アクションピンの多重度が消えてしまう

サポート宛にいただきましたご質問の要約です。

○ご質問
一度アクションピンの情報として設定した多重度がEAPXファイルを閉じて、再度開いたときに消えてしまう現象が発生しています。（再現手順は以下）
この現象を解決する方法をご教授いただけないでしょうか?

1. アクティビティ図(test)作成
2. アクティビティ図(Activity)作成。パラメータを下記のように設定
種類：「<<block>>メモリバックアップデータ」を選択、多重度の下限値：0を設定
3. test内にActivityを呼び出し(アクション)として配置し、付属要素で上記2で設定したパラメータを選択
4. 変更を保存し、終了。再度、eapxファイルを開き、testを開くと多重度の下限値0が表示されなくなっている
Activity内を確認すると、パラメータの多重度は2で設定した多重度の下限値0がきちんと設定されている

○回答
再現手順のご連絡ありがとうございます。
弊社環境でも、ご指摘の現象が再現することを確認いたしました。

弊社環境で調査したところ、ご指摘の現象は、EAPXファイルでは常にご指摘の再現致しました。

QEAファイルでは、アクティビティパラメータの種類として指定した要素名（再現手順の場合「メモリバックアップデータ」）に依存しているようです。
こちらで確認している限りですが、この要素名がアルファベット・数値以外で始まっている場合に、ご指摘の現象が再現するようです。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

この動作はEA本体のバグと思われますので、開発元に連絡するように致します。修正までは、お手数をおかけいたしますが、以下URLのヘルプの手順で「EAPX ファイルを QEAファイルに変換」と「要素名をアルファベットで記載いただく」で回避頂けませんでしょうか？
（要素名変更後アクションピンの描画に反映するためには、一旦プロジェクトを閉じるもしくは、プロジェクトブラウザで「現在のパッケージを再読み込み」が必要です。）

◇EAP/EAPXファイルを64ビット版Enterprise Architectで利用する
https://www.sparxsystems.jp/help/16.0/transfereap.html

引き続きご迷惑をおかけいたしますが、以上ご確認よろしくお願い致します。