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エンタープライズアーキテクチャは、継続的に進化し続ける世界においてグローバルマーケットに遅れずについて行くために必要となる、自分たちのビジネスの根本の把握に欠かせないものです。Enterprise Architectには、このエンタプライズアーキテクチャの考え方を具体化するフレームワークに対するサポートもあります。ビジネスの目的等を目的するためのモデリング言語も利用できます。
項目 |
説明 |
ザックマンフレームワーク |
ザックマンフレームワークは、Enterprise Architecture(エンタープライズアーキテクチャ)の設計に幅広く利用されている手法です。このフレームワークはシンプルで、論理的な構造を持ちます。このフレームワークを利用すると、企業の情報インフラの定義に役立ちます。 |
TOGAF |
Open Group Architecture Framework (TOGAF) はEnterprise Architectureの構築に最も幅広く利用されているフレームワークです。TOGAFはオープンなフレームワークで、Enterprise Architectureの構築や管理について順を追って実行できる手法です。 |
UPDM |
Enterprise ArchitectでUnified Profile for DoDAF and MODAF (UPDM)を利用できるようになります。このUPDMは、モデルベースで計画・設計・実装を行うフレームワークです。 |
ArchiMate |
Archimateは、ビジネスプロセスの構築や処理・組織構造・情報の流れ・ITシステムや技術的なインフラを記述するための、共通の記法です。 |
エンタープライズアーキテクチャは、企業という「船」の舵取りを支援し、安全かつ合理的な方法で現在地から将来の場所への進路を描くことができる規律として登場しました。エンタープライズアーキテクチャは近年広がりを見せていますが、その起源はかなり前にあります。企業は、最も複雑なシステムとも言え、人間・政治・社会・ソフトウェア・ハードウェア・テクノロジーなどさまざまな要素で構成されています。ある程度以上の規模の企業では、一人の人間がすべての構成要素の関係を理解することは不可能です。その環境を形成する他の組織やシステムとの関係を理解することも、その企業がどのように発展できるか、すべきかを判断することも困難です。
エンタープライズアーキテクチャは、企業をさまざまな抽象レベルで可視化し、企業を現在の状態から将来の状態に移行する方法を示すロードマップを作成するために使用できます。
Enterprise Architectは、エンタープライズアーキテクチャの戦略的コンテキストの定義・エンタープライズアーキテクチャ自体の定義・その設計のために利用できます。また、最終的にビジネス価値を提供する実装を定義する範囲まで利用できるプラットフォームです。このプラットフォームは、アーキテクチャの情報リポジトリとしての役割と、アーキテクチャを作成し維持するプロセスを管理するツールとしての役割の両方を持ちます。アーキテクチャの要求の管理のプラットフォームとしても利用できます。豊富な可視化機能により、エグゼクティブレベルから実装チームに至るまで、利害関係者の理解を支援するさまざまなビューを作成し利用できます。
Enterprise Architectは、戦略・戦術・ソリューションの各アーキテクチャを定義し、管理職から導入実施者まで幅広い利害関係者に役立つビューを提供できます。ビジネス・情報・アプリケーション・テクノロジーの各アーキテクチャを作成・管理し、ベースラインとなるアーキテクチャとターゲットとなるアーキテクチャを定義して、移行を支援します。