ダイアグラムプロファイルを作成する場合に、pdata および styleexの属性を設定することで、プロファイルで作成されるダイアグラムのプロパティの既定値を指定できます。同時に複数の属性を設定する場合には、セミコロンで属性を区切って一つの文字列として設定します。以下は設定例です。
また、それぞれの設定内容の詳細は、ダイアグラムのプロパティの設定内容と同じです。それぞれの設定項目の意味については、「ダイアグラムのプロパティ」のヘルプページをご覧下さい。
HideQuals=0;AdvanceElementProps=1;ShowNotes=1;
利用手順:
対象のメタクラス要素を選択して下記の操作を実行し、属性のプロパティダイアログを表示します。
'styleex'あるいは'pdata'という名前の属性を作成し、型の欄にはstringと入力します。初期値の欄にあるボタンを押し、下記の内容のうち必要な内容を記入します。
リボン
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モデル > 要素 > サブウィンドウ > 属性
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コンテキストメニュー
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- ダイアグラムのメタクラス要素を右クリック | 属性・操作と付属要素 | 属性
- モデルブラウザのメタクラス要素を右クリック | 属性・操作と付属要素 | 属性
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キーボード
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F9
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styleex: string =
- AdvancedConnectorProps=1; (接続のプロパティ文字列を表示)
- AdvancedElementProps=1; (要素のプロパティ文字列を表示)
- AdvancedFeatureProps=1; (属性・操作のプロパティ文字列を表示)
- AttPkg=1; (パッケージの内容を表示)
- DefaultLang=言語名; (ダイアグラムごとの既定の言語を指定できます。JavaなどのEnterprise Architectの既定の言語のほか、独自に定義した言語を指定できます。)
- ExcludeRTF=1; (ドキュメント生成の対象外にする)
- HandDraw=1; (手書き風)
- HideConnStereotype=1; (接続のステレオタイプを非表示)
- HideQuals=0; (可視性の記号を表示)
- NoFullScope=1; (要素の上位クラスの名前を非表示。例 "ParentClass::ChildClass" を "ChildClass" のように表示)
- SeqTopMargin=50; (シーケンス図の上部の余白の設定)
- ShowAsList=*; (指定した形式で表示します。1: 要素一覧, 2:ガントチャート形式, 3:仕様ビュー, 4:マトリックスビュー )
- ShowMaint=1; (保守の区画を表示)
- ShowNotes=1; (ノートの区画を表示)
- ShowOpRetType=1; (操作の戻り値の型を表示)
- ShowTests=1; (テストの区画を表示)
- SuppConnectorLabels=1; (接続のラベルを非表示)
- SuppressBrackets=1; (引数のない操作には括弧を非表示)
- TConnectorNotation=Option; (ここで Option は UML 2.1, IDEF1X, Information Engineering のいずれかです。)
- TExplicitNavigability=1; (関連の誘導可能性を明示)
- VisibleAttributeDetail=1; (属性の名前と型を表示)
- Whiteboard=1; (ホワイトボードモード)
pdata: string =
- HideAtts=0; (属性の区画を表示)
- HideEStereo=0; (要素のステレオタイプを表示)
- HideOps=0; (操作の区画を表示)
- HideParents=0; (親クラスとインターフェース名を表示)
- HideProps=0; (プロパティ操作を表示)
- HideRel=0; (接続を表示)
- HideStereo=0; (属性・操作の「ステレオタイプを表示」)
- OpParams=3; (操作のパラメータの表示設定)
- ShowCons=1; (制約の区画を表示)
- ShowIcons=1; (ステレオタイプの独自アイコン)
- ShowReqs=1; (要求の区画を表示)
- ShowSN=1; (メッセージのノートを表示)
- ShowTags=1; (タグ付き値の区画を表示)
- SuppCN=0;(コミュニケーション図の番号を表示)
- UseAlias=1; (別名で表示)
参照: