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この章では、アプリケーションが動作した内容をシーケンス図として自動生成する機能について、説明します。
シーケンス図の自動生成機能を利用することで、以下のような内容が表現されます。
シーケンス図の自動生成機能を利用することで、処理内の問題点の発見を効率化し、予期しないシステムの振る舞いを可視化し、データフローの不一致の発見を効率化できます。さらに、システムの状態遷移をシーケンス図上に表現できます。
利用手順:
リボン |
動作解析 > ツール > 記録 > サブウィンドウの表示 |
概要
最も基本的な生成であれば、いくつかの作業でシーケンス図を生成できます。まず、対象のソースコードをソースコードエディタで開き(Ctrl+Shift+O)、対象となるメソッドに記録マーカーを配置した上で、実行中のデバッグ版アプリケーションにEnterprise Architectのデバッガから「アタッチ」することです。該当のメソッドが呼ばれるたびに、処理内容が記録され記録サブウィンドウにログとして表示されます。このログから、シーケンス図を自動生成できます。
サンプルモデルからシーケンス図を生成した例です。
同じ内容から、関係したクラス要素のみを配置したクラス図を生成できます。
動作結果から生成したテストドメイン図の例です。
さまざまな機能や設定を行う場合やプログラムの最初から記録したい場合には、動作解析の設定を行う必要があります。しかし、上記のように単純な方法でも機能の概要を把握できます。
動作の記録中には、スレッドの動作を確認できます。また、動作状況に応じてコールスタックの情報も自動的に更新されます。これらの情報から、アプリケーションの動作を把握する助けにできます。
動作の記録機能の概要
生成対象
制御
連携
対象プラットフォーム
条件
注意: |
デバッグや動作の記録の機能は、OracleのWeblogic環境には対応していません。 |