プロセスの例外の検知

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  プログラムの動作解析 > ビルドとデバッグ > デバッグ >

プロセスの例外の検知

利用手順:

リボン

動作解析 > ツール > デバッグ > プロセスの例外の検知

その他

デバッグサブウィンドウのツールバー: | プロセスの例外の検知

 

 

トピック :

項目

説明

例外の検知

アプリケーションがデバッグされていて、デバッガが例外を検知した場合には、アプリケーションの動作は停止し、デバッガはどのように処理をするか確認のメッセージを出します。

 

  • 例外に対して何も処理をせず、アプリケーションの処理を継続する
  • アプリケーションの処理を中断させたまま、発生した例外を適切な自動解決ルーチンや手動解決処理に渡す。

 

この情報はプロファイラサブウィンドウに表示されます。

2度目の例外

Enterprise Architectのデバッガにおいて、最初の例外は上記のような扱いになります。

もしアプリケーションが例外を適切に扱うことができた場合には、処理を継続します。もしアプリケーションが例外を扱うことができなかった場合には、デバッガは再度通知します。しかし、今度は発生した例外を解決しなければなりません。

この振る舞いは、デバッガが同じ例外に2回遭遇することから、2度目の例外と呼んでいます。この場合では、もし例外によって動作が停止しなかった場合、例外は無視され全体の処理には影響を与えないように処理を継続します。

処理のどこかで例外が発生するような大きくて複雑なシステムが対象の場合には、このような方法で対処できます。

初回例外

一方で、発生した例外をすぐに知り、原因を追及したいような場合には、デバッガに対して例外を通知するように指定できます。

この振る舞いを、初回例外と呼んでいます。

対象が個別の関数や処理に絞られ、例外の発生箇所が容易に追跡可能な場合には、この方法の対処がよいかもしれません。

選択

「プロセスの例外の検知」の項目を選択すると、初回例外を検知して対処できます。

この項目を選択しない場合には、発生した例外に対してアプリケーションが対処できなかった場合のみ、通知されます。

 

 

参照: