ここでは、プロジェクト内のタスクの管理に関するさまざまな機能を説明します。
設計開発プロジェクトのライフサイクルにおいては、プロジェクトの管理および終了の成功に結びつく、さまざまな非技術的なタスクがあります。例えば、さまざまなリソースの割り当てやタスクや会議への時間配分などがあります。Enterprise Architectは、こうした活動についての記録と管理を支援する機能もあります。
機能
Enterprise Architectはプロジェクトのタスク管理に関係するさまざまな機能があります。
項目 |
説明 |
プロジェクトのリソースの管理 |
リソースとは、プロジェクトに関係して作業を行う人々を指します。それぞれの人に役割を指定し、タスクを割り当てます。これにより、作業の記録やタスクの完了までの時間の推測に役立ちます。 また、作業・リスク・測定手段などを定義し、リソースの管理に役立てることができます。これらの作業はそれぞれサブウィンドウが用意されています。 (参照:担当者とタスク) |
要素に割り当てられたタスクをガントチャートの形式で表示して確認できます。この形式で表示することで、ある特定の期間におけるタスクの状況を把握しやすくなります。 ガントチャートでは、それぞれのタスクの開始日と終了日を表示します。また、それぞれのタスクの進捗率も色で表示されます。これにより行っているタスクとその状況を把握できます。 リソース名やタスクの状況はフィルタできます。また、期限を越えているタスクは赤色で表示されます。 ガントチャートは、パッケージ内の要素やダイアグラム内の要素に対して表示できます。 |
|
プロジェクト全体のタスク |
要素ごとのタスクとは別に、プロジェクトのタスクも定義・参照・表示できます。プロジェクトのタスクは、特定の要素には結びつかないタスクを定義するために利用します。 |
個人的なタスク |
自分のタスクサブウィンドウを利用することで、プロジェクト内で自分に関係するタスクのみを表示できます。 |
プロジェクト管理に関するサブウィンドウ |
Enterprise Architectでは、プロジェクト管理に関する5つのサブウィンドウを用意しています。モデル内でのそれぞれの内容の定義・参照に利用します。
(参照:プロジェクト管理に関するサブウィンドウ) |
注意: |
セキュリティ(アクセス権)機能が有効の場合には、 プロジェクト情報の管理のアクセス権が必要です。 |