カンバン機能の紹介
Enterprise Architectが持つ「カンバン」機能の概要を紹介します。
「カンバン」は、アジャイル開発の話題の中で出てくることの多いキーワードで
最近は、多くの方がその位置づけや効用をご存じではないかと思います。
Enterprise Architectには、この「カンバン」の仕組みを活用できる機能が
搭載されています。この概要を紹介します。
サンプルを利用してい説明しますので、「設計支援」リボン内の一番左端にある
「カンバン」ボタンを押し、表示されるメニューから「追加 - 基本」を
選択してください。空のカンバン図が1つ追加されます。
Enterprise Architectのカンバンの特徴は、このカンバンに配置する「タスク」は
他の設計の図に利用している要素を活用できる点です。
そのため、以下のようにして活用できます。
1 他の図の要素を、Ctrl+C/Ctrl+Vでカンバンに持ってくる
2 作業する対象の要素をカンバン内に移動し、「利用されているダイアグラム」で
設計の図に移動し、設計作業を行う
(Ctrl+Uあるいはカンバン内の要素を右クリックし「検索」以下の項目を選択)
3 作業が終わったら、再度「利用されているダイアグラム」機能でカンバンに戻り
カンバン内で移動し、状態を更新
このような感じで、カンバンで設計対象を把握→設計の図に移動して設計
→終わったらカンバンに戻り更新 という繰り返しを効率よく行うことができます。
このカンバン機能は多数の便利な機能がありますので、さらに便利に使うことも
できますが、まずは上記の「基本操作」をお試しください!