ツールボックスの内容の「ピン留め」
ツールボックスの内容の「ピン留め」機能を紹介します。
Enterprise Architectでは、UMLやSysMLをはじめ、さまざまな記法を
利用することができます。それぞれの記法で定義された図(ダイアグラム)が
ありますが、図の種類と配置する要素には制約はありませんので、例えば
ユースケース要素をクラス図に配置することもできます。
この仕組みを利用して、自分たちの設計対象ならではの図を「開発」
することも可能です。
Enterprise Architectでは、図の種類に応じて自動的にツールボックスの内容が
切り替わります。上記のように、図の種類と利用する要素が一致しない場合には
ツールボックスの内容を切り替えて利用することになります。
(ツールボックス最上部のメニューアイコン(漢数字の三のようなアイコンのボタン)をクリックすると
切り替えることができます。)
表示されているツールボックスを右クリックすると表示されるメニューから
「常に表示」を設定すると、他の種類の図に切り替えた場合でも、そのツールボックスの
内容は表示されたままとなります。これにより、他の種類の図に配置する場合に
切り替える手間を省くことができます。