要素の外見を画像で指定

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要素の外見を画像で指定

独自の要素を定義する際に、その要素のダイアグラム内での外見(表示内容)を、画像を利用して独自の外見に設定できます。この設定について説明します。

 

 

要素の外見を画像で指定する

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操作方法

1

まず、画像の管理ダイアログを利用し、MDGテクノロジーで設定したい画像を追加します。

2

独自のプロファイルを定義するダイアグラムを開き、その画像を適用したい独自の要素を定義します。

描画スクリプトで、その画像を利用するように設定します。

(参考:描画コマンド)

3

通常のステレオタイプ要素を追加する手順と同様に、ツールボックスプロファイルとして要素を追加し、関係する要素を属性として定義します。

それぞれの属性は、ステレオタイプ名と元となる要素あるいは接続の種類を含めた形で名前を指定します。

例:

SysML::Block(UML::Class)

  • SysML は独自に定義したプロファイル名です。
  • UML::Class はUMLのクラス要素を拡張することを示します
  • Block は独自に定義したステレオタイプ名です。

4

ツールボックスプロファイルに対応するダイアグラムプロファイルを定義します。

ダイアグラムを開いた場合に、定義したツールボックスが表示されるように設定します。

5

UMLプロファイルツールボックスプロファイルダイアグラムプロファイルや、UMLプロファイル内で利用している画像を含むMDGテクノロジーを定義します。

(参考:画像ファイルの追加)

6

MDGテクノロジーを配置し、利用できるようにします。

ダイアグラム内に対象の要素を配置すると、その要素の外見として指定された画像が利用されます。

 

注意:

  • 描画スクリプトで画像を指定する際に、他の同名の画像と競合することを防ぐために、画像名にMDGテクノロジーの名称を含めることをお勧めします。
  • こうした作業は1回完成することはなく、通常は定義した内容を実際に試してその結果を確認し、内容を調整する作業を繰り返すことになります。