特定の属性・操作・タグ付き値のみを表示する



図内の表示内容の絞り込みに関する機能です。

例えば、クラス図では、クラス要素が持つ属性や操作が表示されます。

また、タグ付き値として、自由に情報を追加することが可能であり、その内容を
タグ付き値の区画としてダイアグラム内で表示することも可能です。
具体的な一例として、SysML要求図の要求要素が持つidとtextは
タグ付き値として情報を追加しています。

これらの情報は、基本的には保持する全ての項目が表示されますが
必要に応じて、表示する内容を制限できます。

対象のダイアグラムの背景でダブルクリックしてプロパティ画面を表示し
「属性・操作」グループを開いてください。画面下部に「指定した項目を非表示」
という枠に囲まれた3つのテキストボックスがあります。

例えば、「操作」のテキストボックスに「hoge」と入力すると
クラス要素がhoge()という操作を持っていたとしても、表示されなくなります。

SysMLの要求図において、「タグ付き値」のテキストボックスに「text」と
入力すると、textの情報は表示されなくなり、要求要素の箱が大きくなることを
防ぐことができます。



このように、そのダイアグラムで必要ではない、あるいは省略しても良い内容が
あれば、この設定を活用することで、注目すべき情報により注目しやすくなります。