Enterprise Architectの新バージョンとなる、バージョン12.1をリリースしました。
製品サポートが有効な方は、無料で最新版をご利用いただけます。
○バージョン12.1 ビルド1224 修正・改善項目
★マークのついている項目は、日本語版ユーザーからの指摘項目(バグおよび機能追加要望)です。
○ダイアグラムチャート
・チャートの種類として「ヒートマップ」が選択可能になりました。
・指定した内容について、量を四角形の大きさで表現するチャートです
・他のプロジェクト内のチャートを参照する機能を追加しました。
・複数のプロジェクトの状況を、1つのプロジェクトから一括で参照することができます。
・一覧オブジェクト要素について、表示される列について、日本語表示可能な内容は日本語で表示するように改善しました。
・Linux環境でチャートの描画処理を改善しました。
○BPMN
・BPSim 1.0に対応しました。
・BPMN要素に対して、BPSimで定義されている設定情報を保存できます。
・設定内容を編集するためのダイアログを追加しました。
・他のツールで設定した内容を読み込むこともできます。
・設定した内容とBPMNモデルを合わせて出力し、他の実行エンジンで活用することができます。
・BPMN2ファイルの入出力で、extensionElementに対応しました。
・プロジェクトブラウザから既存のプールやレーンをダイアグラム内に配置する場合の初期サイズを改善しました。
・一部のDBMSリポジトリを利用している場合に、クイックリンク機能でアクティビティを作成する場合の結果を改善しました。
・タグ付き値で他の要素と関係づけている場合に、トレーサビリティサブウィンドウでその関係を把握できるようになりました。
・BPMNモデルの出力について、パッケージインポートの関係で結ばれている他のパッケージや、出力対象と関係する他のパッケージの内容も出力するように改善しました。
○NIEM
・NIEM 3に対応しました。
・OMG NIEM-UML 1.1にの仕様に対応しています。
・NIEMに関連するモデルテンプレートを追加しました。
・NIEM 3.1のモデルテンプレートが利用できます。
・NIEM 3.0のモデルテンプレートの内容を更新しました。
・NIEM 3.0と2.1のモデルテンプレートの内容を変更し、スキーマコンポーザー機能との親和性を高めました。
・NIEM 3のDescription Typeパッケージを追加しました。
・MPDの作成テンプレートを追加しました。
・NEIM 3のDescriptionに対応しました。
・ModelPackageDescriptionクラスのインスタンスでMPDの定義が可能です。
・関連を利用して、構造的なプロパティの定義が可能です。
・NEIMスキーマの読み込み機能を追加しました。
・NIEMのXMLスキーマファイルが読み込めるようになりました。
・スキーマコンポーザー機能で、サブセットモデルのコピー機能を改善しました。
○SysML
・SysML1.4に対応しました。
(ビュー・ビューポイント・単位・要素グループなど))
・要求要素間にコピーの関係がある場合の挙動を改善しました。
・ブロック内の区画にポートの多重度が表示されるように改善しました。
・ダイアグラムでステレオタイプを表示しない設定の場合に、ポート要素にも反映されるように修正しました。
・SysML1.3のパラメトリック図で、制約ブロックや制約プロパティが保持するプロパティの表記を改善しました。★
・シーケンス図のダイアグラムフレームの表記を修正しました。
・ブロックの、AllocateTo,AllocateFrom,flow propertiesの区画の描画を改善しました。
・概要ビューおよび仕様ビューで、SysML要求要素のIDとtextの値を表示するように改善しました。
・アイテムフローを実現する場合に、1つの接続で複数のアイテムフローを実現できるように改善しました。
・複数のバージョンのSysMLが有効になっている場合に、バリュー型要素を型に持つプロパティ要素にステレオタイプが設定される場合がある問題を修正しました。
・アクティビティ図のツールボックスに、連続・離散のアクティビティパラメータ要素を追加しました。
・アクティビティ図のコントロールフローを、点線で描画するオプションを追加しました。★
・要求を作成直後に編集すると、表示形式が不適切になる問題を修正しました。
