ベースライン機能の活用



ベースライン機能の活用方法の紹介です。なお、ベースライン機能は
コーポレート版以上のエディションでのみ利用できます。


ベースライン機能は、「Enterprise Architect 活用セミナー」では
「バージョン管理ツールが不要なバージョン管理機能」というように
紹介することもある機能です。
任意のタイミングで、指定したパッケージの内容のスナップショット(履歴)を
保存できます。


例えば、モデルの編集前に、編集前の情報を念のため保存しておきたい、と
思ったことはありませんか?

このような場合に、パッケージに対してベースラインを取得し、その後内容を
編集します。もし、編集した結果が何らかの理由で不要になり元に戻したい場合に
保存してあったベースラインを読み込み、元の内容に戻すことができます。


プロジェクトファイルを利用する場合には、ファイルをコピー(バックアップ)して
おくことで同様のことは可能になりますが、以下の点が異なります。

・パッケージ単位なので、自分が戻したい範囲のみ元に戻せる
・差分比較とマージの機能を利用し、何を変更したのかという確認や
 戻す場合に、一部だけ戻す、ということが可能
・Proクラウドサーバ利用時など、ファイル形式ではない場合でも利用できる


ベースライン機能および差分比較・マージの機能は、前述の活用セミナーでも
概要を紹介していますので、ぜひセミナーにもご参加ください。

ベースライン機能の使い方は、ヘルプをご覧ください。
https://www.sparxsystems.jp/help/15.0/managingbaselines.html


ぜひベースライン機能もご活用ください!