Enterprise Architect 12.0 ビルド1215を本日リリースしました。

いくつかのバグ修正と機能強化・改善を行いました。

ダウンロード(サポートユーザー用):
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm


Enterprise Architect Version 12.0 リリースメモ (ビルド1215)

★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。

○ドキュメント生成
・カスタムスクリプトを利用したテンプレート部品を利用する生成の場合に、モデルの内容が多い場合でも正しく出力できるようになりました。
・複数の関係マトリックスプロファイルがある場合の関係マトリックスをドキュメント出力処理を改善しました。
・ダイアグラムに配置された要素がドキュメントの生成対象で、かつダイアグラムの画像を出力しないテンプレートで正しいドキュメントが出力されない問題を修正しました。
・モデルの内容が多い場合の実装の詳細レポートの挙動を改善しました。
・モデルの内容が多い場合のHTMLドキュメントの生成速度を改善しました。

○NIEMスキーマの生成
・子パッケージがある場合の名前空間の生成処理を改善しました。
・生成されるスキーマの既定の名前空間を改善しました。
・正声帯障害のパッケージへの参照がある場合の生成結果を改善しました。
・NIEM3.0のAdapterTypeの生成で、 appinfo:externalAdapterTypeIndicatorを含むように改善しました。
・さまざまな要素に対する生成結果を改善・強化しました。

○SysML・FTA・DFD
・FTAのクイックリンク機能が正しく動作していない問題を修正しました。★
・SysMLアドインで、要求要素の外見を修正する機能を追加しました。★
・シーケンス図チェックアドインで、問題のあるメッセージを赤色に色づけする機能を追加しました。★
・SysML・DFD・FTAのそれぞれのアドインで、名前などの入力欄に、文字数制限を追加し長い文字列を入力した場合に発生する問題に対応しました。★
・SysMLアドインで、SysMLの要求要素を独自拡張した要求要素に対する動作を改善しました。★

○その他の変更
・XMLスキーマのパッケージをツールボックスから新規に作成する際に、モデルテンプレートの追加画面を表示しないように変更しました。
・XMLスキーマの読み込みにおいて、XSDgroupの読み込みで、コメントをノートとして読み込むように改善しました。
・XMLスキーマの読み込みにおいて、外部のスキーマと関係するXSDgroupの読み込み処理を改善しました。
・XMLスキーマの読み込みにおいて、Oracleのリポジトリに読み込む場合に、スキーマ内の一部の文字が正しく読み込まれない問題を修正しました。
・FEAPファイルで、多数の要素を含むパッケージを削除する際に発生する問題を修正しました。
・APIで、タグ付き値のコレクションに対してGetByNameを実行した場合に、該当のタグが見つからない場合に例外を発生させるのではなく、NULLを戻すように変更しました。
　(バージョン11.1までと同じ動作に戻しました。)
・検索結果一覧で、列挙要素のアイコンをプロジェクトブラウザで表示されるアイコンと同じになるように修正しました。
・UMLに関連する定義画面から独自のステレオタイプを定義する場合に、色を指定しない場合の挙動を修正しました。
・操作のプロパティ画面で、編集対象の操作を切り替えた際のパラメータの保存処理を改善しました。
・リファレンス情報としてスクリプトを読み込む場合の動作を改善しました。
・メニュー項目「比較機能に関する設定」が文字化けしている問題を修正しました。★
・モデルテンプレートの一部が英語版のデータになっていた問題を修正しました。