編集を防ぐ「ロック」

編集を防ぐ「ロック」機能を紹介します。

Enterprise Architectでは、編集を防ぐための簡易なロック機能を
簡単に利用できます。

セキュリティ(アクセス権)機能を有効にすることで、より高度なロック機能が
利用できますが、今回は簡易なロック機能のみを紹介します。


ダイアグラム内で、要素あるいはダイアグラムの背景で右クリックして
「要素のロック」あるいは「ダイアグラムのロック」を選択してください。

要素をロックした場合には、要素の名前などのプロパティが編集できなくなります。
ダイアグラムをロックした場合には、要素の位置や大きさなどダイアグラム内の
表示内容の編集ができなくなります。

いずれも、同じ操作をすることで解除することができますが、レビューが完了した
状況など、内容を意図せず変更することを防ぎたい場合に便利です。


なお、関連する機能として、ダイアグラムのプロパティに「他の図での接続の追加を
反映しない」という設定があります。Enterprise Architectでは、1つの要素を
複数の図に配置して利用できますが、要素間の関係は、基本的にはどの図にも
反映されます。

特定の図において、他の図で追加した接続を反映させたくない場合には
この設定を有効にすることで、表示内容の変化を抑えることができます。

この設定は、プロパティサブウィンドウの「接続」グループに含まれます。

ぜひこれらの機能をご活用ください！

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