SVG形式の画像の活用方法
SVG形式は、WMF・EMF形式と同様に、メタファイル形式に分類される画像です。
メタファイル形式の画像では、「線を引く」「塗りつぶす」のような処理方法が
記載されているので、拡大・縮小に強い形式です。
このメタファイル形式の画像は、PowerPointなどのツールで「分解」できる場合があります。
「設計・入出力」リボンの「画像として保存」ボタンから、表示しているダイアグラムを
画像として保存できますので、拡張子svgで保存してください。
この画像ファイルを、PowerPointにドロップして表示します。このドロップした画像を
PowerPoint内で右クリックして、「図形に変換」を実行すると、文字・四角形などの
構成要素に分解できます。
これにより、必要な部分のみを利用したり、部品として内容を編集したりできます。
Enterprise Architectで作成した図を編集して活用したい場合に便利です。
なお、上記の方法を行う場合、要素の背景のグラデーションをOFFにして、さらに
要素や接続の影を表示しない状態で実行することをお勧めします。
(これらの設定はユーザーのオプションダイアログから設定できます)
こうしたグラデーションや影も部品として構成していますので、分解した場合に
細かい要素に分かれてしまいます。
ぜひ一度試してみてください。