原則として、いずれか1つのダイアグラムのみで使うことを想定しているいくつかの要素(ダイアグラムに固有の要素と表現します)がある場合、その要素をモデルブラウザ内で表示するための特別な「ダイアグラム要素のパッケージ」がモデルブラウザに表示されます。このパッケージは、以下のような要素をダイアグラムに作成すると、そのダイアグラムを保持するパッケージに自動的に追加されます。
- ノート
- テキスト
- ハイパーリンク
- 他のダイアグラムへのリンク
- 画像を貼り付けた場合
- サブジェクト (境界)
- ナビゲーションセル
1つのパッケージには、ダイアグラム要素のパッケージは1つのみ存在します。つまり、パッケージ内に複数のダイアグラムがある場合でも、ダイアグラム要素のパッケージは1つのみとなり、パッケージ内のすべてのダイアグラムに配置されたダイアグラムに固有の要素がまとめて格納されます。
ダイアグラム要素のパッケージにはプロパティはありません。名前を設定することもできません。ダイアグラム固有の要素をモデルブラウザ内で参照可能にするためにのみ存在する擬似的なパッケージです。ダイアグラムに固有の要素は1つのダイアグラムでのみ利用することを前提としていますが、このパッケージからドラッグ&ドロップなどで配置することにより、複数のダイアグラムに配置できます。なお、ダイアグラム固有の要素を配置しているダイアグラムが削除された場合でも、このパッケージ内の要素はそのまま残ります。
(パッケージではありませんので、APIのPackageとして取得したり扱ったりできません。)
ダイアグラム要素パッケージは、モデルブラウザ内では以下のような3つの青い点と{}の名前で表示されます。
