ダイアグラムフィルタの「隠す」の設定



ダイアグラムフィルタの機能に関連する便利な設定を紹介します。

ダイアグラムフィルタは、ダイアグラム内の要素に対して、
指定した条件を満たすかどうかで表示を変えられる機能です。

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(Enterprise Architectを使用するにあたり知っておくべき機能の1つと思いますので
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このダイアグラムフィルタは、初期状態では、条件を満たさない要素は
薄い色で表示されます。この表示は、フィルタとレイヤーサブウィンドウの
ツールバーで変更できます。

ここで、既定値の「フェード」から「隠す」に変更すると、条件を満たさない
場合には、その要素はダイアグラム内で完全に表示されなくなります。

この場合、表示されていないだけでなく、配置されていない状況と同じ、
つまり、その要素の操作もできなくなります。

この仕組みを利用し、例えば、多数の要素が配置されているダイアグラムで
一部の要素のみの表示設定などを変えたい場合、対象外の要素を
「隠す」ことで、その要素を誤って操作してしまうことがなくなります。

このように、ダイアグラムフィルタの機能は、表示の調整だけでなく
複雑なダイアグラムの操作時にも有用です。