・SysML1.3および1.4について、ツールボックスの項目に英語名を追記しました。また、グループ名にバージョンを追記しました。★
・割り当て(allocate)の一覧で、要素の種類名が適切に表示されない問題を修正しました。
・SysML1.3および1.4について、クイックリンクの定義や表示内容を多数改善しました。
○プロジェクト管理
・ダイアグラム内にロードマップ(時間軸・目盛り)を表示する機能を追加しました。
・ダイアグラム内に、時間軸を示す目盛りを表示し、計画や進捗の表現に利用できます。
・ダイアグラムの背景で右クリックし「時間軸の表示設定」で表示の有無や詳細設定が可能です。
・カンバン機能で、レーン内にサブレーンを追加できるようになりました。
・サブレーンは、レーンの定義一覧内で右クリックして表示されるメニューから設定できます。
・ガントチャート機能で、時間軸を年単位で表示できるようになりました。
・ガントチャート機能で、ヘッダ部分の文字列の表示処理を改善しました。
・ガントチャート形式で表示した場合に、再表示した際に最後に表示した時間幅で表示するように改善しました。★
○ヘルプファイル
・ヘルプファイルの形式を、chm形式からHTML形式に変更しました。
・ヘルプファイルは、既定の状態ではスパークスシステムズ ジャパンのWebサイトにある内容を表示します。
・オフラインでの参照のために、ヘルプデータ自体をダウンロード・インストールすることもできます。
・メインメニューからヘルプ内のキーワード検索ができるようになりました。
○ダイアグラム内の操作・機能
・凡例要素の自動書式設定機能を強化しました。
・対象の要素や接続を指定できるようになりました。
・接続の太さの指定について、点線で表現される接続にも反映されるように修正しました。
・プロパティ要素・シグナル要素への書式設定処理を改善しました。
・条件について、範囲指定や不等号を利用した条件指定に対応しました。
・「情報ビュー」形式の表示機能を追加しました。
・ダイアグラム内の要素を右クリックし、指定できます。
・既定の設定では、要素名・種類・ノートの内容を表示します。
・表示する内容を調整することもできます。
・要素の種類を示すアイコンが右上に表示されます。
・ワイヤーフレームで、Windows 8.1 Phoneを追加しました。
・接続で結ばれている要素について、同じ要素を1つのダイアグラムに複数表示できるようになりました。★
・接続が交差したり長くなってしまう場合に、見た目を改善できます。
・ダイアグラムマトリックスで、線の幅を調整できるようになりました。
・ダイアグラムのレーンで、見出し部分のフォントを指定できるようになりました。
・ArchiMate 2.1に対応しました。
・ArchiMate 2のProduct要素およびObject要素の名前の描画を改善しました。
・接続に頂点を追加しても、接続のラベルの位置を変えないように改善しました。
・ダイアグラム操作ツールバーからフォント設定を実行し、文字の色を変えた場合に、ダイアグラム内の要素に対して反映されるように修正しました。
・属性について、union,subsets,redefinesのプロパティが設定されている場合に、ダイアグラム内に表示するようになりました。
・ダイアグラムの背景のグラデーションの向きが変更できるようになりました。
・ダイアグラムごとに、背景の画像を指定できるようになりました。
・成果物要素の右上に表示されるアイコンの描画を改善しました。
・成果物要素間のクリックリンクのルールを調整しました。
・ダイアグラム内の要素をCtrl+Aで全選択した場合に、接続ブラウザサブウィンドウの内容を更新するように改善しました。
・接続ブラウザサブウィンドウ内でCtrl+Aで全選択できるようになりました。★
・汎化の関係を持つ要素を新規要素としてコピーした場合に、すぐに親要素を表示するように修正しました。
・情報フローの実現を持つ要素を新規要素としてコピーした場合に、実現に関係する内容もコピーするように修正しました。
・ドキュメント要素を新規要素としてコピーした場合に、モデル内部に持つ情報もコピーするように修正しました。
・属性や操作の内容を編集した場合に、関係しているシーケンス図のメッセージの表示内容を更新するように修正しました。★
・多数のアクションピンが配置されているダイアグラムの描画速度を改善しました。
・ダイアグラムの概要サブウィンドウが表示されている場合に、並行サブ状態の描画処理を修正しました。
・要素のステレオタイプの設定時に、プロファイルで定義されているステレオタイプとの同一判定処理を改善しました。
・操作のプロパティダイアログで、パラメータの型として既存の分類子を選択する場合の動作を改善しました。
・ダイアグラム内に配置したメタファイル画像の描画を改善しました。
・ダイアグラム内に配置したパッケージ要素の右クリックメニューから、仕様ビューを呼び出せるようになりました。
・ダイアグラムフィルタの機能で、画像を適用している要素にも対応しました。
・ダイアグラム内の画像を透過させない設定を追加しました。
・画像の管理ダイアログで、格納されている画像を更新した際に名前が変わってしまう問題を修正しました。
・描画スクリプトで、シーケンス図内の要素の子要素については、parentEdge属性が常にbottomとなるように改善しました。
・パートプロパティおよびコンポーネント要素のコンテキストメニューの内容を改善しました。
・ノートサブウィンドウで内容を編集した直後にダイアグラムを閉じた場合でも、編集内容が保存されるように改善しました。
・凡例要素を作成した直後にプロパティ画面を開くと、名前がLegendになってしまう問題を修正しました。★
・「要素の角を丸める」のオプションが有効な場合の、要求要素の描画を改善しました。
・ノート要素の文字列の描画処理を改善しました。
○ドキュメント生成
・パッケージに対して、以下の内容のタグ付き値を指定することで、ドキュメント生成に反映できるようになりました。
・ReportAuthor, ReportTitle, ReportName, ReportVersion, ReportStatus. ReportAlias
・ダイアグラム内の要素に対して、ドキュメント生成(および画像出力・印刷)時に含まれないようにする機能を追加しました。★
・対象の要素をダイアグラム内で右クリックし、「印刷対象」を選択して対象外に指定できます。
・ドキュメント生成時に、印刷対象ではない要素を対象外にするかどうかを指定できます。
・ドキュメントスクリプトフラグメントが利用できるようになりました。
・RTF形式の内容を出力するようなスクリプトを定義し、ドキュメント生成時に呼び出すことができます。
・テンプレート部品のオプションで、対象のスクリプトを指定します。
・DocumentGeneratorオブジェクトのLoadDocumentやGetDocumentAsRTFメソッドを利用して内容を作成します。
・目次の挿入時に、表示するレベルを指定できるようになりました。
・ドキュメントの生成時に、「要素を状態に応じて色付け」の設定を指定できるようになりました。
・「選択パッケージ自身を含まない」の設定が有効な場合に、テンプレート部品を使うと見出しレベルが正しく設定されない問題を修正しました。
・RTFドキュメントの生成において、画像をビットマップ形式で出力した際のRTFファイルのサイズが小さくなるように改善しました。
・PDFドキュメントの生成において、メタファイルの画像が正しく出力されない場合がある問題を修正しました。
・仕様ビューから複数の要素を選択してドキュメント生成する際に、子要素が複数回出力される問題を修正しました。
・テンプレート内にダイアグラム→接続のセクションが存在する場合のドキュメントの生成処理を改善しました。
・ドキュメント生成が正常に完了した場合には、完了のメッセージを表示しないように動作を変更しました。
・テンプレート内に入れ子のテーブルがある場合の出力結果を改善しました。
・ドキュメントの生成ダイアログにおいて、「適用するテーマ」の設定を保存するように改善しました。
・出力する要素を指定している場合に、パッケージの情報が出力されなくなる場合がある問題を修正しました。
・HTMLドキュメントの生成において、操作や属性のノートに含まれるリンクの出力を改善しました。
・HTMLドキュメントの生成において、ヘルプファイルへのリンクがある場合に、スパークスシステムズ ジャパンのサイトへのリンクに変換するようになりました。
・HTMLドキュメントの生成において、対象のパッケージの内容が多い場合の処理速度を改善しました。
・HTMLドキュメントの生成時に表示される進捗状況の表示を改善しました。
・テンプレートエディタで、継承したタグ付き値の内容を出力できるようになりました。
・独自に作成したテンプレートの名前を変更後、テンプレートを選択指定するタグ付き値の選択肢を更新するように修正しました。
・カスタムクエリでノートの内容を出力する際に、フィールド名が.Formattedで終わる場合には、書式を反映して出力するように改善しました。
・カスタムSQLで、列としてEABOOKMARKを戻した場合には、ドキュメント内にブックマークを出力するようになりました。
・スタイルシートのスタイルをテンプレートに適用した場合に、スタイルの選択肢を更新するように修正しました。
・ドキュメント生成時の進捗バーについて、要素のセクションがない場合でも適切に更新されるように修正しました。
・ノートの内容の出力処理を改善し、末尾に改行が付加されないようになりました。★
・テンプレートの編集のアクセス権がない場合の、ドキュメントの生成ダイアログの挙動を修正しました。
・ドキュメントの生成で、要素のタグ付き値を条件に指定できない問題を修正しました。★
・ドキュメントの生成で、指定したダイアグラムの種類のみ指定して出力する機能が動作しない問題を修正しました。★
・「設計仕様書」のドキュメントテンプレートで付属ドキュメントの内容が出力されない問題を修正しました。
・「状態遷移設計」「SysML 要求」のドキュメントテンプレートをサンプルとして追加しました。
・ドキュメントの出力時のオプション「ダイアグラムの境界を非表示」の翻訳が適切ではない問題を修正しました。★
○仕様ビュー
・メモ型のタグ付き値の内容の出力と編集に対応しました。★
・型指定がないタグ付き値の直接編集に対応しました。
・要素を選択すると、プロジェクトブラウザ内の要素の位置にカーソルが移動するようになりました。
・ノート内のリンクに対する操作を改善しました。
・スクロール時の表示範囲を変更しました。
・ツールボックスからCtrlキーを押しながらドラッグして子要素を追加する場合に、リポジトリとの通信速度が遅い環境での動作を改善しました。
・要素を削除する場合のメッセージの内容を改善しました。
・言語・データベース・複雑度の内容が表示可能になりました。
○スキーマコンポーザー
・スキーマやサブセットの生成で、列挙値の選択肢を減らして生成できるようになりました。
・既存のCIMスキーマを読み込む機能を追加しました。
・NIEMのサブセットの生成で、派生した属性を含む場合に自動的に参照している情報も含めて生成するように改善しました。
・NIEMのサブセットの生成で、型の上位となっている型が存在する場合に、その情報も含めて生成するように改善しました。
・UPCCのBDTスキーマの生成で、SUP属性を無視しないように改善しました。
・UPCCのサブセットの生成で、BDT・ABIE要素と、元となっているCDT・ACC要素との間にbasedOnの関係を追加するように改善しました。
・スキーマプロファイルの読み込み時に、継承している関係を正しく読み込まない場合がある問題を修正しました。
・変換プロファイルで、変換ルールとしてカスタムスクリプトが指定できるようになりました。
○ソースコード生成・エディタ
・リストマクロで引数(パラメータ)を渡すことができるようになリました。★
・同じテンプレートでも、引数に応じて処理を変えることができます。
・利用例: %list="Operation" @separator="\n\n" @indent="\t" @arguments=($arg1, $arg2)%
呼び出されたテンプレート側では、$parameter1, $parameter2などで渡された引数を参照できます。
・ソースコードエディタで、ソースコード内のカーソルの位置と構造ツリー内のカーソルを自動で連動させる設定を追加しました。
○データベース設計
・MySQLの部分インデックスに対応しました。
・DDLの生成ダイアログで、ステレオタイプと名前で一覧をソートするように改善しました。
・MSAccess 2013の読み込みに対応しました。
・データベースビルダー内で、既存要素を新規要素としてコピーする機能を追加しました。
・データベースビルダー内でSQLクエリを実行した場合に、実行時間を表示するようになりました。
・データベースビルダーで接続情報を追加する際に、パスワードを保存できるようになりました。
・DDLの生成ダイアログにおいて、一覧内の要素をソートして表示するように改善しました。
・DDLの生成ダイアログにおいて、preとpostのSQL文を設定できるようになりました。
・DDLの生成ダイアログにおいて、オーナの出力の有無を指定できるようになりました。
