。★
・ギャップ分析マトリックス・関係マトリックス・デシジョンテーブルの描画について、表示スタイルを反映するように改善しました。
・CSVファイルの読み込みにおいて、形式に問題がある文字列の読み込み処理を改善しました。
・タグ付き値サブウィンドウで、RefGUIDおよびRefGUIDList型のタグ付き値の上にマウスを移動した際のポップアップの内容を改善しました。
・ワークスペースレイアウトに名前をつけて保存するためのボタンを追加しました。
・プロジェクトを開くダイアログにおいて、「起動時にこのダイアログを開く」の設定内容が保存されない問題を修正しました。★
・ノートサブウィンドウ内で、URLへのリンクがある場合にCtrl+クリックで開く際の処理を改善しました。
・要素ブラウザ内のテスト項目や保守項目をダイアグラム内の要素にドロップした際に、項目を対象の要素にコピーするように動作を変更しました。
・ユーザーのオプション内の「オブジェクトの生成」グループの内容を、プロジェクトのオプションで設定できるように修正しました。
・仕様ビュー内で、ノート内のハイパーリンクを選択した際の動作を改善しました。
・プロジェクトブラウザ内で要素を作成する際に、連続で作成できるようになりました。
・接続のプロパティダイアログの関連端(役割)グループで、多重度の選択動作を改善しました。
・多数のプロジェクトルートを持つプロジェクトを開く際の処理速度を改善しました。
・モデルテンプレート「データモデル - MySQL」の内容を修正しました。