リモート環境でのプロジェクトの共有
リモート環境でのプロジェクトの共有方法について紹介します。
昨今、リモートワーク(テレワーク)を実施する会社が増加しているように
思います。そうした場合に役立つ情報をお伝えします。
・ライセンスの扱いについて
フローティングライセンスをご利用の場合に、リモートワークで
利用できるかという問い合わせが非常に増えているため
「よくある質問」に項目を追加しました。
在宅勤務でリモートデスクトップなどで利用できますか?
https://www.sparxsystems.jp/purchase/faq_buy_lic.htm#lic14
・プロジェクトの共有について
複数人で設計をする場合に、リモートワークで設計者が分散している場合には
実質的には「単一のリポジトリを全員で参照・編集」「1つのプロジェクトを
コピーして配布し、後で差分比較・マージ」の二択になるかと思います。
前者は、Proクラウドサーバを利用する方法が、httpsで暗号化して
通信ができますので、現実的かと思います。このメールニュース上部の
「動画デモ 更新のお知らせ」にあるように、Proクラウドサーバを
使い始めるまでの概要・手順を動画で説明しています。
(httpsで暗号化するためには、お客様ご自身で証明書を作成することが
必要となります。)
Amazon AWS等に構築することもできますが、快適に利用するためには
ある程度の性能が必要となりますので、いわゆるレンタルサーバ上に
構築する方が良いかもしれません。
後者は、Enterprise Architectの標準機能では差分比較・マージに
限界があり、LemonTreeを利用して差分比較・マージする選択肢もあります。
この差分比較・マージは「Enterprise Architect 活用セミナー」で
説明しています。オンラインでの開催を行いますので、ご興味がある方は
ぜひオンラインセミナーにご参加ください。
当面はリモートワークを継続する必要がありそうですので
設計業務の改善に、ご参考になりましたら幸いです。