・DB2の外部キーの読み込み処理を改善しました。
・FirebirdのDDL生成において、列のcharacter setとcollationの指定ができるようになりました。
・PostgreSQLの読み込みにおいて、smallint, integer, bigintの列でオートナンバーが設定されている列の読み込み処理を改善しました。
・MySQLのZerofillおよびUnsignedの設定が、過去のバージョンと非互換が発生していた問題を修正しました。★
・PostgreSQLのファンクションベースのインデックスに対応しました。
・OracleのODBC経由の読み込み処理の速度を改善しました。
・MySQLのテーブルトリガに対応しました。
・データベースの比較で、改行文字の違いは無視するように改善しました。
・MDA変換テンプレートのERD変換で、主キーの扱いを改善しました。
○API・アドイン
・DiagramObjectおよびDiagramLinkの書式設定を直感的に行うための属性を多数追加しました。
・DocumentGeneratorから、プロジェクトの定数の参照・設定が可能になりました。
・DocumentGeneratorにLoadDocumentメソッドおよびGetDocumentAsRTFメソッドを追加しました。
・Repository.InvokeConstructPickerの機能を強化しました。
・Selection=
・MultiSelect=True;の指定で、複数要素の選択ができます。
・DiagramにVirtualizeConnectorメソッドを追加しました。
・ダイアグラム内の要素の上に新しい要素を作成した場合に、EA_OnPreNewElementでParentIDの値を取得できない問題を修正しました。
・Element,Connector,Attribute,MethodにFQStereotype属性を追加しました。
・RepositoryにGetLocalPathメソッドを追加しました。
・ElementにIsRoot属性を追加しました。
・要素一覧から要素を削除する場合に、EA_OnPreDeleteElementイベントが発生するように修正しました。
・Javascriptを利用してスクリプトを作成する場合に、ActiveX COMオブジェクトの扱いを改善しました。
・Project.RunReportを実行時に、ドキュメントの生成ダイアログがEnterprise Architectの背面に回る問題を修正しました。
・「作成時に文法をチェックする」の設定が有効な場合に、接続の作成時にチェック結果が不適切でも例外を発生しないように動作を変更しました。
・Connector.IsConnectorValid()を追加しました。接続が、文法に沿っているかを判断できます。
○セキュリティ(アクセス権)
・セキュリティ機能のグループをアクティブディレクトリの定義から読み込むことができるようになりました。
・グループの管理ダイアログで、「アクティブディレクトリとリンク」にチェックを入れ、リンク先を指定します。
・同期ボタンを押すと、グループのメンバーを同期します。
・グループの管理ダイアログ・ユーザーの管理ダイアログの機能を強化しました。
・ロックの参照と解除ダイアログで、更新日欄でのソート結果を改善しました。
・CSV形式での入出力について、「リソースの管理」のアクセス権が対応するように動作を変更しました。
○その他の変更点
・スタートページ内のプロジェクトの一覧での操作を強化しました。
・プロジェクト名をCtrl+クリックすることで、新しいEA.exeプロセスを起動して開くことができるようになりました。
・プロジェクト名を右クリックすることで、一覧から削除などの操作を呼び出すことができます。
・トレーサビリティサブウィンドウで、タグ付き値として参照している要素を追跡可能になりました。
・ナビゲーションバーで、「パスの位置に移動」機能が利用できるようになりました。
・ナビゲーションバーの「パスのコピー」やプロジェクトブラウザの「位置情報をクリップボードにコピー」機能でパスを取得できます。
・スロット(属性値)の設定ダイアログの内容・操作体系を改善しました。(以前のバージョンの「スロット(実行状態)の設定」機能です。)
・モデルテンプレートの追加ダイアログで、テンプレートの内容の一部を指定して取り込むことができるようになりました。
・パッケージの追加ダイアログで、バージョン管理機能の対象とすることができるようになりました。
・デシジョンテーブルに関係するメニュー項目を、コーポレート版で表示しないように修正しました。
・デシジョンテーブルの機能は、Enterprise Architect Suiteビジネスモデリング版とアルティメット版で利用できます。
・要素ブラウザサブウィンドウ内で、テスト項目からバグ項目を作成する機能が動作しない問題を修正しました。
・MDGテクノロジーファイルの生成ウィザードで、DDLテンプレートを含めることができるようになりました。
・ノートなどのエディタの動作を改善しました。
・スクロールバーの表示スタイルを、全体のスタイルと連動するように改善しました。
・表示に利用するフォントを、以下のフォントに変更しました。
・Windows 10 : 游ゴシック
・Windows 7,8.1 : Meiryo UI
・Windows Vista : メイリオ
・上記以外のOS : MS UI Gothic
・テストポイントの設定をコンストラクタに対しても行うことができるようになりました。
・内部IDの振り直し機能で、クラウドサーバや監査機能を利用している場合に実行できないように動作を変更しました。
・FEAPファイルのインデックス統計の更新機能の実行を、常に開いているFEAPファイルに対して実行するように動作を変更しました。
・プロジェクトブラウザから要素をダイアグラムにドラッグ&ドロップする際のマウスカーソルの形状を改善しました。
・UMLプロファイルの定義で、列挙要素の値として&の文字を含む名前を指定可能になりました。
・UMLプロファイルの定義で、PackagingComponentを拡張して作成した要素に、タグ付き値が適切に継承されるように修正しました。
・ロックされているチェックリスト要素の挙動を改善しました。
・評価版に製品版のライセンスキーを設定しようとしたときに、製品版の案内のメッセージを表示するように改善しました。
・フローティング版のアドインを利用している場合に、起動時にライセンスキーを指定できない問題を修正しました。★
・CSV形式での入出力で、プロファイル名を含むステレオタイプの読み込み・設定処理を改善しました。
・テストサブウィンドウ内でシナリオテストの項目を編集する場合の動作を修正しました。
・プロジェクトを開いている状況で別のプロジェクトを開いた際に、リソースサブウィンドウのコンテキストメニューの内容が不適切になる問題を修正しました。
・付属ドキュメントエディタ内で要素へのリンクを作成する際に、文字列を選択して操作した場合の結果を修正しました。
・ユーザーオプションダイアログのツリー内のアイコンを変更しました。
・プロパティダイアログで、タブキーを利用してノートエディタにカーソルを移動する際の処理を改善しました。
・UMLパターンの追加ダイアログで、パターン内に含まれる分類子がモデルにも存在する場合には、その分類子に結びつけるように動作を改善しました。
・ArcGISの出力で、SysFieldsの値の評価を改善しました。
・XMI 1.0の読み込みで、N項関連の読み込み処理を改善しました。
・CSVファイルの読み込みで、パッケージのGUIDの読み込み処理を改善しました。
・比較機能で、要素の名前や別名に改行文字が含まれる場合の処理を改善しました。
・MDGテクノロジーの生成ウィザードで、タグ付き値の型の名前が他のタグ付き値の型の名前に含まれる場合の動作を修正しました。
・接続の方向を逆にする機能で、逆にできない場合の判断を追加しました。
・ルールコンポーザーで、列挙要素に対応しました。
・FEAPファイルで一部の検索ルールが動作しない問題を修正しました。
・メッセージクイック編集アドインで生成・消滅メッセージが作成可能になりました。
・VBScript,JScriptの定数値ファイルで、一部の定数値の定義が不足している問題を修正しました。★
・UML Standard Profileのツールボックスから要素が作成できない問題を修正しました。
・DFDおよびSC(構造図)の要素について、関係マトリックスで利用できない要素がある問題を修正しました。★
・マージファイルを利用したマージが動作しない問題を修正しました。★
・テストの詳細ダイアログで、結果のドロップダウンリストで選択肢が表示されない問題を修正しました。★
Enterprise Architect : Enterprise Architect バージョン12.1 リリースのお知らせ