ダイアグラムの内容を表示している場合に、指定した条件に該当する要素のみを目立たせることができます。この機能を簡易ダイアグラムフィルタ機能と呼びます。
以下のルールは、特別な動作をするルールです。それ以外のルールは、関係するプロパティの値でフィルタを適用します。
- 「関係要素」のフィルタは、ダイアグラム内で選択した要素と関係のある要素のみを通常表示します。選択した要素と直接の関係がない要素は、薄く表示されます。
- 「親子要素」のフィルタは、選択した要素とモデルブラウザ内で親子関係にある要素のみを通常表示します。
- 「スレッド」のフィルタは、シーケンス図でメッセージを選択した場合に、そのメッセージに関係する要素のみを通常表示します。
(ただし、メッセージの前後の要素が通常表示される場合、その要素間のすべてのメッセージが通常表示対象になるため、図の内容によっては関係がないメッセージも通常表示状態になります。)
利用手順:
注意:
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- 設定したフィルタは、開かれているすべてのダイアグラムに対して適用されます。
- 「関係要素」のフィルタを利用時に、フィルタ状態を一時的に解除するにはESCキーを押してください。
- フィルタが適用されている状態でTabキーを押すと、関係する要素間でカーソルキーを移動できます。
- ダイアグラムフィルタサブウィンドウでの設定内容は、このフィルタの機能よりも優先されます。ダイアグラムフィルタサブウィンドウでフィルタを設定していると、このリボンからのフィルタ機能は適用されません。
- ダイアグラムフィルタサブウィンドウ内の、効果を選択するドロップダウンリストで「要素を選択」が選ばれている場合、このフィルタ機能は動作しません。
- ダイアグラム内で要素を選択した状態でLキーを押すと、対象の要素についての入力と出力の接続について、別々の色で表示されます。このフィルタの機能と合わせて利用すると便利です。
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参照: