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要素は、モデルを構成する部品であり、接続と合わせて利用することで、企業のアーキテクチャやビジネス・システムやソフトウェアの設計内容などを記述できます。モデルを構成する要素はモデルブラウザ内に表示され、1つないしは複数のダイアグラムに配置され利用されます。Enterprise Architectでは、要素に対してテスト項目やタスクなど、設計支援に関連するさまざまな情報を結びつけることもできます。
要素の種類はモデリング言語やプロファイルで定義されます。例えば、クラス要素やユースケース要素はUMLで定義されています。アクティビティやゲートウェイはBPMNで定義されています。ブロックや要求はSysMLで定義されています。それぞれのモデリング言語では、要素ごとの外見(表示形式)や目的・利用方法についても定めています。
ダイアグラム内で要素を作成したり選択したりすると、要素の右上にいくつかのアイコンが表示されます。このアイコンからは、クイックリンクなどのさまざまな機能を呼び出せます。特に、クイックリンクは要素間を結びつける作業を効率的に行うことができる便利な機能です。
要素には、名前・説明(ノート)のほか、さまざまなプロパティが設定できます。また、属性や操作などの情報や、状態やバージョン・フェーズ・作者などの設計支援に関するプロパティも持ちます。
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