<< 目次を表示 >> ページ位置: Enterprise Architectの拡張 > 独自の表記方法・記述言語の定義 |
モデリングの対象によっては、UMLでは適切に表現できなかったり、プログラム言語の内容をUMLで適切に表現できなかったり、特定のドメインでのモデリングの方法にUMLが適していなかったりするような場合もあります。このような場合に要求を満たすために、既存のUMLの表現や内容を拡張し、独自のモデリング言語を定義して利用するようなことが可能です。このような独自のモデリング言語を、DSL(Domain Specific Language)と呼ぶことがあります。
Enterprise Architectの場合には、MDGテクノロジーと呼ばれる拡張機能を利用します。このMDGテクノロジーには以下のような内容が含まれます。
MDGテクノロジーの作成ウィザードを利用することで、上記のようなさまざまな定義を1つのMDGテクノロジーファイルに簡単にまとめることができます。
関連する機能
項目 |
説明 |
UMLモデルの拡張 |
MDGテクノロジーの作成ウィザードを利用することで、UMLモデルを拡張した独自の要素・接続を定義できます。 |
MDGテクノロジーの利用 |
独自に作成したプロファイルの他、スクリプトやパターンなどをまとめて1つの「MDGテクノロジー」ファイルとして配布・利用できます。 |
独自のMDGテクノロジーの定義 |
独自のモデリング言語を定義する場合には、MDGテクノロジーを独自に作成する必要があります。描画スクリプトや独自のタグ付き値の型・コード生成テンプレートなどを含めることができます。 |
参照: