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モデルの評価の設定を利用すると、評価機能を実行した際にどのルールを利用するかを指定できます。MTSファイルに設定を追加することで、Enterprise Architectの起動時に毎回この設定を変更する必要がなくなります。
利用手順:
対象のMTSファイルを直接編集する必要があります。必要に応じて下記の内容を追加し、保存してください。
ホワイトリスト:
この有効な評価ルール(ホワイトリストと呼びます)を設定には、MTSファイルをエディタで開き、以下の<ModelValidation>ブロックの内容を追加します。追加する場所は<MDG.Selections>ブロックの中です。
<ModelValidation>
<RuleSet name="BPMNRules"/> <!-- Project.DefineRuleCategoryで定義されるルールセットID -->
<RuleSet name="MVR7F0001"/> <!-- 複数のルールセットIDを指定できます。 -->
</ModelValidation>
ルールセットIDには空白を含まないようにして下さい。
ブラックリスト:
逆に、無効にするルール(ブラックリストと呼びます)を指定する場合には、MTSファイルをテキストエディタで開き、<ModelValidation>ブロックに以下のような内容を追加します。
<ModelValidation isBlackList="true">
<RuleSet name="BPMNRules"/>
<RuleSet name="MVR7F0001"/>
</ModelValidation>
上の例で、"BPMNRules"はProject.DefineRuleCategoryで定義されるルールセットIDです。詳細は 「Project Interface」 のページをご覧下さい。"MVR7F0001"はEnterprise Architectの既定のルールセットのIDです。これらのルールは、特定のMDGテクノロジーを既定のMDGテクノロジーに設定した際に反映されます。既定のMDGテクノロジーが設定されていない状態では、すべてのルールが有効になります。