シーケンス図のメッセージで利用した列挙型をクラス図に自動反映したい

サポートに寄せられたご質問の要約です。

○ご質問

シーケンス図⇔クラス図での使い方について教えてください。

[やりたいこと]
・ソフトウェアの構造設計をシーケンスを使って実施
・分類子（縦軸）の単位で担当を振り分け、ひとつのソフトウェアコンポーネント
　として複数人の同時開発を実施
・シーケンス図を引けば、外部公開関数、外部公開データがクラス図に自動的に
　反映させ、明確になる

上記をするときに、まずそれぞれのケース毎にシーケンス図を引き、
メッセージに関しては操作と関連付けて自動的ににクラス図が更新されるように出来ました。

これだけではなく、メッセージの引数の型（列挙型など）、戻り値の型についても
各シーケンスで使用したものを、クラス図の列挙型の要素に追加したいと考えています。

どう設定していけば良いでしょうか？

○回答

お問い合わせいただきましたような列挙型のクラス要素に自動的に値を追加する機能は
現状、EAにはありません。

このように、EAに存在しない機能につきましては、
ご自身でアドインを作成することにより実現できる可能性があります。

アドインの作成方法は、ヘルプやPDFドキュメント、セミナーなどで紹介しています。
アドイン作成に関する情報は、以下に集約しています。
https://www.sparxsystems.jp/products/EA/tech/tc_23.htm

シーケンス図のメッセージを引き、その後、メッセージを編集したタイミングで
条件に当てはまる場合は、クラス図の列挙型に情報を追加するという処理を
アドインメソッドやAPIを利用して実現することになります。

ご検討のほど、お願いいたします。