モデルの内容を独自形式で入出力

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モデルの内容を独自形式で入出力

Enterprise Architectでは、モデルの内容の読み込みあるいは出力について、XMIあるいはXMLの形式の場合にはMDGテクノロジーで入出力のルールを追加できます。このルールは、XSLT(Extensible Stylesheet Language Transformation)の形式で指定します。

 

 

読み込みの処理を追加する

#

操作方法

1

エディタなどを利用して、任意のEnterprise Architectが出力可能な形式(XMIなど)から、希望する形式に変換するためのXSLTを作成します。

2

Enterprise Architectを起動し、MDGテクノロジーファイルを生成するために利用するプロジェクトを開きます。スクリプトサブウィンドウを開き、スクリプトを追加します(言語は問いません)。

スクリプトの内容として、1番で作成したXSLTを貼り付けます。

3

MDGテクノロジー作成ウィザードで、該当のスクリプトを含めます。mtsファイルを出力します。

4

必要に応じて,mtsファイルを編集し追加の情報を記載します。MDGテクノロジーウィザードでそのmtsファイルを指定し、MDGテクノロジーのファイルを生成します。

作成したMDGテクノロジーの設定ファイル(mtsファイル)をテキストエディタで開きます。

5

<Script で始まる行を編集します。

  • nameでは、「生成・入出力 | モデルの入出力」 のメニュー項目以下に表示される内容を指定します。
  • typeでは、 「Publish-」 という文字列と、出力対象の元になるEnterprise Architectの形式を指定します。
  • languageには常に「XSLT」を指定します。

 

 例:

<Script

   name="YourTechnology"

type="Publish-UML 2.1(XMI 2.1)"

   language="XSLT">

<Content

  xmlns:dt="urn:schemas-microsoft-com:datatypes" dt:dt="bin.base64">

</Content>

</Script>

6

編集したmtsファイルを利用して、再度MDGテクノロジーファイルを生成します。

 

 

出力の処理を追加する

#

操作方法

1

エディタなどを利用して、希望する形式から任意のEnterprise Architectが読み込み可能な形式(XMIなど)に変換するためのXSLTを作成します。

2

Enterprise Architectを起動し、MDGテクノロジーファイルを生成するために利用するプロジェクトを開きます。スクリプトサブウィンドウを開き、スクリプトを追加します。(言語は問いません)

スクリプトの内容として、1番で作成したXSLTを貼り付けます。

3

MDGテクノロジー作成ウィザードで、該当のスクリプトを含めます。mtsファイルを出力します。

4

作成したMDGテクノロジーの設定ファイル(mtsファイル)をテキストエディタで開きます。

5

<Script で始まる行を編集します。

  • nameでは、「生成・入出力 | モデルの入出力」 のメニュー項目以下に表示される内容を指定します。
  • typeでは、 「Publish-」 という文字列と、出力対象の元になるEnterprise Architectの形式を指定します。
  • languageには常に「XSLT」を指定します。

 

例:

<Script

   name="YourTechnology"

type="Import-UML 2.1(XMI 2.1)"

   language="XSLT">

<Content

  xmlns:dt="urn:schemas-microsoft-com:datatypes" dt:dt="bin.base64">

</Content>

</Script>

6

編集したmtsファイルを利用して、再度MDGテクノロジーファイルを生成します。

 

注意:

変換ルールは、XSLT 1.0で作成してください。

 

 

参照: