ノートの表示・非表示
ダイアグラム上のノートの表示の切り替え方法を紹介します。
ダイアグラム内で、さまざまな補足情報を表現したい場合には、UMLの要素での
「ノート」が便利です。クイックリンクで「共通」→「ノート」と作成すれば
どの要素からでもノートを簡単に作成できます。ツールボックスの「共通」
グループからも作成できます。
このノートはとても便利な要素ですが、補足的な目的で使われることが多いため
非表示にしたいことがあります。このようなときにはダイアグラムフィルタの機能が
便利です。
・お手軽編
「ダイアグラム」リボン内の「フィルタ」パネルにあるフィルタ機能で
対象として「要素の種類」を、条件として「不一致」を選択したうえで
入力欄に「Note」と入力する。
・本格派編
「ダイアグラム」リボン内の「ツール」パネルにある「フィルタ」ボタンを
押してダイアグラムフィルタサブウィンドウを開く。
サブウィンドウ内のツールバーの左端のボタンを押し、フィルタ名を適当に
入力する。条件として、上記と同様に「要素の種類」に対して「不一致」の
条件で、値を「Note」とする。
フィルタを作成後、作成したフィルタにチェックを入れる。
・フィルタの効果の調整
「ダイアグラム」リボン内の「ツール」パネルにある「フィルタ」ボタンを
押してダイアグラムフィルタサブウィンドウを開く。
ツールバーにあるドロップダウンリストで「フェード」「グレー表示」は
ノート要素が薄くなり、目立たなくなる。「隠す」を選択すると要素が
表示されなくなる。
・おまけ
上記「本格派編」の方法は、他の条件を追加できます。例えば、
ノート要素に記載された内容に「内部情報」が含まれる場合のみ
フィルタする、などのテクニックも便利です。