以前より何件かご要望がありました、シーケンス図の内容からクラス図を自動生成するアドインのβ版を公開しました。
多くの場合にはクラス要素を先に定義し、その後シーケンス図を作成するという手順かと思います。過去に何度か、先にシーケンス図を書いてから、その内容を元にクラス図を自動的に生成したい、というご要望がお客様から寄せられています。
このアドインは、作成したシーケンス図の内容を解析し、クラス図を作成します。シーケンス図のメッセージをクラスの操作として定義するなどの処理を行っています。
ご興味のある人は、ぜひお試しください。
https://www.sparxsystems.jp/products/EA/tech/tc_51.htm#49
本日、Enterprise Architect9.1 ビルド909をリリースしました。
(バージョンが9.1になりました。)
シミュレーションの機能の強化などのいくつかの機能改善・バグ修正を行いました。
ぜひ最新版をご利用ください。
ダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm
○主な機能強化・改善
・アクティビティ図およびステートマシン図で、ダイアグラム内に記述された処理を解釈するシミュレーション機能が利用可能になりました。★
・状態遷移表形式での表示で、トリガがステートマシン図と異なるパッケージに含まれる場合でも、正しく表示するように改善しました。★
・接続が交差するときの「飛び越え」表現を無効にするオプションを追加しました。★
・C++のインターフェース要素に操作を追加する際に、「仮想」のチェックが自動で入らない問題を修正しました。★
・シーケンス図の自動生成で、ステートマシン図との連携が動作しない問題を修正しました。★
・SysMLシミュレーションの設定ダイアログが英語で表示される問題を修正しました。★
・EABaseファイル内のいくつかの既定値を変更しました。★
・EABaseファイル内のMySQLのいくつかの型の最大値を修正しました。★
・既存の接続に対して、簡単に情報フローの実現を定義できるように改善しました。★
・接続のプロパティダイアログにおいて、スタイルの選択肢に重複がある問題を修正しました。★
・バージョン管理ツールを利用している際に、ある特定の環境において操作を実行すると、実行の都度タイムアウトまで待たされる問題を修正しました。★
・付属ドキュメントのテンプレートエディタでメニューが表示されない問題を修正しました。★
・RTFドキュメントのサンプルテンプレートを追加しました。★
・RTFドキュメントで、ユースケースシナリオテンプレートの内容を変更しました。★
・ユースケースドキュメント テンプレートで、不要なタブ制御設定が含まれているのを修正しました。★
・ICONIXアドインにいくつか機能強化を行いました。★
・DFDアドインで、フローで選択できるスタイルを追加しました。★
・「接続スタイル変更アドイン」をパッケージごとに一括設定できるように対応しました。★
・接続スタイル変更アドインで、MDGテクノロジーの接続に対しては一部の機能を利用できないように変更しました。★
・SysMLアドインで、要求要素のIDを自動的に追加する機能を追加しました。★
・いくつかのアドインで、Oracleリポジトリを利用している場合にエラーが発生する問題を修正しました。★
・シーケンス図チェックアドイン利用時の動作速度を少し改善しました。★
・パッケージを「読み込み専用」にする機能を追加しました。(現時点ではAPIからのみ設定可能。Package.SetReadOnlyで設定・解除可能です。)★
・APIで、DocumentGenerator.NewDocumentを複数回実行すると不正終了する問題を修正しました。★
Enterprise Architectのダイアグラムフィルタ機能を紹介する機能ガイド(PDF)を
公開いたしました。
https://www.sparxsystems.jp/bin/docs/UseDiagramFilter.pdf
作成したダイアグラムのレビューや解析などに便利です。
ぜひご利用ください。
いくつかのバグ修正と、ArcGISへの対応を含むビルド908をリリースいたしました。ぜひ最新版をご利用ください。
なお、今回のインストーラでは、JET4.0(SP5)のモジュールを含めないようにしました。
(動作保証している環境・条件では、JET4.0がインストール済みであるため)
そのため、インストーラのファイルサイズが10MByteほど小さくなりました。
ダウンロードページ:
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm
[主な修正内容]
○画面・操作
ダイアグラムをPDFとして出力する場合に発生するいくつかの問題を修正しました。★
操作のパラメータダイアログで、パラメータを追加した場合の順序が不適切になる問題を修正しました。★
ステートマシン図の遷移でのトリガ名の設定欄の幅までしか名前が入力できない問題を修正しました。★
画面設計に関するステレオタイプが重複して表示される問題について、EABaseファイルを修正しました。★
(プロジェクトファイル内に画面設計に関するステレオタイプが定義されている場合、重複して表示されます。)
要求要素を新規に作成した際に、難易度・優先度の初期値が内部的に「中」になっている問題を修正しました。★
カラーパレットのバルーンヘルプで表示される色の名前を改善しました。★
リファレンス情報の出力で、「ステレオタイプ」の項目が重複していた問題を修正しました。★
新規ダイアグラムの作成ダイアログで、以前に作成した種類が選択状態にならない問題を修正しました。★
ソースコードエディタで、対象の文字列が空の場合には検索や置換を実行できないように改善しました。★
要素のプロパティダイアログの作者の欄で、テキストボックスの幅を超える内容が入力できるように改善しました。★
モデルテンプレートの読み込みダイアログで、OKボタンを複数回押すと読み込み処理が重複する問題を修正しました。★
○ドキュメント生成
IDocumentGeneratorでパッケージに対して出力を実行した場合に発生する問題を修正しました。★
RTFドキュメントの印刷プレビューおよび印刷でで、一部の環境で画像の位置が不適切になる問題を修正しました。★
○アドイン
属性と操作編集アドインで、環境によってMSXMLのエラーが表示される問題を修正しました。★
○バージョン管理
バージョン管理ツールを内部的に呼び出す際に、タイムアウトで処理を中断する仕組みを追加しました。★
本日、Enterprise Architect9.0ビルド907をリリースいたしましたが、
インストーラに、以下のアドインの更新ファイルが含まれていないことが
判明しました。
メッセージクイック編集アドイン
https://www.sparxsystems.jp/products/EA/tech/tc_22.htm#SimpleMessageEditor
6月10日13時以前にダウンロードされた方で、
このメッセージクイック編集アドインをご利用中の方は、上記URLから差分ファイルを
ダウンロードしてEnterprise ArchitectのインストールディレクトリにDLLをコピーするか、
あるいは以下のURLより最新のインストーラをダウンロードし、再度適用をお願いします。
https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm
Enterprise Architect本体など、他のファイルには変更はありません。
また、6月10日13時以降にダウンロードされた方は、このファイルの修正版が
含まれた状態になっています。
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。