シーケンス図の実行仕様(活性区間)の調整
シーケンス図の実行仕様(活性区間)の調整について紹介します。
弊社Webサイトにはさまざまなキーワードで検索して訪れる方がいますが
その中で、最近目立ったキーワードとして「Enterprise Architect 実行仕様 切れる」
のようなキーワードがありました。
Enterprise Architectのシーケンス図では、実行仕様(活性区間とも呼ばれます。
ライフラインの点線上に配置される帯のような長方形です。)は、メッセージを
配置することで自動的に調整されます。
基本的には、シーケンス図の内容に応じてUMLの文法上適切に調整されますので
手作業での編集の必要はありません。しかし、状況によっては手作業で
調整したい場合があるかもしれません。
このような場合に、この実行仕様を選択して長さを調整することはできません。
絵として扱い編集するのではなく、ライフライン間のメッセージに対して
処理が継続するという指示をすることで、実行仕様の長さが変わります。
具体的には、メッセージを右クリックし、「実行仕様」以下のメニューの
「送信元の実行仕様を下方向に延長」あるいは「送信元の実行仕様を上方向に
延長」を選択してください。