掲示板一覧 - トピック一覧 SysML SysMLでのシーケンス図とステートマシン図のメッセージ対応(紐づけ)方法 |
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umesan | 投稿日時: 2024-12-18 16:30 |
EA Administrator 投稿: 1540 |
SysMLでのシーケンス図とステートマシン図のメッセージ対応(紐づけ)方法サポート宛にいただきましたご質問の要約です。
○ご質問 SysMLで、シーケンス図内のライフライン間に定義したメッセージとステートマシン図内の状態遷移のトリガが対応していることが分かるようにシーケンス図とステートマシン図間でメッセージを紐づける方法がありましたら教えていただけないでしょうか。 下記の参考書でSysMLではダイアグラム間で関係を紐づけることが可能と考えております。 参考書:SysMLモデリング入門(坂本武志 著) P.108を参照。 下記のガイドラインを確認したのですが、ダイアグラム間での紐づけ方法を見つけることが出来ず、問い合わせをさせていただきました。 ・モデリング操作ガイド(シーケンス図・コミュニケーション図編).pdf ・モデリング操作ガイド(ステートマシン図編).pdf 紐づける方法がありましたら、ご教示いただけると助かります。 ○回答 以下の方法・手順でご要望を満たしますでしょうか?ご確認よろしくお願い致します。 ○A シグナルを利用する方法 1. シーケンス図のメッセージのプロパティサブウィンドウで、同期を非同期・種類をシグナルに変更 2. メッセージのプロパティサブウィンドウのメッセージの横のシグナルボタンで、シグナルを選択で(もしくは追加) 3. ステートマシン図の遷移のプロパティサブウィンドウの制約タブで、トリガの名前の横の選択ボタンでトリガを選択(もしくは追加) 4. トリガの仕様の横の指定ボタンで、2でのシグナルを選択 この方法の場合、ステートマシン図の遷移のラベルは、トリガの名前になりますが、以下URLの「利用されているダイアグラム」アドインで、シグナルを選択頂くと、シーケンス図・ステートマシン図の両方で利用されていることが表示され、関連の把握が可能です。 ◇利用されているダイアグラムアドイン https://www.sparxsystems.jp/products/EA/tech/Addins.htm#ObjectFinder ○B ブロック図の操作を利用する方法 1. ブロック要素を作成し、操作を追加 2. シーケンス図で、1のブロック要素をインスタンス(ライフライン)として配置・該当ライフラインへのメッセージを追加 3. 該当メッセージのプロパティサブウィンドウで、1で追加した操作を選択 4A. ステートマシン図の遷移のプロパティサブウィンドウの制約タブで、「アクションを他の振る舞い要素で指定」にチェック・1で追加した操作を選択 4B.要素の中の表示の場合は、状態要素のプロパティサブウィンドウで、「Entryの振る舞い」等で、1で追加した操作を選択 ステートマシン図の遷移のラベル表記が/で始まりますが、こちらはSysMLに仕様に準拠した形と考えております。 以前のバージョンでの情報になりますが、以下URLの内容もご参考にして頂けますと幸いです。 ◇トリガをシーケンス図で利用するには? https://www.sparxsystems.jp/forum/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=4099 |
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