読み込みのルール

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  Enterprise Architectの拡張 > コード読み込みの独自定義 > 読み込みの文法 >

読み込みのルール

読み込みのルールは、文字列をいくつかの塊に分解する、構造解析のために利用します。

 

それぞれのルールは1つ以上の定義で構成されます。それぞれの定義は、1つ以上の「用語」で構成されます。

 

 

ルールの種類

種類

説明

名前付きルール

定義のリストで構成される、基本的なルールの形式です。

 

例:

<rule> ::= <term1> <term2> | "-" <term1>;

インラインルール

定義内でルールを定義している場合には、括弧で囲みます。名前付きルールを別途定義して、そのルールを呼び出すのと同じです。

 

例:

<rule> ::= (<inline>);

任意ルール

[と]で囲まれたルールは、任意、つまりルールに合致してもしなくても良いことを示します。存在する場合がある内容の定義に利用します。

 

例:

<rule> ::= [<inline>];

繰り返しルール

同じルールが複数回繰り返される場合には、ルールの後に+を追加します。該当ルールに1回以上合致する必要があります。

 

例:

<rule> ::= <inline>+;

rule ::= (<term1> <term2>)+;

任意繰り返しルール

同じルールが複数回繰り返される場合で、0回も許容される場合には、ルールの後に*を追加します。

 

例:

<rule> ::= <inline>*;

rule ::= (<term1> <term2>)*;

 

 

参照: