データベースの設計・生成と読み込み

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  その他の記法のモデリング >

データベースの設計・生成と読み込み

モデルベースのシステム開発の強みは、システムのあらゆる側面を可視化し、分析・設計することができることです。システムの他のモデルと一緒に情報やデータを表示・管理することで、関係が明確になり、認識誤りの可能性を減らすことができます。Enterprise Architectは、概念モデルでの情報の表現からデータベースオブジェクトの生成まで、データモデリングの分野を幅広くサポートしています。UMLモデルからデータベースのDLLを生成する場合にも、既存のDBMSをリバースエンジニアリングする場合にも利用できます。これにより、時間と貴重なプロジェクトのリソースを節約できます。

 

 

Enterprise Architectは、設計内容に対して概念・論理・物理の各層でモデル化できます。さまざまな機能を利用して、これらのモデルを相互に関連付け、トレーサビリティを確保できます。また、カスタマイズ可能なMDA変換機能を利用して、論理モデルや物理モデルを自動的に生成できます。強力なリバースエンジニアリング機能を使って、既存のデータベースを読み込み、図として可視化するほか、モデルの内容と実際のデータベースの内容を比較できます。

 

このヘルプでは、データベースビルダーを含むさまざまな機能を使用して、データモデルのリバースエンジニアリングやフォワードエンジニアリングを含むデータの設計・管理・可視化を行い、実際のデータベースに反映させる方法を説明します。

 

データベースビルダーは、物理的なデータモデルの作成と管理に使用できます。稼働中のDBMSに接続できるため、動作しているデータベースの読み込み・生成・比較・変更が可能です。