ラベルの表現



ダイアグラム内の「ラベル」の表現の設定を紹介します。

「ラベル」とは、接続の名前など、Enterprise Architectのダイアグラム内で
移動可能な文字列を指します。デシジョンなど一部の要素の名前や接続の
多重度など、いくつかの文字列が「ラベル」として、位置を自由に変更できます。
また、右クリックすることで、文字の向きや色などを指定できます。


このラベルは、既定の設定では要素や接続の上に重なって配置する場合には
背景が塗りつぶされて文字が表示されます。文字が読みやすい反面
下にある要素や接続が「欠ける」ので、見づらいと思う方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

「ユーザーのオプション」の「ダイアグラム」グループの中央付近に
「ダイアグラムのラベルの不透明表示」という枠があり、3つのチェックボックスが
あります。この3つのチェックボックスで、ラベルの背景を透過させるかどうかを
指定できます。

多くの場合には、「画面」にチェックを入れ画面内で背景を透過させても
それほど文字が読みづらくならないと思います。白黒で印刷する場合には
透過させない方が良い場合もありますので「印刷」にはチェックを入れない方が
よいかもしれません。

いずれにしても、皆さんにとって最適な選択で、全体として読みやすい
ダイアグラムになるように、調整してみてください!