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ここでは、描画スクリプトで利用可能な属性を説明します。なお、属性への値の設定は、描画コマンドなど他のコマンドを実行する前(描画スクリプトの先頭)で行わなければなりません。
属性には以下のような項目も含まれます。
文法:
attribute "=" value ";"
例:
shape main
{
//Initialisation attributes - must be before drawing commands
noshadow = "true";
h_align = "center";
//drawing commands
rectangle(0,0,100,100);
println("foo bar");
}
属性:
属性の名前 |
型 |
説明 |
bold |
string |
Trueに設定すると、その描画(およびサブシェイプでの描画)の文字列のを太文字で行います。
有効な値: True あるいは False (既定値 = False) |
italic |
string |
Trueに設定すると、その描画(およびサブシェイプでの描画)の文字列を斜体で行います。
有効な値: True あるいは False (既定値 = False) |
bottomAnchorOffset |
(int,int) |
ポートなどの付属要素に対して描画スクリプトを定義する場合に、親要素の境界線(下端)からのオフセット(表示位置)を指定します。
例 : bottomAnchorOffset=(0,-10); 付属要素を境界線から10ピクセル上に移動します。 |
dockable |
string |
対象の要素をスマート配置可能にするかどうかを指定します。ここで設定した場合には、配置した要素のコンテキストメニューの書式設定でこの挙動を変えることはできません。
有効な値: standard あるいは off |
editableField |
string |
直接編集可能な項目を指定します。 この項目は要素の描画スクリプトでのみ有効です。接続の描画スクリプトでは利用できません。設定しない場合には、名前が直接編集可能な項目になります。
有効な値: alias, name, note, stereotype |
endPointY, |
integer |
接続の "target" および "source" の指定でのみ有効です。"main"で定義される描画内容とどこで接続するかを指定します。
既定値: ともに0 |
fixedAspectRatio |
string |
trueを指定すると、要素の縦横の比が固定されます。要素の縦横の比を固定したい場合以外には利用しないでください。 |
h_Align |
string |
テキストや他の描画スクリプトの横方向の配置を指定します。
有効な値: left, center, right |
layoutType |
string |
描画スクリプトを複数組み合わせて利用する場合に指定が必要です。「描画スクリプトの階層化」のページをご覧ください。
有効な値: leftright, topdown, border |
leftAnchorOffset |
(int,int) |
ポートなどの付属要素に対して描画スクリプトを定義する場合に、親要素の境界線(左端)からのオフセット(表示位置)を指定します。
例 : leftAnchorOffset=(10,0); 付属要素を境界線から10ピクセル右に移動します。 |
noShadow |
string |
trueを指定すると、要素の影を描画しません。
有効な値:true あるいは false(既定値= false) |
orientation |
string |
"decoration"のみに利用可能です。要素の描画範囲のうち、どこに描画するかを指定します。
有効な値: NW, N, NE, E, SE, S, SW, W |
preferredHeight |
|
境界レイアウトで"S"あるいは"N"の場合に利用します。 レイアウトを行う場合にどの程度描画領域を確保するかを指定します。 |
preferredWidth |
|
境界レイアウトで"E"あるいは"W"の場合、あるいは左右(leftright)レイアウトで利用します。 レイアウトを行う場合にどの程度描画領域を確保するかを指定します。 |
rightAnchorOffset |
(int,int) |
ポートなどの付属要素に対して描画スクリプトを定義する場合に、親要素の境界線(右端)からのオフセット(表示位置)を指定します。
例 : rightAnchorOffset=(-10,0); 付属要素を境界線から10ピクセル左に移動します。 |
rotatable |
string |
falseに設定すると図形を回転させません。接続の描画において、 "source" か "target" の場合にのみ有効です。
有効な値:true あるいは false 既定値:true |
scalable |
string |
falseを指定すると、図形の拡大縮小がされなくなります。接続の描画において有効です。
有効な値:true あるいは false 既定値:true |
topAnchorOffset |
(int,int) |
ポートなどの付属要素に対して描画スクリプトを定義する場合に、親要素の境界線(上端)からのオフセット(表示位置)を指定します。
例 : topAnchorOffset=(0,10); 付属要素を境界線から10ピクセル下に移動します。 |
v_Align |
string |
テキストや他の描画スクリプトの縦方向の配置を指定します。
有効な値: top, center, bottom |