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XMLファイルの読み込みに失敗した場合や、作業中にネットワークが切断された場合などには、モデル内部に不整合が発生する可能性があります。このような場合には、不整合の有無を検出し修正するために、プロジェクトの整合性確認の機能を実行することをお勧めします。
確認する項目については、状況に応じて指定します。整合性チェックでは、プロジェクトのデータベース内のすべての情報を対象に、他の項目との関連が不適切な項目や、保存されている情報に不足がある場合を検出します。なお、この機能は、UMLとしての文法・表現のチェックや、モデル内の意味の整合性の確認、設計内容の正確性や適合性を検出するための機能ではありません。ツールとして正常に動作するための、内部のデータの整合性の確認のための機能です。
まず、モデルに対して不整合があるかどうかの確認処理を実行し、もし問題点が発見される場合には、修復処理を実行してください。
Enterprise Architectが修復処理を実行すると、状況によってはモデルブラウザに表示されていなかった「孤立していた項目」が復元できる場合があります。この場合には、モデルブラウザに「_recovered_」という名前のパッケージを自動的に作成し、その中に要素やダイアグラムなどの項目を移動します。このパッケージが作成された場合には、その内容を確認し、必要に応じて正しいパッケージへ移動したり削除したりしてください。
利用手順:
リボン |
プロジェクト > ツール > 管理 > 整合性確認 |
プロジェクトの整合性を確認する手順は次の通りです。:
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操作方法 |
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1 |
プロジェクトの整合性確認ダイアログを表示します。 |
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2 |
「処理対象」について、以下の中から選択します。通常はすべての項目にチェックを入れます。
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3 |
「アクション」について、以下のいずれかを選択します。
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4 |
内容を保存するには、結果を保存ボタンを押して出力先のファイルを指定してください。 |
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5 |
実行ボタンを押して処理を実行します。 処理内容はダイアログに表示されます。必要に応じて、ダイアログのサイズを変更することで内容が読みやすくなります。 |
注意: |
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参照: