MDGテクノロジーは、2通りの方法で利用できます。ファイルとして利用する方法と、アドインとして利用する方法です。
ファイルとして利用する
ファイルとして利用する場合、いくつかの選択肢があります。:
- Enterprise Architectの機能を利用して、%APPDATA%フォルダに読み込む。この詳細は、「MDGテクノロジーの読み込み」のページをご覧ください。
- MDGテクノロジーファイルを、モデルブラウザ内のリソースタブからプロジェクトに読み込む (読み込んだプロジェクトでのみ有効になります。)
- MDGテクノロジーファイルを、Enterprise ArchitectのインストールディレクトリにあるMDGTechnologiesディレクトリの中に配置する。(既定値ではC:\Program Files\SparxSystems Japan\EA\MDGTechnologiesになります。)Enterprise Architectを再起動すると、対象のMDGテクノロジーがすべてのプロジェクトに対して有効になります。この方法の場合、MDGテクノロジーは、ファイルを配置したマシンでのみ有効です。他のマシンでプロジェクトを開いた場合には、そのMDGテクノロジーは利用できません。
- MDGテクノロジーファイルをネットワークドライブなど任意のディレクトリに配置し、「アドイン・拡張」リボン内の「MDGテクノロジー」パネルにある「設定」ボタンを押します。追加設定ボタンを押して、先ほど配置したディレクトリを指定します。この方法で指定したMDGテクノロジーは、設定したマシンでのみ有効ですが、他のマシンでも同じネットワークドライブを参照するように設定することで、1つのMDGテクノロジーファイルを多くの人が参照できます。
- プロジェクトにMDGテクノロジーファイルを読み込む。この場合には、モデルブラウザ内のリソースタブにMDGテクノロジーが表示され、そのプロジェクトを開く人はそのMDGテクノロジーが利用できるようになります。
アドインとして利用する
アドインとして利用する場合には、EA_OnInitializeTechnologiesイベントをアドインで実装し、リソースなどに保存したMDGテクノロジーの情報を渡さなければなりません。
以下のVB.NETのコードがその例になります。
Public Function EA_OnInitializeTechnologies(ByVal Repository As EA.Repository) As Object
EA_OnInitializeTechnologies = My.Resources.MyTechnology
End Function
参照: