ポートの自動作成時のブロック要素への反映

サポート宛にいただきましたご質問の要約です。

○ご質問

SysMLで、内部ブロック図でポート要素からプロパティ要素にコネクタを接続した場合や
運ばれる要素の追加画面で、両端の型の同期機能を実行した場合に
自動的にポート要素が追加される場合があります。

しかし、これらの場合に、プロパティ要素がブロック要素を型として持つ場合に
ブロック要素にはポートが追加されません。

このような場合に追加する方法はありますか？

○回答

ご質問の動作につきまして、現状は意図した挙動です。
該当の動作は、SysMLアドインで実装しております。

ただ、追加処理に時間がかかる点と、その後変更した際
(特に、その後に接続や運ばれる要素を削除した場合)にどう動くべきか、等を
考慮した結果、ブロックへのポート追加は行わず
「ポートの同期」機能で内容が確定した際に
ポートを追加してもらう方向で考えました。
(プロパティ要素のプロパティ画面に「ポートの同期」ボタンがあります)


ただ、この点はお客様からのご要望や動作速度・処理などを考慮し
随時変更しています。
バージョン17.0に付属するSysMLアドインでは、ブロック要素への同期処理を追加します。