<< 目次を表示 >> ページ位置: プログラムの動作解析 > ビルドとデバッグ > デバッグ > スコープ外にある変数の参照 |
利用手順:
リボン |
動作解析 > ウィンドウ > ウォッチ |
その他 |
動作解析サブウィンドウのツールバー : | ウォッチ |
ウォッチサブウィンドウ
ウォッチサブウィンドウではネイティブコード(C, C++, VB)において変数の値を参照できます。これらの機能は、ローカル変数の機能で見ることのできないモジュールやファイルの変数や、スタティックなクラスのメンバ変数の値を参照することできます。
また、Javaおよび.NET環境においては、スタティックなクラスのメンバ変数を参照するために利用できます。
ウォッチサブウィンドウを利用するためには、ツールバーの入力欄に変数の名前を入力してから、Enterキーを押すかウォッチ項目の追加アイコンをクリックしてください。
スタティックなクラスのメンバ変数を参照する場合には、完全修飾名でクラスを指定しなければなりません。
例: CMyClass::MyStaticVar
入力された内容は、現在実行中のスコープで名前を解決します。グローバル変数について、もし他のモジュールに同名のグローバル変数がある場合には、以下のように変数名の修飾が必要です。
例: modulename!variable_name
入力した名前に誤りがある場合には内容が表示されません。入力内容を修正する場合には、対象の文字列を選択してF2キーを押し、文字列を上書きしてください。この方法を利用することで、名前の編集を高速に行うことができます。
履歴
項目の名前はパッケージとログインIDの情報とともに保存されますので、次回に同じデバッグを実行する場合には、入力した項目は自動的に対象として表示されます。別の利用者がデバッグするときには表示されません。
参照: