要求のID付与に関して

サポート宛にいただきましたご質問の要約です。

○ご質問
下記のようなことをしたいと思っています。
(1)要求をRaQuestで新規作成（もしくは外部csvファイルをインポートして作成）
(2)要求を複数のパッケージに分類し、各パッケージに専用のIDを付与
(3)パッケージ毎にIDを自動付与（プロジェクトオプションで設定）
(4)ローカルオプションの設定で、パッケージのIDを要求のIDに付加して表示
(5)入力した要求一覧をcsvにエクスポート
(6)レビュー等で変更や追加があった場合、csvファイルを修正してRaQuestにインポート

この時、私のほうで確認したところ、下記のような現象となっています。

・パッケージIDを付加していても、一覧表示には反映されるが、個々の要求のIDにはパッケージIDが付加されていない
・(5)でエクスポートした結果、IDにはパッケージIDも付加された状態になる
・(6)でインポートする際、ID文字列もしくはID値が不一致となるため、上書き対象とならず追加されてしまう
・(6)でインポートする際、GUID値を一致に設定しても、(5)で出力するcsvにGUID値を出力しておかないと読み込めない

これで上書きで更新されるが、各要求のIDが、パッケージ毎に設定したIDが付加されたIDに更新されてしまう

従って、現在の対処方法としては、
・(4)は一覧表示で確認する場合には使用しても良いが、(5)でcsvにエクスポートする際にはパッケージIDは付加しない設定にする
・(6)でインポートする際は、ID一致を選択

とすべきかと思っていますが、パッケージIDを付加するのであれば、一覧表示用の設定としてではなく、各要求のIDもパッケージIDが付加されたIDで設定されるべきだと思います。（見た目上も操作上も混乱しかねないため）

改善可能であれば最初を検討いただければ幸いですが、他に良い方法などがあればご教授いただきたく、ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

○回答
>・パッケージIDを付加していても、一覧表示には反映されるが、個々の要求のIDにはパッケージIDが付加されていない
上記ご指摘は、現在のRaQuestのバグと推測いたします。申し訳ございません。今後のビルドで修正いたします。

>・(6)でインポートする際、ID文字列もしくはID値が不一致となるため、上書き対象とならず追加されてしまう
「パッケージのIDを要求のIDに付加」のオプションがオンの場合は、ID文字列が一致するのが適切と考えます。今後のビルドで変更可能か検討いたします。


>従って、現在の対処方法としては、
現時点のRaQuest で、CSVエクスポート・インポートにおけるご指摘の問題点の回避方法としては、以下2点をご検討頂けますようお願いいたします。

A. GUID出力 / IDを読み込まない設定
B. 要求カテゴリの利用

A. GUID出力 / IDを読み込まない設定
以下のように設定頂くことで回避頂けませんでしょうか？
- CSVエクスポート時: GUIDを出力するように設定
- CSVインポート時: IDのカラムとして[空欄/無視]を指定頂き、IDを上書きしないように設定

B. 要求カテゴリの利用
以下の設定で回避頂けませんでしょうか？
- 「パッケージのIDを要求のIDに付加」オプションはオフ
- IDの採番は、「パッケージごと」ではなく「要求カテゴリごと」を指定
- IDの前に追加して表示する文字列は、要求カテゴリのプレフィックスを利用
◇プロジェクトオプション - 要求カテゴリ
https://www.raquest.jp/help/optionse.html
- CSVエクスポート・インポート時に、要求カテゴリも項目として追加

この度はお手数・ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。
以上ご確認よろしくお願い致します。